平成21年度静岡県総合計画審議会が開催されました。
今日は第2回目であり、基本構想の後半部分について意見交換が行なわれました。
私からは個々の施策の基本方向についてではなく、計画推進のための取り組みについてひと言述べました。
それは“お役所体質”からの脱皮です。
“お役所仕事”という言葉から連想するものは、なんでしょうか。
あまり前向きな感じではありませんね。
求めたものは「柔軟性」や「豊かな発想」です。
素晴らしい総合計画をつくっても、その実現にあたっては行政としての強力なリードが欠かせません。
そのためにも行政マンの意識改革が必要です。
意識改革というより意識革命とでもいったほうが正確かもしれません。
民間の発想・センスを取り入れて、悪しき前例主義や減点主義から脱却して欲しいと思います。
具体的な例として委員席に用意されていた鉛筆、消しゴム、マーカーペン、ポストイットをあげて話しました。
『昨日の日経新聞で東芝やスズキのコスト削減記事がありました。
この経済不況で鉛筆1本、消しゴムひとつまで節約をしています。
(委員の誰しもがペンの1本くらいはもって会議に臨むはずです)
だから各委員の席にいつも用意されている事務用品に私は違和感を感じます。
事務用品に限らず、どんな仕事にも“なぜこれが必要なのか”という意識をもって臨んで欲しいと思います。
それが普段からできていれば、事業仕分けをされても簡単に不用などとの判定は下されないと思いますよ』
ちょっと辛口意見になってしまいましたが、納税者の立場からすれば当然です。
しかし今夜はクリスマスイブ、少々ハートが痛みました。
ごめんなさいね、また来年もよろしくお願いいたします。