お城のデータ
所在地:野洲市木部町 (旧中主町木部) map:http://yahoo.jp/-ah7r2
現 状:竹藪
遺 構:土塁・石材・堀痕(側溝・用水路)
区 分:平城
築城期:
築城者:
訪城日:2014.6.15
お城の概要
木部集落の西端に、竹林が残っている。竹林ないは地割・土塁の一部が残っているが、宅地化・道路拡幅(堀埋め)大きく破壊されている。
竹林の東側には、空き地になり地割の石材や砕石石材多く残る。集落内も細く、迷路のごとく複雑で、堀を埋め道路拡幅。
歴 史
詳細不明
江戸期は領主 旗本上田氏。
旗本の知行形態には、知行取りと蔵米取りがありました。知行取りは実際に領地(知行地)が与えられ、ここから年貢を収納し、大名領に準じた独自の領内経営を行っていました。蔵米取りは領地は与えられず、幕府の直轄地から収納した蔵米の中から決まった額の米が支給されました。
初代・重秀が寛永十二年に賜った知行所は、近江国野洲郡内八ヶ村でした。現在、守山市域に含まれる森川原、服部、立花、小浜、中主町に含まれる木部、比江、小比江、吉川の各村で、そのうち、木部、小比江は他の領主と相給でした。
城址の西側の墓地
木部城・・遠景(南側より)
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城、木部誌
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