通常国会が始まりました

国会が始まりました。「予算の早期成立を」「金権疑惑の解明を」…。言っている立場が民主―自民に逆転しているだけで、まったく変わり映えのしない幕開けです。
小沢問題に対する一連の検察動向について、小沢・民主党擁護―検察批判の論調がかなり広範にあるようです。つい先だっても、「過激」な友人からそんな趣旨のＦＡＸが届いたところです。その人が言うには、民主党による政権交代は「革命」であり、それを腐敗した検察権力がつぶそうとするのは許せん…というのです。う～ん！「政権交代」に視座を据えるのではなく、「民主党政権」とは私たち労働者人民にとって何者であるのかに視点を定めて根底的な批判を貫徹することによって、民主党・連合政権打倒をみずからの主張とすることの中にしか階級的立場は成り立ちえないのではないでしょうかね。