朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

藤志楼「力士の春」所感

2008年08月02日 23時53分57秒 | 落語・講談・お笑い
朝から高田馬場・御成門・府中と図書館を廻ってCDを借り替え。
何となく、追いかけられている感じがする。
少し廻る図書館の見直しをかけようかな。

その途中、ミュージックテイトで(当然、落語の)CD2枚購入。
末広亭の無料招待券まであとスタンプ2つ。

●「刻うどん」「葬儀屋さん」(福笑)
●「力士の春」「天災」(藤志楼(高田文夫))

前者についてはまだ聞いていない。
まあ、外れはないでしょう。

後者について。
藤志楼のCDを買うのは3枚目になるのだが、
「力士の春」を聞いていて、今までにない違和感を持った。

まず、口調に「老い」を感じた。
歯が悪いのか、声が漏れて、スパっと言い切る感じがしない。
妙な音が残る。

また、ネタの中で繰り返し出てくる「高田くん」についての言及に
違和感がある。
演者自身を褒めている感覚が気持ち悪い。
何だろう。以前には効いていた自己抑制が緩んでいる感じがする。
まあ、「桃太郎との二人会」という状況なので、
独演会とは異なる意識になっているのかも知れないが。

ちょっとした小ギャグなどは流石なのだが、
個人的には少し期待外れ。
毎日稽古して、人前で喋って鍛え上げたプロと違い、
「還暦」ということで様々な衰えが出てくるのかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする