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2012年春、東北旅行(2)南相馬、新地

2012年04月25日 21時06分09秒 | 
4月7日(土)。
元々、石巻や女川に行く予定だった。

ところが前日に志津川から戻る列車の中で、
メガネのフレームを折ってしまった。
修理のため、出発を遅らせざるを得ないので、
少し予定を組み直し。

以前、沖縄に行った時も旅先でメガネを壊しており、
予備を持っていかないと、とその時は思っていたのに、
やはり忘れてしまった。
いかんいかん。

元々8日(日)に予定していた南相馬への旅行を、
旅程などを組み替えてこの日に実行。
11時過ぎに仙台を出て、常磐線の亘理まで。
ここから先、相馬までは津波の影響で鉄道は運休しており、
代替バスが運行されていた。
車両はJRの観光バス用のものであり、1時間に1本程度運行されている。
また、青春18も使用できる。
前日の宮城交通バスとはかなり違う位置付けのようだ。

相馬から原ノ町まで、途中区間だけ鉄道が復旧している。
車内の乗客の話を聞いていると、速度がバスとはかなり違うらしく、
残りの区間の開通も待ち侘びられている様子。

【相馬駅の駅名標示】



原ノ町は南相馬市の入り口の駅になる。
市役所まで歩いて被災状況を見る。
海側はかなり津波の被害を受けているそうだが、
駅から市役所の間では特に地震や津波の影響は感じられなかった。
中心街でシャッターが閉まっている商店は目に付く。
このあたりには、地震や津波、原発事故の影響がやや出ているのかも知れない。

【原ノ町駅に留置されている「ひたち」用車両】


【南相馬市役所の二宮尊徳】



原ノ町から相馬に戻り、相馬からバスで北上。
途中の新地駅で降りる。

海に向けて少し歩いた。
かなり綺麗な舗装道路が海に向かって作られている。
復旧のためにガレキの搬出が必要だし、
建設のためにも大きな車両が通行可能な道路が必要、ということで
まず道路を作ったのか、と思料。

【新しい道路】



新地駅より南側の線路敷や周囲を見ていた。
確かに手すりの曲がった橋など、津波の威力を感じさせるものは多少残っていたが、
ガレキなどはあまり残っておらず、
復興は無理にせよ、復旧が始まっている、という印象を受けた。
ただ南相馬市全体として言えば、
海側の様子はよく分からないし、
南部は一部福島原発の影響を受けているから前途多難なのだろう、と感じた。

【常磐線の架線柱跡】


【線路敷】


【橋】



近くの建物で小泉進次郎の講演会が行われるらしいが、
それは見ずにバスで亘理に戻り、仙台に帰った。

【新地での写真】
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