2024年06月25日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[2024年漁期 北海道と隣接ロシア・サハリン州のシロザケ来遊予想(漁獲勧告比較)]
近年、北海道に隣接するサハリン州では太平洋サケマス増殖事業において10億尾内外の稚魚放流を実施しており、一昨年2022年、初めてシロザケのみで10億粒を超える採卵が行われ、その内容を問わなければ、数量的に、双方は、ほぼ、同等の増殖事業を展開していることになる。
一般社団法人北洋開発協会(北海道機船漁業協同組合連合会内 担当 原口聖二)は、2021年漁期から、シロザケの生産において増殖事業に依存度が高い北海道とサハリン州の各沿岸の当該資源漁獲量等をモニターし、双方の事業効率の比較などを行っている。
今年2024年、秋サケ操業漁期前、ロシア科学研究機関によるサハリン州の漁獲勧告量と、日本の来遊予想の比較を行った。
日本の来遊予想が尾数であり、重量で双方を比較するため、その目廻りを2.9kg/尾で換算した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます