「小沢献金問題」が連日のニュースヘッドラインになっています。民主党・連合政権とは何かという命題にとって、この間の民主党と検察をめぐる関係性は興味深いものがあります。一般的に言えば、「日本帝国主義支配階級の分裂的事態」ということになるのでしょうか。したがって今回の検察動向にしても、いわば“確たるもの”が感じられません。すでに事実的に更迭されることが確実な樋渡検事総長が、自棄のヤンパチで陣頭指揮をとっているのでしょう。検察は政治権力を掌握した民主党政権との位置どりをどのようにするか、相当に混乱している・動揺していると見るべきなんでしょうね。