朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

第97回雀三郎つるっぱし亭

2011年07月22日 20時02分38秒 | 落語・講談・お笑い
昨日は仕事の後、鶴橋の「雀三郎つるっぱし亭」へ。
「松喬・三喬親子会」や「三三・桂吉弥ふたり会」など、
そこそこ面白げな落語会が他にあったので、
いつもの月よりは若干空いていたのでは、と思う。


「遊山船」(雀太):△

長い。前座で25分はしんどい。
科白は雀三郎のままだが、
雀三郎の軽さがあれば聞けるちょっとした捨て台詞や
設定(南京豆など)も、
この人の濃いキャラ付けだとしんど過ぎる。


「寝床」(雀三郎):○-

マクラで浄瑠璃の話など。
「芸が大きい分、下手な浄瑠璃だと被害も大きい」は、なるほど。

ネタは、特に変なことをやっている訳ではない。
ところどころ科白を足したり、
言い訳の中で「日本語が分からない」権助を入れたりしていたが、
特に世界をぶち壊したり、
旦那が不自然になったりするようなことはなく。
このあたり、個人的には枝雀より聞き易い。

ただ、根本的にはこのネタは
「この旦那は普段どうしているのか」や
「いつも浄瑠璃の会があるのではないか」といった
疑問を持ってしまうので、
特に好きにはなれないネタではあるなあ。


「禁酒関所」(出丸):△+

マクラは自分が禁酒をした話、酔っ払っての喧嘩の話。

ネタは、まあ、普通か。
酔っ払いがあまり上手くはない。
息を吹く仕草が多く、少し気になる。

侍があまり不快でないのは良かった。
出丸自身が酒好きで、ある程度侍に同感する部分があるからかな、と想像する。


「明るい悩み相談室」(雀三郎):○

中島らもの話を少しして、ネタへ。

まあ、雀三郎にしか出来ないネタではある。
人物描写がどうこう、というネタではないわな。
楽しみながら演っていれば良いのだと思う。
「わし戸叩いている」の男など、面白いは面白かった。
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