北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

福島の後で広島で考えたこと

2011年08月08日 | 日記
「原爆と原発はまったく同じもの」とは、様々な文脈の中で語られる言葉です。6/19に福島での集会・デモに参加し、そして8・6を前後して広島の行動に参加して思うのは、この言葉はまさしく“真実”だということ。TVでも「ヒロシマ」テーマのプログラムをいくつか観て、GHQによる原爆に関するプレス・コードがいかに被爆者の怒りと悲しみを抑圧してきたか、この情報隠蔽こそ原爆の存在そのものに由来するものであることがよくわかります。そして福島原発事故をめぐる情報の隠蔽と操作。核はその性質からして、核を使用する権力による情報独占をもたらし、その結果として権力による情報の隠蔽と操作を容易にします。こうして労働者人民を徹底して疎外する存在が核だと思うのです。だから「原子力の平和利用」や「自主・民主・公開」の3原則など、そもそもペテンでしかない。それが核というものなのです。核は人間をとことんまで疎外する存在として、人類と共存する対象には決してならないのです。

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