ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシアはサケマス流し網漁業禁止を放棄しない

2016-04-30 08:40:51 | 日記

2016年04月30日
モスクワ発
[ロシアはサケマス流し網漁業禁止を放棄しない]
ロシア大統領プーチンは連邦議会委員会のメンバーとの会合で、ロシアのサケマス流し網漁業禁止問題について、外国のパートナーからもかなりの抵抗があることが通報されたが、最終的に解決されたと語った旨、インタァファクスが伝えた。
プーチンは、ここまでの抵抗は予期しておらず、大変な手続きを踏んだが問題は解決されたと言及、日本を含め外国のパートナーに対しても、これは主に資源と環境の保全にかかわるものだと説明していると加えた。
昨年2015年6月29日、大統領プーチンは、ロシア排他的経済水域におけるサケマス流し網漁業について、遡河魚種の資源保護等を理由に今年2016年1月1日から禁止する法案に署名、同法律が成立した。
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カムチャツカ選出下院議員が政経パーティーで流し網代替に懸念を表明

2016-04-29 11:18:22 | 日記

2016年04月28日
カムチャツカ発
[カムチャツカ選出下院議員が政経パーティーで流し網代替に懸念を表明]
今年2016年9月に予定されている下院選挙をひかえ、統一ロシアのカムチャツカ地方選出ロシア下院議員、安全保障汚職防止委員会委員長イリーナ・ヤロヴァヤ(Ирина Яровая)が政経パーティーを行い、参加した水産業界の代表者が流し網漁業禁止を達成したその政治活動に謝辞を述べた。
レーニン漁業コルホーズ代表セルゲイ・タラソフは、流し網漁業の禁止について、カムチャツカ半島へのサケマスの来遊と雇用、そして税収を増やし、漁業者の生活水準を向上させると指摘、カムチャツカ地方ばかりでなく、極東全体がヤロヴァヤに感謝していると発言した。
また、野蛮な流し網、悪との戦いは、日本のロビー活動もあり困難を極めたがヤロヴァヤに直訴し、彼女の努力と支援のおかげで問題が解決されたと言及した。
これに対してヤロヴァヤは、流し網業界がまだ利権をあきらめておらず、これから漁業者を守るため注意を払い続けることが必要だと語り、別な漁法、名目での排他的経済水域でのサケマス漁業の再開に懸念を表明した。
ヤロヴァヤは2016年1月1日からの流し網禁止法案起草者に名を連ねていた。

(関連過去情報)

2016年02月29日 一般社団法人北洋開発協会(原口聖二)
[上院議員はロシアEEZ内でのサケマス漁業の完全な停止を求める]
ロシア上院第387回議会において、マガダン州選出議員で立法委員アナトリー・シロコフ(Анатолий Широков)は、2016年1月1日からロシア排他的経済水域における流し網漁業が禁止となったが、別な漁法、名目でのサケマス漁業の再開に懸念を表明し、2018年以降の同水域での商業操業の完全な停止を主張した。
これを受け、同院第1副議長ニコライ・フョードロフ(Николай Федоров:前農業大臣)と同院業政策環境委員長ゲンナジー・ゴルブノフ(Геннадий Горбунов)は、この問題措置に関してロシア漁業庁に対し1ケ月以内に状況報告するよう求めた。
ロシア排他的経済水域における流し網漁業禁止に伴い、遡河性魚種の漁獲のため許可される代替漁法リストが極東漁業規則に盛り込まれることになり、今年2016年2月に公表された農業省の同規則改正案には、トロール網、巻網、そして表層カゴ網が選定されている。
しかし、ロシア流し網業界は、科学研究機関に依頼し、合理的で安全な代替漁法を検証、結果、この改正案がでる前に、表層定置網にいきついたが、何らかの意思でこれがリストされておらず現在問題となっている。
6月1日から太平洋サケマスの漁期が始まることから、残された時間も少なく、サハリン州政府はこの問題について、ロシア極東連邦管区大統領全権代表トルトネフ、農業大臣トカチョフらへの要請行動を計画している。
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”ドブロフロート”が税関の密輸扱いの発表に反論

