北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

日本ブルジョアジーの菅民主党政権への評価

2011年01月09日 | 日記
日本経団連・米倉会長は年頭記者会見で、菅民主党政権は合格点と述べていました。支持率20%の政権が合格とは、日本帝国主義ブルジョアジーの感覚とは何か?菅民主党政権がまさしく資本(主義)救済の政権であることを、この米倉発言は臆面もなく明らかにしています。また、菅首相は「たとえ支持率が1%になっても辞めない」と強弁しており、議会制民主主義がその本質においてブルジョア民主主義でしかないことを自己暴露しています。労働者人民の支持などどうでもよい、ブルジョアジーの支持さえあればよいのだ…と。これは議会制-政党政治の自己崩壊であり、29年大恐慌によってガタガタになった日本帝国主義の議会政治にきわめてよく似ており、そのことが軍部の社会全体における台頭を容易にしました。現代はその軍部に代わるブルジョア勢力とてなく、労働者階級の権力獲得に向けた革命運動の高揚にしか未来はないということですね。