ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロ中首脳会談 ロシアと中国は貿易関係を発展させる準備ができている

2021-06-29 16:33:40 | 日記

 

2021年06月29日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ロ中首脳会談 ロシアと中国は貿易関係を発展させる準備ができている]

ロシア大統領プーチンは、昨日2021年6月28日、通信を利用して中国国家主席習近平と首脳会談を行った。

両首脳は2001年に20年の期限で締結された、“ロ中善隣友好協力条約”を延長することで合意、二国間のパートナーシップの現状と見通しを評価した。

特に会談では、新型コロナウイルス(CV19)感染症パンデミック下における貿易の確保に焦点が合わせられた。

プーチンは、2001年以降、相互貿易額が14倍に増加したと語り、世界的な金融危機とCV19下にもかかわらず、それが成長していることを指摘した。

ロシアからの水産物輸出は技術的問題で鈍化しているものの、貿易全体は前向きな傾向となっており、1月-4月の成長率は22%を超えている。

共同声明では、ロシアが安定して繁栄している中国に関心があり、中国は強力で成功したロシアに関心がある旨が盛り込まれた。

なお、このほか、今回の会談で、双方は、国境を越えた水域の合理的な利用と保護、生物多様性の保全等に関する情報交換等にも合意した。

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北極海の無規制漁業防止協定が発効 2021年06月29日 みなと新聞

2021-06-29 13:12:57 | 日記

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またがり資源日本海スルメイカ 大和堆南西海域と朝鮮半島東部沿岸の出足比較

2021-06-28 13:17:19 | 日記

 

2021年06月27日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[またがり資源日本海スルメイカ 大和堆南西海域と朝鮮半島東部沿岸の出足比較]

日本海でスルメイカ漁に当たる石川県漁協所属の中型イカ釣り船5隻が2021年6月25日、燃料補給のため、拠点の能登町小木港に一時帰港したと北國新聞が伝えた。

同紙によると小木船団の持平祐治副船団長(59)=第18興洋丸船長=は「どこに行ってもイカがいない」と話し、厳しい船出となっている。

県漁協所属船は6月6日に第1陣の6隻が出漁、19日までに計8隻が日本海に向かった。

船団は能登半島沖の好漁場「大和(やまと)堆(たい)」の南西付近や山口県見島沖、輪島市の猿山岬沖などで操業し、漁獲量はわずかで、サイズも小さかった。

2日間操業した大和堆南西付近では全く漁獲がなかった。

違法操業の中国などの漁船は目撃していない。

一方、2021年6月27日、韓国慶尚北道浦項九龍浦水協によると、浦項沖など東海岸にイカの群れが集まって一日平均5万-6万尾の漁獲量を記録している。

九龍浦水産協同組合の関係者は、「特に、今月に入ってから出港した漁船が一隻当たり少なくても1,000尾で、多くは5,000尾ぐらい持っている」と述べた。

これら漁獲したイカは商品価値がある150g-170g程度の中間の大きさだ。

この日の午前、イカ釣り漁船30隻が水協を通じて委託販売したイカは7万尾で、禁漁明け後、最も多いものとなった。

九龍浦水協組合長キム・ジェファンは「今年は浦項や蔚山沖だけでなく、鬱陵島、独島海域にもイカの群れが集まっている」とし「独島近くに大型イカ魚群が形成されたのは、この40年間で初めてだ」と語った。

韓国海洋水産開発院(KMI)漁業観測センターの資料によると、今年4月1万96トンだったイカの漁獲量は、5月2万5,729トンで2.5倍に増えた。

昨年5月の1万842トンに比べても2倍以上増加している。

大鬱陵島海洋院博士ム・ユンは「東海(日本海)イカ漁場は、冷水と暖水が会う境界で主に形成されるが、この5月-6月、水温がイカ漁獲に適した15度-20度が維持されている」と述べた。

慶尚北道環日本海地域本部長ソン・ギョンチャンは、「中国漁船がイカの回遊路の北朝鮮漁場になく、北朝鮮漁船の出漁もないこともイカ漁獲量が増えた原因とみられる」と語った。

 

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ロシア漁業ニュースヘッドライン 2021年07月  http://kisenren.com

2021-06-25 13:57:54 | 日記

         2021年07月01日

ユーザー  各位

 

拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

 さて、2021年6月9日、ロシア農業大臣パトルシェフは、スケトウダラ操業に並びロシア漁業にとって最も重要な太平洋サケマス操業の専門会議を開催、今漁期の開始にあたり、違法行為の摘発と防止、新型コロナウイルス(CV19)感染予防措置の遵守、漁業庁、業界団体、法執行機関、そして一般市民との行動調整を管理することの必要性のほか、極東地方での輸送・物流インフラ機能の合理的利用、国内の中央部、西部への製品供給のための北極海航路の強化が重要であることを指摘しました。

 今月号においては、同年6月1日から開始された太平洋サケマス操業の関連情報を集約し、TopNews としてご報告申し上げます。

 なお、昨年2020年、CV19拡散防止対策で開催が延期された第4回国際漁業フォーラムが、今年2021年7月6日から同8日までの間、サンクトペテルブルグであらためて開催され、今回のメインテーマは、”パンデミックの影響: 水産業の新たな課題”となっているとのことです。これらの関連情報もあわせてお知らせ申し上げます。

                                                  敬具

 (国際漁業対策事業部;原口聖二)

 

 

TopNews ロシア農相 太平洋サケマス操業会議を開催

・ロシア太平洋サケマス操業開始 カムチャツカ湾に26万1,000尾来遊と評価(太平洋サケマス操業関連外10件)

・ロシア上院 ロシア漁業への外国人資本参加規制強化法案承認(ロシア漁業政策および漁業協定関連等外22件)

・深海カニ漁獲割当オークション 残枠1/6ロット 配分を完了(カニ漁獲割当配分問題関連外1件)

・ロシア漁業庁 漁船建造プロジェクト進捗にかかる上院への説明(投資クオータ関連外1件)

・スケソウ資源 合理的利用を ロシアの積極策と対比(ロシア漁業者スケトウダラ・マダラ・ニシン操業関連外7件)

・ロシア漁業者による今漁期漁獲量が190万トンとなる(ロシア漁業者底魚等操業関連)

・ロシア北部沿岸漁業規則改正 上院で採択される(その他ロシア漁業関連情報等外22件)

・ロシア外務省は“アムール”の乗組員と常に連絡を取っている(日本漁船 ロシア運搬船アムール衝突関連外3件)

・“またがり資源スルメイカ” 韓国 2021年度TAC 14%減(韓国漁業関連外1件)

・韓国市場 続く冷凍スケトウダラ輸入減少(韓国スケトウダラ市場価格モニター2件)

・アイルランド漁業者が抗議行動(ポスト英国EU離脱関連外1件)

 

計82オリジナル報告

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ポスト英国EU離脱 アイルランド漁業者が抗議行動

2021-06-24 16:19:43 | 日記

 

2021年06月24日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[ポスト英国EU離脱 アイルランド漁業者が抗議行動]

アイルランド漁業者、漁船団50隻は、2021年6月23日未明から、ダブリン港に集結、リフィー川をのぼり、英国のEU離脱にともない損失をこうむったとして、抗議行動を行った。

アイルランド漁業者・漁船団は、EUと英国の間の貿易協力協定の漁業部分において、主要な敗者と言える。

 

 

EUは、英国海域において漁獲してきた水産物の一部を英国に戻すことに合意した。

アイルランド当局によって作成されたデータによると、同国漁業者は漁獲の15%、4,300万ユーロ(3,800万ポンド)相当を失うことになる。

漁獲割当は2026年までの5年間で段階的に削減される。

アイルランド漁業者・漁船団の最大の削減はサバで、2026年までに2,700万ユーロ(2,400万ポンド)、これまでの漁獲の1/4相当を失うことになる。

もう1つの大きな削減は、アイリッシュ海を含む海域No.7のエビの漁獲で、800万ユーロ(700万ポンド)、これまでの14%相当を失うことになる。

 

 

 

アイルランド漁業関係者・賛同抗議参加者500名-600名は、スペンサードックのギルドストリートパークに向かって行進、当日13時30分、首相ミホル・マーチンあての、EU共通漁業政策の再交渉や貿易協力協定における加盟国全体での平等な負担等、問題解決のための要請書を、参加者の子供から、農業・食料・海洋大臣チャーリー・マコナローグに手渡した。

