Copyright2008-2014 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「おべんとう」 色鉛筆、透明水彩画 (500×390) 2012年作
白い洋館は大正生まれの町役場。
中橋の前で可愛らしいアクセントになっていて、
今は観光案内所として、また時折コンサート会場として利用されています。
中に入ってなにげなく窓ごしの風景に目をやると
建物の優しさからでしょうか
素直に時代をさかのぼり
この町が一番美しかったころに包まれたような
あたたかさや愛らしさを感じることができます。
当時運河だった倉敷川には、大きな錦鯉や魚たちが住んでいて、
魚のエサも道端で売っていていますから
観光がてらにエサやりを楽しむことができますよ。
夕方、おじさんが中橋の上から左側の石垣めがけて、
パンをちぎって得意げにあげていました。
どうやら石垣の隙間にお目当ての魚が住んでいるらしく
覗いてみますと・・・・
ウナギ!
たくさんの魚にまぎれながらニョロニョロ顔をだし
パクっと食べては、またお尻から石垣の隙間にもどりして
上手にパンを食べていました。
ちょっとした名物ウナギショーですね♪
「あいつは天然やから五千円やな~」
そんな美味しそうな言葉も聞こえてきます。
はじめは3匹も住んでいたそうなんですが、
私の見たときは1匹で
その1匹も、ある日を境にいなくなってしまいました。
おじさん落胆・・・・
「もうパンやめや~」
しばらく元気なさそうでしたが、
また魚にパンをあげていました。
ウナギ
無事やろか・・・・
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