朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

既得権を手放さない世代への怨恨

2009年07月23日 23時55分39秒 | 社会
「若者を見殺しにする国」(赤木智弘)読了。

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「希望は、戦争。」というやや煽動的なキャッチフレーズで
「論座」に文章が掲載されたフリーターだが、
読んでいて気持が分からなくもなかった。
(見ている景色が違うので、「理解できる」とは言えないが)

文章を通底するのは、「上の世代に対する怨恨」だと感じた。
彼とは同世代なのだが、
私の中にも同じような感情はある。
(私は特に「団塊の世代」以上に対して、だが)
結局お前ら、いいところを持っていっているだろうが、という感覚。
あるいは、何を犠牲にしてでも
自分たちだけは守ろうとしていやがる、という思い。
年金など、顕著に現れていると思う。


そんな背景で、JALの企業年金カットのニュースを見る。

JALの企業年金カット、OBの3分の1以上が反対(朝日新聞) - goo ニュース

私の感覚では、
「OBども、お前らがJALをダメにしたんだろうが、
 税金注入が必要な状況になるのだったら、
 お前らもその責任をとって年金カットを受け入れろ」
というところ。
状況が変わっているのに、自分だけ既得権を守り続ける、なんて
ムシが良すぎる。

会社がつぶれたら、企業年金なんて元も子もなかろうに。
コメント
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