2016-04-29 08:31:18 | 日記

2016年04月29日
ウラヂオストク発
[”ドブロフロート”が税関の密輸扱いの発表に反論]
ナホトカ税関は、“Доброфлот”(ドブロフロート)グループの“Южморрыбфлот”(ユジモルルイブフロート)社が日本漁船等外国漁船が漁獲したサンマ1,593トンを密輸入したとし、脱税の罪で刑事事件手続きを開始したと発表した。
昨年2015年、“Доброфлот”所属船加工母船“Всеволод Сибирцев”(フセヴォロド・シビルツエフは、ロシア水域外洋上において日本漁船等が漁獲したサンマ原魚を受け取った。
当局は、加工母船“Всеволод Сибирцев”は、これらの原魚の一部を内蔵処理等しただけで凍結、ロシアの港へ1,593トン陸揚げしたとし、これらの過程は、加工製品の製造を目的としたものではなく、輸送保管の利便性を求めたもので、外国漁船が漁獲した原魚を受け取ることは輸入であり、これらの活動は税関申告の対象となると指摘、違法行為の全貌を把握するため、必要な捜査と対策を実行していると加えた。
これに対して“Доброфлот”代表エフレモフは、陸揚げした製品は、船内で頭と内臓に加え尾を除去し冷凍したもので、現行法の商品コード等に照し合わせた時、関税の対象とならないとし、着業以前に同社は弁護士も入れロシアの法律を学び、よく理解して行った結果だと反論した。
また、同様に外国漁船が漁獲した原魚を受け取り、ロシア船が船内で冷凍した製品をロシア産と認める判例があると過去のケースをあげた。
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[“ドブロフロート”脱税事件 税関は洋上受け取りサンマ1,593トン密輸入との見解を示す

2016-04-28 09:47:57 | 日記

2016年04月27日
ウラヂオストク発
[“ドブロフロート”脱税事件 税関は洋上受け取りサンマ1,593トン密輸入との見解を示す]
ナホトカ税関は、“Доброфлот”(ドブロフロート)グループの“Южморрыбфлот”(ユジモルルイブフロート)社について脱税の罪で刑事事件手続きを開始している。
税関当局は、“Южморрыбфлот”が冷凍サンマ1,593トンを密輸入したとしている。
脱税額は1,130万ルーブルと見積もられている。
“Доброфлот”側は、所属加工母船“Всеволод Сибирцев” (フセヴォロド・シビルツエフ)が日本漁船と台湾漁船から受け取ったサンマ原魚は、洋上で加工処理しており、製品は通関税の対象とすべきではないと主張している。
しかし、税関当局は、ロシア刑法第2261.1.(大規模な戦略的資源密輸)と同法第194.2.“g”(大規模で組織的関税の脱税)を指摘し捜査を行っている。
昨年2015年、加工母船“Всеволод Сибирцев”はロシア水域外洋上において日本漁船と台湾漁船が漁獲したサンマ原魚を受け取った。
加工母船“Всеволод Сибирцев”は、これらの原魚の一部を内蔵処理等しただけで凍結、ロシアの港へ1,593トンを陸揚げした。
当局は、これらの過程は、加工製品の製造を目的としたものではなく、輸送保管の利便性を求めたもので、外国漁船が漁獲した原魚を受け取ることは輸入であり、これらの活動は税関申告の対象となると指摘、違法行為の全貌を把握するため、必要な捜査と対策を実行していると加えた。
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太平洋サケマス沖獲りに対するプロパガンダを続ける環境保護団体WWF

2016-04-27 12:32:46 | 日記

2016年04月25日
一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[太平洋サケマス沖獲りに対するプロパガンダを続ける環境保護団体WWF]
流し網漁業禁止に伴う代替漁法についてロ日両国が検討している中、環境保護団体WWFは、太平洋サケマスの沖獲りに対するプロパガンダを続けている。
極東海域の来年2017年のTACにかかる公聴会が行われ、今年2016年に引き続き、排他的経済水域における太平洋サケマスについて同水準の2万2,500トンの設定が勧告された。
この件についてWWFは、2004年以来の概念を単純に踏襲したもので、流し網漁業が禁止になった今日、驚くべき対応だとの批判をサイト上で発表した。
サケマス流し網漁業漁船が多く所属し、定置網によるベニザケの商業生産がないサハリン州は流し網禁止に反対し、他方、サケマス漁業においてベニザケを対象とした定置網が主力のカムチャツカ地方は過去から流し網禁止を強硬に主張していた。
カムチャツカ地方の主張の背景に、これを扇動するWWFの存在があった。
同団体とMSC(エコラベル)は表裏一体で、米国とカムチャツカの沿岸漁業によるベニザケのMSC(エコラベル)製品のシェアを拡大し、その位置づけを強化して、クライアントを増やすためには、市場から評価の高い、流し網漁業による沖獲りのベニザケ製品は“邪魔者”となっていた。
この観点において、現在も米国とカムチャツカの沿岸漁業者、そして同団体は共通の利益に向かい行動していると言える。
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色丹島給与未払い問題 ユーリ・ベルキンに逮捕状

