ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシアと日本はクリール列島でウニの栽培養殖を行う

2017-04-28 03:40:40 | 日記
 

2017年04月28日
一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[ロシアと日本はクリール列島でウニの栽培養殖を行う]
”Россия и Япония займутся разведением морских ежей на Курилах”
ロシアWEBニュースサイトlenta.ruは、2017年4月27日のモスクワでの日ロ首脳会談後の記者会見で、安倍晋三首相が共同経済活動として魚やウニの栽培養殖漁業を行うことを検討する旨言及したことを取り上げ、「ロシアと日本はクリール列島でウニの栽培養殖を行う」と題し伝えた。
(関連情報)
2017年04月28日
時事通信 【モスクワ時事】
[北方領土へ来月にも調査団=日ロ合意、共同経済活動で―首脳会談]
安倍晋三首相は27日午後(日本時間同日夜)、モスクワのクレムリン(ロシア大統領府)でプーチン大統領と約3時間会談した。
両首脳は、北方領土での共同経済活動実現に向け、5月にも官民合同での調査団を日本から派遣することで合意した。元島民の墓参に関しては、航空機の利用で一致。墓参は6月に行われる予定だ。墓参に関しては、出入域手続きの拠点を歯舞群島の近くに8月にも新設する。
両首脳は、7月にドイツ・ハンブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議でも改めて会談を行う。核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対しては、国連安全保障理事会決議を完全に順守し、さらなる挑発行為を自制するよう、日ロ両国で緊密に協力して働き掛けていくことを申 し合わせた。
会談後の共同記者発表で、首相は共同経済活動で検討する分野として魚やウニの養殖、エコツーリズムなどを挙げ、「北方四島に住むロシア人の生活水準や利便性を向上させることになる。4島で経済活動をする日本人にとっても多くの新しい可能性をつくり出す、希望の未来を共につくっていきたい」と表明した。
首相は、官民調査団の派遣が「最初の一歩」になると指摘。「相互の尊敬と互恵、信頼の上に立ち、平和条約締結への道を(日ロ両首脳)2人で進んでいきたい」と語った。
プーチン氏は、共同経済活動の優先プロジェクトを詰めていく考えを表明。元島民の墓参や自由往来の拡充と合わせ、「(日ロの)相互理解と信頼が深まっていくことは大変良いことだ」と評 価した。
6月の墓参は国後島と択捉島で行われる予定。出入域拠点は現在、国後島・古釜布沖に限られているが、これを拡充することで一致した。
北朝鮮問題に関し、首相は「ロシアは安保理常任理事国であり、6カ国協議の重要なパートナーだ」とロシアの役割に期待を表明。プーチン氏は「落ち着いて対話を続けていくべきだ。6カ国協議も再開することが必要だ」と指摘した。 
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