モンスターハンター 長の資格・狩りの追憶

モンハンのノベライズ。作者はゆうきりん。
幾つか出ているモンハンのノベライズの中では最古の物で、PSの頃のMHの時代。
まだ2とか出る以前のはず。

そのゆうきりんさんの書いたシリーズが（多分）4つ出ているんですが、その後半2つ。
古本屋でやすかったのでついつい購入。

まぁ、内容は良くも悪くもモンハンのノベライズで。
依然少しこれの前作とかを覗いたことがあるので、特に驚きも無く。
主人公の大剣使いジーグと、そのパーティー仲間、ハンマー使いのエルメリアや、
ランサーのガノンなどとの狩りの話なんですが。
他の氷上さんなんかのノベライズと違うのは、やはりゲーム性の再現せいと言うか、その割合というか。

一刀の元に敵モンスターを切り伏せるとか、榴弾をモンスターにあて、体内からはじけさせる、
ということを、小説の中で可能にするかどうか、みたいな感じでして。
生物としてそれは多分おそらく正しいんですが、ゲームではそんな直ぐに決着は付かない。
そのあたりの割合、もしくは折り合いをどうやってつけるか、というか。

氷上さんのは比較的ゲームに近い感じで少しずつ聞いているとは思えない攻撃を蓄積していき、
最後に倒す、という感じ。
こちらのゆうきりんさんのは、どちらかというと、小説的な感じで、
一刀で敵を叩き伏せ、敵の攻撃に当たれば、それこそ一撃で死ぬような。
そんな感じでした。

やはり小説としてなこっちの方が好みかなぁ。
好き勝手なかんじの設定とかもあるし。そんなこんな感じでした。