マコナローグは、業界団体の代表者と会談を行った後、建設的な話し合いができたと語り、数ケ月をかけて各現場を訪問し、漁業者や沿岸地域社会との相互理解を深めていくと加えた。

 

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“またがり資源スルメイカ” 韓国 2021年度TAC 14%減

2021-06-23 14:17:01 | 日記

 

2021年06月23日

リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[“またがり資源スルメイカ” 韓国 2021年度TAC 14%減]

日本EEZとまたがり資源となる韓国EEZのスルメイカの2021年度漁期(管理期間2021年7月-2022年6月)のTACは、7万3,834トンで、当初設定前年度対比で1万2,096トンの減少となる。

今2020年度管理期、1ケ月間を残す2021年5月末の韓国漁船の漁獲量は3万1,000トンにとどまっている。

新漁期のTAC設定について韓国業界は、算定方法に問題があると指摘している。

現在、韓国国立水産科学院では、TACの算定のために、複数のデータを入れる重要な要因の一つとして、過去3年間の平均漁獲量を用いている。

業界の関係者は、海況、着業隻数、操業日数などに影響を受けるにもかかわらず、単純に漁獲量を重視するのは乱暴だとし、荒天などにより操業期間が減少すると、TACも減少する構図となっていることを言及、これに加えて大きな問題として、中国漁船の違法操業による膨大な乱獲、そして、“またがり資源”であるにもかかわらず、当該漁獲量に関する情報がなく、全体の資源量がわからない中でTAC設定をすること自体非合理だと指摘した。

スルメイカの資源利用者となる沖合イカ釣り、大型トロール、中型トロール、西海トロール(二艘引き)、そして、2020年度下半期からTAC管理(自治体管理)に加わった近海網の不満は大きい。

一部には、スルメイカのTAC設定に行政がこだわる背景に、水産業をよく知らない政界の圧力があるとの指摘もある。

韓国海洋水産部関係者は、TACが減少することによる、漁業者の不満は理解しているとする一方で、漁獲量をはじめとするさまざまなデータを活用してTACの算定をしており、今後も継続して漁業を維持するためにTAC管理はやはり必要だと述べた。

 

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スケトウダラ資源 合理的利用を ロシアの積極策と対比 2021年06月22日 日刊水産経済新聞

2021-06-22 10:06:49 | 日記

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ドブロフロート サンマ缶の偽造製品が大量に出回っていると訴える ニシン使用

2021-06-21 11:19:20 | 日記

 

2021年06月21日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ドブロフロート サンマ缶の偽造製品が大量に出回っていると訴える ニシン使用]

日本漁船との公海サンマ受け渡し事業契約実績企業でロシア沿海地方大手“ドブロフロート”(Доброфлот)は、現在、ニシン等を使用し、サンマ缶としている偽造製品が、流通小売に大量に出回っていると訴えている。

“ドブロフロート”代表エフレモフは、ここ2年-3年、サンマの漁獲量が大幅に減少、漁場が遠方になったことによるコストの上昇を指摘、これらが製品価格に転嫁されるべきところだが、奇妙なことに一定の価格で商品が小売フェースから消えることがなかったと語り、背景に大規模な偽造があると言及、低価格なニシンとイワシを使用しサンマ缶として販売している実態があると加えた。

サンマの原料価格はこの1年間で30%-40%上昇、一方のニシンは15%-20%低下している。

偽造製品にはロシア国家標準規格GOST-Rの認証付きのものもあり、大手小売チェーンのフェースにも並んでいる。

ロシア動植物衛生監督局は、水産物製品の漁獲から消費までの制御システム“マーキュリー”を構築しているが、偽造製品防止対策の規制までに至っておらず、また、当局に不正を防止するための十分な人的資源はないと説明している。

改ざんの検出は、“マーキュリー”ではなく、他の法執行機関の業務となるが、不正は収入が減少している市場でのみ成長することを理解する必要がある。

 

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”極東のカニ王”アレッグ・カンのウラヂオストクの財産が押収される ”ウラヂオストク商業施設グム(ГУМ)”社47万株以上

2021-06-20 08:42:03 | 日記

 

