キミ
が
連れ出してくれたのは
最果ての場所
心残りな青空
と
不安がる茜空
も
溶け合うと
えも云われぬ
美しさ
となる
それは
恋する
キミの横顔
にも
似て
キミが
呟く
哀しみ
も
何処か
甘いコトバ
に
想えて
つい
吹き出して
しまった
まるで
わかっちゃいない
と
かぶりを振った
キミ
が
囁いた
「あなた サスペンス劇場なら
ここらへんで 海に沈められているわよ」
と
オンナゴコロ
を
理解しないモノ
は
海の藻屑
と
ならねば
とは
なんとも
理不尽な
聴こえないフリをして
キミの好きな歌
を
口ずさむ
シリアスな表情
は
何処へやら
いつのまにか
2人編成の
海辺の小さなコーラス隊
の
完成
だ
足下
の
ハート型の浸食も
味方してくれた
フタリには
サスペンスドラマ
より
ハッピィエンド
の
コメディ
が
似合うみたい
今度は
キミが
主導して
帰り途
の
課題曲
は
〜月がとっても青いから〜
月
が
青く
見える
夜
は
願いゴト
が
叶う。
って
キミ
に
教える
代わり
に
強く
手
を
握りしめよう