理系オット50才、ピアノを始めた

彼の性格からしてきっと長続きします。エンジニアで会社員、ストイックで冷静沈着、感情より理性で動く、空気読むのが嫌いな変人

オットピアノの対極

2016年01月02日 08時30分57秒 | オットのピアノ
3年ほど前からでしょうか、私の母がオカリナを習っています。
自分の母とは思えないほど、方向音痴だったり、数学的センスが皆無だったり、なんだか抜けてる人です。
もちろんそれまで楽器経験などなかったのですが、老後の趣味として楽しんでいるようで、何よりと思っていました。



楽譜については、音階くらいはわかるようです。長さや休符は怪しいみたいで、私が帰省すると、楽譜とCDラジカセを持ってきて
「最初の入るところがいつもわからないんだけど」
とか持ちかけてきます。
ピアノの前奏が数小節に渡ったりするともうわからないみたいです。数えるだけなのにね。

この年末帰省した時に、また
「発表会で弾く曲なんだけど」
と楽譜を持ってきました。
テンポが早いうえに、1小節の中に音符がたくさんあってとてもとても大変だと言います。
と言っても四分音符と八分音符の連なりです。タイでつながっているところがあるので、長さは1あり、0.5あり、1.5あり、時々2あり。
音符の下にはドレミファが書きこんでありました。

「いい方法考えたんだよ。短い音をマルで囲み、長い音を四角で囲むことにした」

と自慢気に言うので唖然としてしまいました。しかも、
長さ2も1.5も四角で囲んじゃってます。少し長いなと感じれば長いことにしちゃってるようです。
私が唾を飛ばさんばかりに、
「これとこれは音の長さ違うのっ‼︎」
なんて言っても、
「これでいいんだよー。この音とこの音はほんとに長かったもん。」
なんて調子です。

オットといい、母といい、なんなんでしょう私の周りではもう。
大真面目に対極張ってる二人です。


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