2021年06月20日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[”極東のカニ王”アレッグ・カンのウラヂオストクの財産が押収される]
ロシアFSBは、”極東のカニ王”と呼ばれたアレッグ・カンのウラヂオストクの商業複合施設、企業株式等が押収されたと明らかにした。
地元メディアによると、ウラヂオストク中心部の土地15区画、”ボリショイ・グム(ГУМ)百貨店”、”ウラヂオストク商業施設グム(ГУМ)”社47万株以上、そしてオフィス敷地等が対象となっている。
一方、アレッグ・カンが創業した”サハリン州“モネロン”(Монерон)社が破産する可能性がある。
2021年4月上旬、同社はモスクワ仲裁裁判所において、シンガポールの大手水産物卸売業者である“Osprey Networks”への未履行債務を19億ルーブルとする判決を受けている。
2020年8月、“Osprey Networks“は、日本、中国、韓国の港への生きたズワイガニとタラバガニの供給に関する2件の契約を締結、前払金として”モネロン“社へ2,600万ドルを渡したが、納品義務は完全には履行されなかった。
“モネロン”社現代表で、サハリン州議会議員、盟友となるドミトリー・パショフは20201年2月26日、出張中のハバロフスクで勾留されている。
勾留の理由は、刑法第226条1項と第194条4項に関連し、“組織化されたグループによる密輸と脱税”への関与の疑いとしている。
この勾留はアレッグ・カンの事件に関連している。
パショフは、国際指名手配にリストされているカンとの関係性から尋問を受けている。
カンには、カニを輸出する際、製品価値を過小評価し脱税した疑いがかけられている。
また、カンには、2010年にウラヂオストクで殺害された同業他者ワレリイ・プヒデンコ事件への関与の疑いがかけられている。
カンは捜査当局の動向から2018年末、海外に逃亡したが、それ以前に、信頼できるパショフに資産を移していた。

 

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ロシア漁業庁長官 シェスタコフ CV19 中国向水産物輸出問題 最終的にワクチンが解決する

2021-06-18 18:17:09 | 日記

2021年06月18日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[シェスタコフ CV19 中国向水産物輸出問題 最終的にワクチンが解決する]

ロシア漁業庁長官シェスタコフは、出張先のムルマンスクで、新型コロナウイルス(CV19)拡散防止対策の影響による中国向水産物輸出の鈍化に関する問題が、最終的に漁船員、関係者らの予防接種によって解決されることを期待すると語った。

現在においても、漁船員のCV19感染の事例が報告されている。

シェスタコフは、中国当局が、韓国を経由する貿易ルートに関しても規制レヴェルを上げており、ロシア側もこれに対応する必要があるが、最終的に予防接種が問題を解決する機会となるだろうと話した。

これより先に農業大臣パトルシェフは、同省幹部会合において2020年の水産物輸出のインデクスが、CV19の影響により低下したことを指摘していた。

 

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Охотники на краба

2021-06-17 15:31:07 | 日記

Охотники на краба

Конструкторское бюро «Восток», входящее в состав АО «Центр технологии судостроения и судоремонта», подготовило проекты СКС56 «Командор» и СКС57 «Кунашир» в различных модификациях. Заказчик может выбрать одно из двух исполнений – с морозильным трюмом или RSW-танками.

Проекты особой важности

Добыча краба – один из самых высокодоходных видов морского промысла. На взгляд обывателя, такой лов не представляет особых забот: выставляются ловушки с приманкой, крабы туда заползают, ловушки поднимают, вытряхивают и везут продавать ценный деликатес. Однако на деле очень многое зависит от удачи, мастерства капитана и команды, а главное – от судна. Важны его технические характеристики и оснащение, а также обеспечение безопасности экипажа, ведь вахта трудится на верхней палубе у борта, иногда в экстремальных условиях. Поэтому подход к проектированию современного краболова – дело особо ответственное.

В последнюю пару лет, после первых аукционов по квотам на добычу краба, было заложено много корпусов будущего краболовного флота. Конструкторское бюро «Восток» готовило собственные концептуальные проекты таких судов, а также не раз привлекалось для оценки проектов других организаций. Все это позволило собрать солидный конструкторский задел.

