３・１ビキニデー杉並集会

福島で「集団疎開裁判」を闘っておられる井上利男さんを迎えた「３・１ビキニデー原発いらない杉並集会」は、セシオン杉並ホールを埋める４４０人の結集で大成功しました。平日の夜の集会でしかも１８：３０開会の早い時間設定で、内心ではちょっと危惧していたのです。２０年前の労働環境ならいざ知らず、新自由主義の下で労働する非正規労働者と、その状況の中でさらなる長時間労働を強いられる正規労働者にとって、「１８：３０」に資本のくびきを放れるというのはなかなか厳しいものがあります。しかし！その状況を突破して、４４０の人々が集まってくれました。その想いに応えることのできた講演だったと思います。
この成功を経て、ＮＡＺＥＮ杉並が担うべき課題は重大です。福島の子どもたちの避難・保養運動、がれき搬入、東京の被曝実態調査…などなど、そして日常的な「ビキニ運動」の継続、さらにはふくしま共同診療所の東京的な活用の方策。この夏に向けて前進すべき課題は山積しています。