朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

久し振りにブラック毒演会へ

2010年01月10日 09時38分08秒 | 落語・講談・お笑い
昨日は昼から「ブラック毒演会」へ。
開演10分前くらいまで、客が10人いない。
久し振りに「つ離れ」しない会か、と思ったが
開演前後にそこそこ来て20人くらい。

東京から来てこの客数だと、
なかなかやる気にもなれないだろうなあ、と感じる。
TORIIホールは会場費も高いらしいし。

「漫談」(ブラック):△+

年末以来のCD発売を巡るトラブルから、
昔遭った寸借詐欺などの話。
あまり「被害者」っぽくなく、
冷静にネタとして話しているし、
整理されているのでついていきやすい。

しかし、「新春ネタ下ろし大会」と銘打って
ネタ下ろしを一席も出さない、ってのもどうなのかな。
確かに詐欺絡みで大変だったのは分かるのだが。
例えば「大阪では一度もやっていないネタ」とか、
何か理屈を付ければいいのに、と思ってしまう。


「万金丹」(ブラック):△

最初の2人の会話、腹が減っている情けない感じが出ていて良い。
ただ全体に淡々と会話が進んでいくし、
若い男の科白にもあまり抑揚もつけないので
眠くなってしまった。

万金丹の包みを出して適当に言っていくところは良かった。
ただこの「お茶湯には及ばねえ」というサゲ、
今伝わるのかなあ。


「せむし茶屋」(ブラック):△+

放送禁止用語(差別語の類)の話をマクラに振ってネタへ。

このネタ、たぶん初めて見た。
(吉朝のをどこかで聞いたくらい)
悪戯をするのではなく、
磯七?が若旦那を連れ出してタダで飲みたい、というのが
ベースになっているよう。
その方が客に嫌悪感を持たれるリスクは少ないだろう、とも思うが、
私の感覚では(「けんげしゃ茶屋」でもそうだが)
もっと悪戯としてやっているのでは、という気がする。
まあ、江戸では「お茶屋噺」はないし
(今日も浅草裏の「料理屋」と言っていた)、
この辺りの私の感覚は古いのだろう、と思うが。

全体には磯七の仕草など丁寧に描かれていて分かりやすい。
少し「かったい」の顔を見たときの驚き方がワンパターンかな。


「オマン公社」(ブラック):△+

財務大臣は菅になっていた。
財務大臣と事務次官の宮内庁・防衛省の民営化の会話から、
風俗の国営化ネタに入っていく。

出来は良かったと思うが、
科白をもう少しいじればもっとウケを取れると思う。
単に官庁名を変えているだけのように感じた。
いろいろな場所に行かせる際の科白に変化をつけるとか。
窓口の役人の雰囲気は出ていたし、
バイブ責めの場面など下らなくて良かったが。


しかしトータルで見て、3000円の値打があったとは
個人的には思えないなあ。
今後、大阪の毒演会の頻度を見直すようなので、
その機会に「CDのおまけ」に堕している落語会の位置付けも
考え直してもらえれば、と思う。
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