正直の上にバカが付く

食の安全「消費者やかましいから徹底」＝靖国参拝の方向－太田農水相(時事通信) - goo ニュース

確かに、清潔志向がむやみに強い消費者が、
過剰に「安全」を求めているきらいはある。
しかし、それを「やかましいから」と広言してしまうのは、
政治家以前に、社会人としての常識がないなあ。

特に、今度の内閣は、嘘でも「消費者行政担当大臣」なんてポストを作って、
形だけでも消費者の方を向いていますよ、てな顔をしているのに、
内輪からバラしてどうするんだ。

ただ、福田にとっては、この閣僚をすぐに罷免することで、
「あ、実は今度の内閣は消費者重視なんだ」と国民を欺き、
支持率をアップさせるチャンスかも。

そんな小技は期待できませんか。

そうは問屋がおろし金

僕には金に見える＝谷選手の夫、佳知さん〔五輪・柔道〕(時事通信) - goo ニュース

彼女の「ママでも金」発言を、
私は何となくうざったく思っていた。
理由はよく分からない。
# 「そう思うべきではない」という感覚もあるのだが。

「出産して、子育てをしながら練習もして」というところに
何となく作られた美談っぽさを感じていたからかも。
比較的恵まれた人が「大変な苦労をして」みたいに
語られていることへの違和感もあるのかな。

一個人に対しては（同世代でもあるし）
「お疲れさま」と思えるはずなのだが、
いろいろな面で「作られた」部分を感じてしまい、
素直にそう思えていない自分がいるなあ。

たばこは嫌いだけれども

1箱600―1000円念頭に調整へ＝たばこ議連(ロイター) - goo ニュース

私はたばこを吸わないし、
歩きたばこをする人間を見ると蹴ってやろうか、と思うこともあるが、
それとこの値上げとは別。

何か卑怯な感じがする。
本当に健康・周囲の環境に悪い、というのであれば
「禁止」したり、もっと分煙化を進めれば良いものを、
金が手に入るから、ということで認めて吸い上げようとしている。

個人的な感情で話をすると、
たばこの次は同じように、お酒に対しても高い税金がかけられ、
「飲んでもいいんだよ、お金さえ払ってくれればね、ゲヘヘ」
みたいな言い方をされるのでは、と、酒好きとしては気になる。

「たばこは吸わないから他人事」とは思わない方がいいだろう。

藤志楼「力士の春」所感

朝から高田馬場・御成門・府中と図書館を廻ってＣＤを借り替え。
何となく、追いかけられている感じがする。
少し廻る図書館の見直しをかけようかな。

その途中、ミュージックテイトで（当然、落語の）ＣＤ２枚購入。
末広亭の無料招待券まであとスタンプ２つ。

●「刻うどん」「葬儀屋さん」（福笑）
●「力士の春」「天災」（藤志楼（高田文夫））

前者についてはまだ聞いていない。
まあ、外れはないでしょう。

後者について。
藤志楼のＣＤを買うのは３枚目になるのだが、
「力士の春」を聞いていて、今までにない違和感を持った。

まず、口調に「老い」を感じた。
歯が悪いのか、声が漏れて、スパっと言い切る感じがしない。
妙な音が残る。

また、ネタの中で繰り返し出てくる「高田くん」についての言及に
違和感がある。
演者自身を褒めている感覚が気持ち悪い。
何だろう。以前には効いていた自己抑制が緩んでいる感じがする。
まあ、「桃太郎との二人会」という状況なので、
独演会とは異なる意識になっているのかも知れないが。

ちょっとした小ギャグなどは流石なのだが、
個人的には少し期待外れ。
毎日稽古して、人前で喋って鍛え上げたプロと違い、
「還暦」ということで様々な衰えが出てくるのかなあ。

内閣改造って…。

仕事をしない人をする人に替える、とか、
政策転換を図る、というのであれば、
まず首相を替えるべきなのでは？

目先を変える、小手先の小細工だなあ。

まあ、首相を替えるのは「内閣改造」とは呼ばないか。