Copyright2008-2014 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「なかばしのやなぎ」 透明水彩画 (660×500) 2012年作
岡山に来た頃の作品を紹介いたします。
2012年夏から秋まで少し描くことができました。
今制作している絵本の下地になってくれた作品たちです。
私の住んでる倉敷には古い街並みが保存されていまして、
海岸線から何キロも内陸に入ったところなんですが、
当時はここが港で、この川は運河だったそうです。
柳の木が川沿いに沢山植えてあって優しい葉が涼しげです。
葉がサラサラ風に揺れるのを見ていると
とっても心地いいんですよ♪
観光客の人からときおり「幽霊」とか言われたりしていますけど、
私はもっと愛着のあるイメージで眺め、楽しんでいます。
今日も風に揺れてみようかな
今日の風はどんなお話を運んできてくれるのだろう
楽しみだな~
サラサラサラ
あっ
西風さんが通るよ
山の話だね
「おもたい おもたい」
それはきっと桃の木さんが言ったんだね
甘い香りがいいね~
「チクチク チクチク」
山を下るときに転んで栗の木にぶつかったらチクチクして痛かったって?
あいつは僕も苦手だよ!
頑固なんだよなあいつ
でもミツバチには人気あるんだぜ
「クスクス クスクス」
えっ
僕の葉っぱがこちょばくて、いやじゃないけど笑っちゃうって?
・・・・・
じゃ
西風さんがこちょばくないように
歌でも歌うよ♪
サラサラサラ
サラサラサラ
お元気ですか?
連絡先変わってないので、
いつでも連絡ください。
まちょりますよ♪