朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

文華の勉強会

2009年12月11日 03時35分43秒 | 落語・講談・お笑い
水曜の落語会2つ目。
「動楽亭」の後、夜は「文華の勉強会」へ。

鶴橋に早く着いたので、1時間程軽く飲んで「雀のおやど」。
ざっと40人くらいの入り。
同じ掛け持ちを考える人はいるらしく、
「動楽亭」でも見かけたお客さんがちらほら。


「天狗さし」(文華):○

元々口の動かし方にクセがある人なのだが(昔の病気のせいかも知れないが)
特にマクラで、以前よりも動きが大きくなっている気がする。
ちょっと心配。

マクラは吉本の大喜利、品川花月の話など。
割と好き放題喋っているが、よく考えられており面白い。

このネタは元々あまり好きではないのだが、面白く聞けた。
最初の「それをあんたに相談に来た」の繰り返し、
それを受ける男の辟易しているところがきっちり描写されている。
これが(今日の演り方の場合)サゲにつながってくる訳なので、
大事になってくるだろう。

天狗(と思って)捕まえるあたり、
けっこう仕草も大きく面白かった。
サゲは「それをあんたに相談に来た」。
まあ、このサゲで良いと思う。


「一人酒盛」(文華):△+

マクラは周りの酒飲み話。
「アルハラ」に対する文句は良いが、
「タバコが嫌がられる」話までいくと、少し本筋につなげづらくなる感じ。
同感ではあるけど。

このネタ、難しいなあ。
次第に酔っていくところ、使い方に遠慮がなくなっていくところは
きっちり描写されているのだが、
この酔っ払いにもっと「華」や「陽気さ」、
ある種の「クサさ」がないと、
ネタ全体が陰気になり、大きなウケにつながらない感じがする。
「何睨んどんねん」という科白が多いのだが、
これも何か他の形容で相手の男をイメージさせておいて、
最後の決め手みたいな位置付けで入れるのが良いかな、と思う。
相手の男にしても、最初はウジウジしていて、
途中で酒を飲んでいる男に対して怒りを向けるようになる、
という感情の流れにするのが良いと思うし。

丁寧に酔いを進めていくところは流石。
この人の「らくだ」を聞いてみたいな。


「狸茶屋」(文華):△+

「茶屋」と言っているが、このネタはもっと下衆な遊びだろう。
廓のやり手婆や女郎の熟れた感じが、
もう少し出た方が良いと思った。
そのあたりは、先日見た仁扇の方が雰囲気が出ていたかな。

途中で「もう少しでサゲ」とか言うのは
あまり好きになれない。
トントンとサゲまでいってしまって、
客を唖然とさせる類のネタだと思う。


最後の抽選会は当たらず。
腹ごしらえは済んでいたので、まっすぐ帰宅。
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12月10日(木)のつぶやき

2009年12月11日 00時19分51秒 | つぶやき
08:15 from web
今週の絶望放送を聞いた。もげー。斎藤千和すげえ。
09:51 from web
矢野大幅ダウン。やむなしとも思うが、守らないのだったら野球協約の「減額制限」なんて、年俸1億以上については廃止するとか、せめて率を見直すべきではないか?http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000006-spn-base
by kkmaru on Twitter
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