ひとりでも入れる労働組合“連合静岡ユニオン”の3回目の定期大会が開催されました。
企業内労組の大会と違い、ひとりひとりの労働者が自らの意思で加入したユニオンでもあり、ユニークな大会風景でした。
県内3ブロック(東・中・西)から選出された代議員9名と傍聴者・役員などを含め、全部で40名近くの参加者です。
大会の主人公は代議員であり、全員から近況報告やら加入動機やら悩みなどが話されました。
その報告を聞いてから、来賓である藤本参議院議員の挨拶をいただきます。
藤本議員にとっても初めての体験であり、新鮮な驚きを隠さずに感想を述べて、みなさんの声を国会へ届けたいという力強い挨拶でした。
代議員の声は切実です。
正社員からパートへの強制切り替えは免れたが、現在は希望退職が1次・2次と出されているという新たなる悩みを切々と訴えるAさん。
職場でユニオン分会を立ち上げたことで一方的な賃金切り下げを撤回させることができて、これからも何かあったら立ち向かっていく勇気が湧いてきたというBさん。
ユニオンに加入して初めて労基法を勉強したというCさんは、もっと早くユニオンの存在を知るべきだったと語ってくれました。
藤本議員も挨拶の中で感想として「それぞれの知識や情報の交換が大事である」と述べていましたが、私自身もあらためてそのことを強く感じました。
みなさん、これからも一緒にがんばっていきましょう。