Кроме того, живое общение с представителями промысловых компаний и верфей дало четкое понимание, какими должны быть облик и оснащение современного краболова. С учетом полученных данных КБ «Восток» переосмыслило и глубоко модернизировало свои проекты. При этом применялись самые современные средства: трехмерное моделирование и виртуальная реальность. Фактически были заново подготовлены концептуальные проекты – уже с пожеланиями конкретных заказчиков и под их нужды.

Заморозка или живой улов

Анонсированы новые аукционы по крабовым квотам – их победители тоже будут строить суда на российских верфях. Аналогичные условия должны выполнить компании, которые приобрели на торгах лимиты глубоководных крабов в 2020–2021 годах. При этом если организация уже заложила новый флот и планирует расширять серию, она с учетом имеющегося опыта может сделать выбор в пользу новых проектов.

Таких, как проект среднего краболовного судна СКС56 «Командор». Он выполнен в двух вариантах. В первом судно имеет перерабатывающий цех с холодильной установкой для заморозки продукции. Второй вариант предусматривает на борту цистерны с системой RSW, позволяющей перевозить улов живьем – живой краб стоит гораздо дороже мороженого.

СКС56 «Командор» в исполнении с морозильной установкой

СКС56 «Командор» в исполнении с морозильной установкой

Дополнительно рассматривается третий, комбинированный, вариант. Он сочетает достоинства обработки и заморозки, с одной стороны, и перевозки живого краба – с другой.

Судно спроектировано под неограниченный район плавания, имеет класс Российского морского регистра судоходства КМIce2 (hullmachinery) Aut2 (REF) Fishing Vessel.

«Командор» может решать следующие задачи:

- лов краба при помощи конических ловушек;

- первичная обработка, сортировка, разделка и заморозка улова (в исполнении «Морозильное судно»);

- первичная обработка, сортировка, размещение в цистернах с системой RSW (в исполнении «Судно с системой RSW»);

- перевозка и передача продукции на транспортные суда или в порт.

Судно предназначено для добычи камчатского, синего, волосатого, равношипого крабов, стригунов опилио и бэрди. Суточный вылов в исполнении «Морозильное судно» – около 20 тонн.

СКС56 «Командор» в исполнении с морозильной установкой

СКС56 «Командор» в исполнении с морозильной установкойГлавные размерения и основные характеристики «Командора»

- Длина наибольшая (по корпусу) -56,2 м

- Ширина наибольшая (по корпусу) - 12 м

- Высота борта до главной палубы - 6,2 м

- Высота борта до верхней палубы - 8,8 м

- Осадка по грузовую марку - 4,6/4,8 м*

- Мощность главного двигателя - 2100/2700 кВт*

- Скорость - 13/15 узлов*

- Количество ловушек - до 3000 штук

- Экипаж - 32/30 человек*

- Автономность - 45/20 суток

- Объем трюма/цистерн - 895/550 м3

* характеристика соответствует варианту с танками RSW

В проекте СКС56 «Командор» реализовано большое количество технологических решений для облегчения работы экипажа и сокращения расходов на содержание и обслуживание судна. При этом краболов выгодно отличается внешним видом – он невероятно красив!

КБ «Восток» продолжает развивать проект в части опционного насыщения и различных комбинаций оборудования, совершенствуя детали. Таким образом, возможные пожелания заказчика будут оперативно учтены.

Есть предел высоте

В конструкторском бюро обращают внимание, что потенциал заданных размерений судна не бесконечен. На Западе при наложенных ограничениях длины и ширины проектанты обычно следуют по пути роста вверх, увеличивая массу судна. Это негативно сказывается на показателях остойчивости, которую обеспечивают за счет твердого и (или) жидкого балласта или увеличением толщин подводной части корпуса. КБ «Восток» отмечает: такие тенденции нельзя назвать технически грамотными – с ростом массы увеличивается мощность энергетической нагрузки. А это приводит к значительным эксплуатационным затратам для судовладельца.

Кроме того, наращивание высоты влечет существенное увеличение ветровых нагрузок. Они при больших волнах, особенно в сочетании с обледенением, могут даже опрокинуть судно.

С учетом современных тенденций и собственного опыта проектирования КБ «Восток» всегда находит технически верные и обоснованные решения с точки зрения безопасности и экономичности судна.

Если хочется побольше

Хотя потенциал проекта СКС56 «Командор» далеко не исчерпан, специалисты КБ «Восток» начали проектирование среднего краболовного судна следующей модификации – СКС57 «Кунашир».

