木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

6月13日 木祖村イメージキャラ村民投票

2008年06月13日 | 活動日誌その他
 6月13~15日 木祖村イメージキャラクターの村民投票期間です。

 すでに小学生と中学生による投票は終了し、今回の村民投票でグランプリ以下、準グランプリ、入賞3点が選ばれ、村のイメージキャラが決定します。

 投票会場の役場村民ホールには、先だっての事前審査で68点に絞られた応募作品が展示されました。村民投票では、投票用紙は一戸に1枚の配布で、家族で投票人を話し合って決めます。投票用紙は1人2点投票することになっています。

 会場に投票に来た人は一点一点熱心に眺めていました。「うーーん、少し考える時間が必要だね」「沢山あって選ぶのが大変」と真剣な様子。

 将来にわたって使われる予定です。しっかり考えて選びましょう。

 

6月10日 締切迫る:第22回やぶはら高原ハーフマラソン

2008年06月10日 | 活動日誌その他
 来たる7月20日開催の 第22回やぶはら高原ハーフマラソン大会。そのエントリー締切が1週間後に迫りました。
 6月16日(当日消印有効)

 やぶはら高原ハーフマラソンは、こだまの森をスタートして、味噌川ダムによってできた奥木曽湖を一周する日本陸上競技連盟公認コース。
 標高差165mのアップダウンは、大腿四頭筋が悲鳴を上げる心臓破りのコースでもあります。

 種目はハーフから5kmまで、体力に合わせて選べます。今年は5kmに「60歳以上」の部門が新設されました。

 コース上には初夏のレースにありがたい「給水シャワー」もあります。

 クロスカントリー・レースに初参加の方にもオススメの大会です。昨年台風で中止になり、練習の成果が発揮できなかった方も、今年は是非リベンジを!。


詳細は以下をご覧下さい
■RUNNET 大会ガイド&エントリー
http://www.runnet.jp/runtes/detail.php?ses_competition_id=6686&ses_event_type_id=6603


■スポーツ・エントリー
http://www.sportsentry.ne.jp/event.php?tid=15267


■木祖村ホームページ
http://www.kisomura.com/modules/news/article.php?storyid=58


★★お問合せ先★★
〒399-6201 
長野県木曽郡木祖村大字薮原1191-1
やぶはら高原イベント実行委員会
Tel:0264-36-2766


TAICOCLUB '08 2日目の朝

2008年06月08日 | 活動日誌その他
 木曽川源流の山中という大自然、そのロケーションが最高の舞台を演出する TAICOCLUB'08 のリポートです。

 こだまの森マレットゴルフ場No.16h付近に設営したMyテントで、絶え間なく続くコンサートを聞きながら、夜を過ごしました。
 一夜明けたこだまの森は朝霧の中。明るくなって改めて会場を眺めると、テントサイトは超過密状態。わは!ここだけ木祖村の総人口より多いんだ・・・
 朝になると定時の木祖村放送が流れ、コンサートのリズムとミックスして会場に響きわたりました。微妙~にのどかです(笑。

 

 少し周辺を歩きながら野外音楽堂へ登っていくと、エスニック・ファッションに身を固めた女の子が2,3人、草むらにしゃがみこんでいたりします。
 九輪草(クリンソウ)の撮影でした。他にも何だかわからないけど、一生懸命デジカメを林の中に向けたり、木の上を何か探したりしてます(クワガタ探し?)。
 コンサートの合間に、皆さん自然としっかり触れ合ってるようですね。

   

 野音の前は、寝ころんだり、アウトドア用チェア広げて座ったり、踊ったりと自由なスタイルで音楽を聴いています。コンサートが午後まで続く野音では、特設ステージから続々人が集まって、盛り上がってきました。

 その後は思い思いにテントの撤収をはじめます。たぶん皆さん来年も木祖村にまた来るでしょう。
 その日まで、See You!


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 今回は入場者数に対して仮設トイレが足らなかったようです。センターハウス付近の土手に、立ちション姿が並んだのがチット残念でした。





こだまの森オールナイト’08 TAICOCLUB 開催

2008年06月08日 | 活動日誌その他
6月7日 木祖村のこだまの森にて、今年もTAICOCLUB'08が開催されました。
 噂によると早割・前売りあわせて5000枚のチケットは完売。当日券がないので、先週あたりヤフオクでは額面の2倍以上で取引されていたとか・・・。大人気ですね。
 当日会場で柳沢さんとお会いしました。2時頃のこだまの森の入口はものすごい行列で、受付だけで2時間待ちだったそうです。ちなみに私は、野外音楽堂で演る某アーティスト出演に合わせ、少し遅い時間に行ったので、難なく入場できました。

