クラインの壺読んだー

そんなわけで、脳内神書、99パーセントの誘拐を書いた岡嶋二人さんの最後の作品、「クラインの壺」読みました。

岡嶋二人さんを教えてくれた友人いわく微妙って言われて心配してたけど、おもしろかったです。普通に。
とはいえ、特別おもしろいわけでなく、いつかどこかで見たような、悪く言えばよくある話でもありましたが。

疑似体験ができるゲームを中心にヴァーチャルとリアルが入り混じっていく……。
て言う感じです。
攻殻機動隊や、マトリックス、ハリウッドの近未来SF物にあるようなヴァーチャルがリアルに取って代わるお話です。
確かに上記のを見た後ならまぁ、よくあるな。っていうことになります。
が、この作品のどこがすごいかって1989年にこれが出版されたということ。
Windows95が出る6年も前、IT革命が起こる遥か前にこういう発想をできるのはやっぱりすごいと思います。
森博嗣のすべてがFになるが95年に出版されたっていうのを知ったときと同じような衝撃を受けました。

今ではやや見劣りする感じを受けますが、それでも十分楽しめる作品だと思います。
単体の話ならやはり99%の誘拐をお薦めしますけど。

どうでもよさそうでよくない話

サンクリには行きませんでした。
そして、私が敬愛する、樺鬼さんとかKAZU3さんとかが参加してた律子誕生日本買えなかった……。

ばか、おれのばか！
なんで日曜日ごろごろ過ごして無駄にしちゃうかな！

ちゃんとサンクリ行けよ！
日曜日の俺をぶん殴りたい。
話によると完売したとか。もう……シャイセ！

再販してくれないかなぁ……。見たい……。