Этот проект отличается несколько большими размерениями, архитектурой и компоновкой. Он тоже предлагается сразу в двух вариантах – с морозильными аппаратами и системой RSW. Выбор проекта и его насыщения – за заказчиком.

Проекты СКС56 «Командор» в исполнениях с морозильным трюмом и с RSW-танками смотрите в прикрепленных файлах.

АО «Центр технологии судостроения и судоремонта»

198095, Россия, г. Санкт-Петербург, ул. Промышленная, 7

Тел.: +7 (812) 786-19-10

Факс: +7 (812) 786-04-59

E-mail: inbox@sstc.spb.ru

www.sstc.spb.ru

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ロシア北部海域トロール漁船 CV19クラスター発生 “Кокшайск”(カクシャイスク)

2021-06-16 19:03:59 | 日記

 

2021年06月16日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ロシア北部海域トロール漁船 CV19クラスター発生]

バレンツ海で操業を行いノルウエーのトロムソに入港、停泊中のロシア・トロール漁船“Кокшайск”(カクシャイスク)の船内で新型コロナウイルス(CV19)のクラスターの発生が確認された。

“カクシャイスク”の乗組員34名の内、19名がCV19に感染しているとされている。

感染が確認された乗組員は、すべて現地病院の特別病棟に隔離されたが、いずれも症状は軽度で、危惧される持病者の存在も伝えられていない。

なお、検査による陰性者は、現地ホテルと船内で隔離されており、また、それまで、船員のすべてが、地域住民と接触をしていないとされている。

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2021年06月16日 みなと新聞 英国16万トン EU66万トン またがり資源21年配分

2021-06-16 11:05:01 | 日記

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ポスト英国EU離脱 英国 約16万トン3億3,300万ポンドの漁獲割当に合意

2021-06-12 13:44:31 | 日記

 

2021年06月12日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[ポスト英国EU離脱 英国 約16万トン3億3,300万ポンドの漁獲割当に合意]
英国政府は、2021年6月10日、EUとの漁業交渉において、国際海洋開発理事会(ICES)勧告海域における70魚種を対象とする”またがり資源”等の2021年の漁獲割当配分に合意したと発表した。
同国の漁獲割当は約16万トンで3億3,300万ポンド(4億7,100万ドル)相当とされている。
EUは約65万-66万トンの設定となる。
2021年の年次交渉は、英国が昨年EUを離脱してから初めてで、2020年と比較して漁獲割当量は2万6,000トンの増加となる。
一方、EUに加盟していない漁業国のノルウェーも、これまでEU管理海域での漁業活動についてEUと毎年交渉をしていたが、英国がEUを離脱したことに伴い、英国、EUの双方と交渉しなければならなくなっている。
2021年3月16日、ノルウェー、英国、EUの3者は北海での漁獲量制限の共同管理に合意、タラやニシンなどの漁獲割当は共同管理体制となった。
しかし、同年4月30日、英国とノルウェーの相互自国海域への入漁交渉が決裂、修復がない限り、ノルウェー船団は英国海域での2021年の操業許可が得られず、同海域での関心魚種であるサバの操業がなくなり、英国船団もノルウェー海域でのタラなど白身魚の生産を失うことになった。
その後の同年5月下旬、ノルウェー政府は、2021年の同国の北東大西洋サバのTACを約30万トンと独自に設定した。
”みなと新聞ニュースレター”は、当該設定が前年漁獲割当の4割増であり、英国との交渉決裂を受け、2021年もサバ操業を続けるための対応判断、意思表示と分析している。
約30万トン漁獲割当は、ICESの21年総勧告量85万2,000トンの35%相当となる。
2017年以降、ノルウェーのサバ漁獲割当は勧告量の3割前後で推移してきており、ICESの2021年勧告が前年より8%減ったのに対し、独自枠が4割増となった点について同国は、北東大西洋サバの分布が過去数年間で北東へ移動し、ノルウェー海域でのサバの発生が協定が締結された2014年と比較して大幅に増加したと主張している旨、同ニュースレターはリポートしている。

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2021年06月11日 みなと新聞 韓国スルメイカ漁15%減

2021-06-11 12:50:39 | 日記

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