 数日前、村のある年配の方から「タイコクラブって、太鼓のコンサートかい?」とマジ顔で聞かれました。今年で3回目なのに・・・。口では上手く説明できませんので、以下の写真をどうぞ。

  

 今年の印象として、特設ステージの音響が、去年より少し小さいようです。
 個人的には、特設ステージよりも野音で聞いている方が好きですね。

  

 会場では、まったく知らない人から話しかけられたりします。
 ビールとチリビーンズを持って「楽しいよねえ、楽しいよねえ・・・(^_^)」

 これだけの人が、アルコール入りで集まっているのにイザコザ一つないようです。私の知る限り、数あるコンサートの中でも客層が比較的良いと思います。

 心地よいサウンドの中、夜の芝生に寝そべって、見上げた空には 天の川 ☆。
 都会の人が病みつきになる開放感がここには間違いなくある!

祝! 水木沢が「平成の名水百選」に

2008年06月06日 | 木祖村NewsClip
 木曽川源流の里:木祖村が誇る天然林「水木沢」が、環境省の「平成の名水百選」に選ばれました。

 環境省では、本年7月の北海道洞爺湖サミットにちなんで、水環境保全の一層の推進を目的に、従来の「名水百選」に加えて新たな名水「平成の名水百選」を選定。今回の選定では、地域の生活に溶け込んでいる清澄な水環境で、特に地域住民等による主体的かつ持続的な保全活動が行われていること等が主な基準になっているのが特徴です。
 
 樹齢550年のサワラをはじめとする推定樹林200年以上の混交林と、そこから湧き出る清流が国に評価されたことで、村内に残る貴重な原生林を「郷土の森」として保護してきた村民の努力が報われた思いです。源流の里の掲げる村にとっても大変喜ばしいことであります。

 なお、木祖村では 「水木沢天然林」のガイドブック づくりを進めています。現地で役立つ一冊になるようにポケットサイズ版で今夏発行予定。水木沢の自然観察のお供に、こちらも是非ご利用ください。

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■「平成の名水百選」を選定 サミットに向け環境省
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008060401000644.html
6月4日 17:32【共同通信】

■「平成の名水」誇る地元 松本や飯田、木祖
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080605/CK2008060502000002.html
6月5日【中日新聞】

■平成の名水百選:松本の湧水など4カ所--環境省 /長野http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080605ddlk20040014000c.html
6月5日【毎日新聞】

6月4日 御嶽山のまぼろしの滝

2008年06月05日 | 活動日誌その他
 6月4日 9:00~ 源流シンポジウム・エクスカーションコースの下見を行ないました。コースは8月31日に行なわれる御嶽山麓バス周遊「もうひとつの水源、霊峰と壮大な高原を巡る」です。
 コースは、おびただしい数の霊神碑を眺めつつ、御岳巡礼のバスルートである霊峰ラインからロープウェイを利用し、御嶽山七合目まで上がります。
 
 このコースの見所のひとつは御嶽山頂上にある四の池から流れ落ちる「まぼろしの滝」ですが、この日は入梅の影響でロープウェイより上部は霧雨状態。御嶽山が雲の中に隠れてしまい何も見ることはできませんでした。
 まぼろしの滝はシンポジウム当日も幻となってしまうのか・・・to be continued

  
ロープウェイ山頂駅周辺              昼食のメニュー

 コースは下山後、御岳山麓の国有林を抜けるブルーラインを抜け、昼食ポイントやまゆり荘へ。数あるメニューの中から当日の昼食を検討しました。
実際に食べてみて候補にあがったのが「イワナ天丼」!でした。
 季節限定メニューだったため、8月31日も提供してもらえるか調整中です。ご期待に沿えない場合もあるので写真はあえて掲載しません(笑)。こちらも請うご期待・・・

 昼食後は開田高原の山下家住宅へ。江戸時代末期に建てられた家が保たれている長野県宝です。 山下家は、代々「伯楽」と呼ばれた馬の医者で、庄屋・鍛冶屋とともに村の三役をつとめた大馬主でした。

  
九蔵峠展望台               おとなしい木曽馬

 コースはそこから九蔵峠を越えて木曽馬の里(木曽馬牧場)へ向かいます。
 御嶽山のビューポイント九蔵峠では、周辺の立ち木に手が入れられ以前よりも展望がよくなっていました。御嶽山麓の眺めがすばらしいのですが、雨があがった午後でも御嶽山は雲の中。写真でお伝えできないのが残念です。


好天で紅葉シーズンだとこんな景色です

 なお、木曽馬の里では御嶽山の映像をライブ配信中ですので、こちらもご参照ください。

 木曽のシンボル御嶽山と周辺の魅力はまだまだありますが、やはり当日実際に周遊していただくのが一番かと。第9回源流シンポジウムin木祖村のエクスカーションにみなさんふるってご参加ください。

