理系オット50才、ピアノを始めた

彼の性格からしてきっと長続きします。エンジニアで会社員、ストイックで冷静沈着、感情より理性で動く、空気読むのが嫌いな変人

体験レッスンに行きました

2015年11月28日 11時24分36秒 | オットのピアノ
帰ってきました。

勝手にオットのカバンを開け、バイエルをチェックする私。



「メトロノーム?で練習しろって言ってたよ」

とオット。

電子ピアノのメトロノームの使い方を教えてあげると、ピアノの椅子に座りました。
初めて聴くオットのピアノです。


「1の指はどこだ」


ドのことのようです。教えてあげたら
弾きだしました、。

♪・・・♪・・・・♪・

こ、これはちょっと…


バイエルの最初って言ったら、ドレドレドレドレドー、ですよ。
なぜそんなにたどたどしく弾ける?

覗いてみると、指がプルプルしてます。指が言うこときかなーい、って感じなのかな。
でもあんまり見てると練習をやめちゃいそうなので、無関心を装って、キッチンで片付けをします。

すると、
「おーい、1の指はどこだー」

いったん手を離すとわからなくなるようです。
こんなことが二回ほどあって、
「なんでわかるんだ」
と言うので、黒鍵の並びで判別できることを教えてあげました。
さすがに、いったん教えると、ちゃんとインプットされるようです。

また、

「指番号で覚えてると、そのうち困るよ」

と教えてあげますと、

「知ってるよ。」と言います。
「『ドの音はいつもこの指なんですか?』って聞いたら、『違いますよ』って言われて、しぇ~ってなったもん」

ドの音がいつも親指って…んなわけないじゃん。
小学生でもそんなこと知っていますよ。
超初心者の頭の中は、経験者には想像もつきません。

体験レッスンとは言え、もうよく知ってる先生ということもあり、最初から入会する気満々でしたので、早速宿題と月謝袋をもらってました。

仕事もほぼ年中忙しいオット、練習する時間はあるでしょうか。




体験レッスン前日

2015年11月27日 22時00分05秒 | オットのピアノ
明日の土曜日はいよいよ体験レッスンという、その晩、私は

「楽譜の読み方教えてあげるから、少し弾いてみたら?少し慣れておけば、バイエルの最初なんてすぐ進むよ。」

と声をかけてみましたが、オットは断固として弾きませんでした。
たぶん、6年前にこの電子ピアノが来てからこの方、指一本触れてないと思います。
まっさらなままでレッスンを始めたいようです。


つまり、幼稚園児が習い始めるのと同じな訳ですが、大人ですから、理解力はまるで違うでしょうし、勘も効きますしね、バイエルはすぐ終わって、ある程度のところまではぐんぐん進んでいくのではないでしょうか。

次男がピアノを習いだしたのは遅くて、小学校6年生の時だったのですが、2年目には発表会で渚のアデリーヌを弾くまでになりました。(ちょっと背伸びの選曲かな、とは思いましたけど)

私の連弾の夢を叶えてくれるのは、次男ではなく、オットだったのか!?
期待はいろいろ膨らみます。


動機

2015年11月25日 21時24分44秒 | オットのピアノ
なぜ習う気になったのか、聞いてみました。

「私がやってるの見ていいなーと思った?」
「坂本龍一が弾きたいから?」

答えは


できないことをやってみたい


…だからってピアノやるかな。

さて。

体験レッスンの申し込みをしたのは、昔、次男が三年ほど教えてもらっていた近所の個人教室。
長男の同級生のお母さんが先生です。

ちなみに私は大手楽器メーカーの教室で習っています。私はそこを薦めたものだけど、オットは

「へっぽこりん(次男)と同じ条件で始めないと。」

なんの実験ですか、それは。

本物のピアノが欲しい私としては、オットが早くデジタルピアノとの違いに気づいて、ピアノ選びを一緒にしてくれないかな~、ひょっとして、やっぱりグランドピアノじゃなきゃダメでしょう、なんて言ってくれないかな~、と期待が膨らみます。

ピアノの先生は
「じゃあ、次男くんが使ってた赤いバイエル持ってきて下さいねー。ありますか?」

たぶん、あります。

私が以前、廃品回収の束に入れたら、オットが除けてたっけ。
あのころから、こんなこと、考えてたのね。







始まり

2015年11月21日 20時46分49秒 | オットのピアノ
憧れてたピアノを思い切って習い始めてもうすぐ二年になります。

習い始めてすぐに、クラビノーバじゃ全然練習にならないってことがわかり、
本物のピアノ購入に向けて調査、営業さんにも相談して、先日、いよいよ本気で買う体勢に入りました。

ところが、


「ちょっとまてーい!」


オットです。

いやいや。自分の収入で買うんだし、スペースはクラビノーバを処分すればできるし、騒音対策もちゃんと考えてるよ?


「おいらもピアノ習う」


は????!!!!

年末に、今年一番のビックリ!


楽器に全く縁のなかった50才サラリーマン。メーカーのエンジニア。今は管理職。九州男児。よく言えば硬派、悪く言えば愛想悪し。
それに…
楽譜読めるのかなあ、この人??

しかし私のピアノライフにプラスであることは間違いないと思って。

即、ピアノ教室の先生に体験レッスンの申し込みをしたのです。