6月3日 木曽川のアマゴ:タナビラ

2008年06月03日 | 活動日誌その他
 今日の食材は、木曽川のタナビラと葉ワサビです。

 日本の代表的な渓流魚には、イワナ(岩魚)と並んでヤマメ(山女魚)があり、ヤマメは美しい姿態と味の良さから「渓流の女王」と呼ばれています。
 そしてヤマメとよく対比されるのがアマゴ(天魚)で、一般的に両者は朱点の有無で区別していますが、木曽谷では両者とも「タナビラ(掌平魚)」と呼ばれています。
 タナビラの語源は定かではありませんが、掌のように平たいとか、岩魚よりも瀬を好み、水底よりも上層の"タナ"に居るからだとも。
 今日はアマゴばかりが釣れたので生きてた奴の写真がとれました。確かに何度見ても、パーマークと斑点が美しい淡水魚ですよね。

 天然山葵(ワサビ)は、村内の沢を歩いていると偶然見つける事がよくあります。しかし、ほとんどの場合、栽培されているワサビのように根は大きくならないので、葉だけ摘んで利用します。
 葉ワサビはサッと茹でてお浸しに。茹で過ぎるとワサビ特有のツ~ンとするのがなくなって、小松菜のようになってしまうので要注意。小さな葉は生でも、ハーブ感覚でサラダなどに混ぜても可。

 水が豊かな源流に位置する、木祖村ならではの収穫でした。

6月2日 町村議会議員研修会

2008年06月02日 | 木祖村議会と議員
 6月2日 13:00~松本文化会館に於いて長野県町村議会議員研修会が開催されました。今回は全議員が対象で、県内から600名以上が参加しました。

■講演内容
1、「地方議会の危機管理術」
  市町村アカデミー客員教授 大塚康男氏

2、「地方議会をどう変えるか」
  中央大学大学院教授 佐々木信夫氏 

 大塚氏の公演内容は、主に公職選挙法や政治資金規正法を対象とした議員の危機管理について。
 公職選挙法では、市町村議員の場合これまでの慣例や地域のしきたりとの板ばさみで判断に苦しむケースがあるのですが、様々な事例の法的解釈、住民監査請求や訴訟事例およびこれまでの判例などをあげての説明が多く、非常に参考になるものでした。
 特に、小さな町村で問題になりやすい「兼業の禁止」では、NPO法人との兼業、指定管理者との兼業などが取り上げられ、現時点での総務省判断や今後の判例によっては流動的な部分があるなど、興味深いものでした。

 佐々木氏の講演は、これまでの議員研修で聞いた公演内容と重複した部分があるものの、今後大きく変わる地方分権の状況:いわば急激な社会変化によって生じたひずみと、あるべき地方議会改革について。
 2018年完全移行を目指している道州制の問題や特例町村制度の話題などをまとめて説明されるので、現在進行中である自治体改革の最新動向と全体像を大まかに把握できる内容でした。そのうえで、将来的には地方議会を立法機関へとの位置づけで、自治体の両輪としての能力向上を求めるものでした。
 
 2010年には第2次分権改革の波を受けて、地方自治体は様々な制度の合流にさらされるようになります。国の権限委譲が進めば進むほど、議会はその能力を問われることになるでしょう。
 自立の道を選んだ木祖村は、今後の道州制ビジョンや第2次分権一括法が進んでゆくなかで、過疎地として切り捨てられることなく、この地域をどのように残していくべきか。そのために議会は今何をしておくべきかをしっかり考えてゆく必要があると思います。


6月1日 山ウドの木祖村御膳

2008年06月01日 | 活動日誌その他
 そろそろ春の山菜も終わりに近づきましたが、まだまだ自然の恩恵に与れる木祖村です。

 今日の 木祖村御膳 は、山ウド(山独活)とホップ(カラハナソウ)とコゴミを使っての、一汁三菜般若湯。

 さすがにコゴミはもう終わりで、開いていないものを見つけるのが難しくなってきました。アクがないのでおひたしから和え物、何でも使える食材です。

 ホップと聞くとビールのほろ苦さを連想しますが、あれはマツカサ状の「毬花」を使ったもの。山菜として食べる場合は、柔かい芽の部分を使います。椀だねにするとハーブ系の爽やかな風味が味わえます。

 コゴミと山ウドの穂先はそのまま天ぷらに、下部の茎と皮は酢水に晒してアクを抜き、キンピラにしてみました。

 なお、本日の般若湯は「木曽路三割麹純米酒」
 お味は・・・是非木祖村にてお買い求めください。