2016-04-26 12:09:23 | 日記

2016年04月26日
モスクワ発
[色丹島給与未払い問題 姿を消したユーリ・ベルキン]
2016年4月14日行われた大統領プーチンと国民との直接対話において、色丹島サンマ・パッカー漁業コンビナート“アストロブヌイ”(Рыбокомбинат Островной)の給与未払い問題が指摘されたが、この後、創業者で株主のユーリ・ベルキン(Юрий Белкин)が姿を消していることがわかった。
ベルキンの財産は当局により押収されたとしている。
また、当局はベルキンに対して国際捜査手配と逮捕状がだされたと発表している。

2016年04月26日
モスクワ発
[色丹島給与未払い問題 ユーリ・ベルキンに逮捕状]
ロシア検察当局は、色丹島サンマ・パッカー漁業コンビナート“アストロブヌイ”(Рыбокомбинат Островной)の創業者で株主のユーリ・ベルキン(Юрий Белкин)に対し、国際捜査手配と逮捕状がだされたと発表した。
当局は、他の容疑者との関係調査をその理由としている。
この事件で、同コンビナートの代表者の一部は、ユジノサハリンスク市裁判所の決定に基づき既に拘置されている。
(報告担当者 原口聖二: サプサン・グループの“アストロブヌイ”は2010年前後、日本漁船、或いは日本陸上からのサンマ調達に強い関心を示し、同社代表ユーリ・ベルキンが日ロ漁業委員会の業界代表として参加するほか、訪日を繰り返していた経緯にある。当時、当北海道機船漁連への訪問もあった。)

2016年04月26日 
北海道新聞【ユジノサハリンスク栗田直樹】
[色丹島の176人に未払い給料支給] 
北方領土・ 色丹島 にある水産加工場の給料未払い問題で、検察当局は25日、工場を経営するオストロブノイ社が同島の未払い対象者176人の給料約1千万ルーブル(約1670万円)の支給を終えたと発表した。
ロシアメディアが伝えた。
未払は当初、53人分の給料約600万ルーブルとしていたが、規模が膨らんだ。
地元関係者によると、四島を事実上管轄するサハリン州のコジェミャコ知事は25日、色丹島を訪れ、問題の解決状況などを確認したという。
知事は16日にも視察しており、2週続けての訪問は異例だ。
プーチン大統領が14日行った国民とのテレビ対話で発覚した。
ロシア当局は水産加工場の女性責任者を拘束し、裁判所が21日に逮捕を決定した。
この問題に絡み、六つの刑事事件の捜査が進んでいる。


(関連過去情報)

2016年04月17日 北海道新聞【ユジノサハリンスク栗田直樹】
[会社幹部が色丹訪問「来週までに支払い」 給料未払い問題]北方領土・ 色丹島 にある水産加工場の給料未払い問題で、サハリン州のコジェミャコ知事と、加工場を経営するルイバコンビナート・オストロブノイ社の幹部らは16日、同島を訪れ、会社側は従業員らに来週までに支払いを終える意向を伝えた。
この問題は、プーチン大統領が14日に行った国民とのテレビ対話で発覚し、同氏が地元関係者に早期対応を指示した。未払いは少なくとも53人分の給料約600万ルーブル(約1千万円)に上る。知事らは15日に色丹島へ向かったが、荒天で経由地の国後島に足止めされていた。
州政府の発表などによると、会社側は16日、従業員ら35人に未払い分を渡した。残りの対象者には20日以降にも支給する考えを示した。

2016年04月16日 北海道新聞【ユジノサハリンスク栗田直樹】
[色丹島の水産加工場の給料未払い 大統領が指示、一部支払い]
ロシアのプーチン大統領が14日に行った国民とのテレビ対話で明らかになった北方領土・ 色丹島 にある水産加工場の給料未払い問題をめぐり、15日、サハリン州や水産会社は対策に追われた。同日、東京で行われた日ロ外相会談に合わせ、同島の実効支配を改めて示す狙いもうかがえる。ロシア国営テレビは一時トップで報道した。
ロシアメディアによると、生中継の国民対話で、サハリンの女性が以前働いた色丹の水産加工場での給料未払いを訴えた。水産会社は、少なくとも53人に給料約600万ルーブル(約1千万円)を払っておらず、当局は刑事事件として捜査を開始。プーチン氏は「地元当局は迅速に対応すべきだった」と早期解決を指示した。
同社幹部は15日、問題を告発した女性ら9人の元を訪れ、給料の一部2万ルーブルを1人ずつ手渡した。サハリン州のコジェミャコ知事はロシア最高検察庁幹部らと色丹島に向かったが、「荒天で経由地の国後島にいる」(関係筋)。16日にも色丹入りするとみられる。
1956年の 日ソ共同宣言 では、平和条約締結後に色丹島と歯舞群島を引き渡すと明記。外交筋は「日ロ外相会談に合わせ、ロシア国内には自国領
とアピールする一方、日本に対し領土要求をけん制する狙いがある」とみている。

2016年04月14日 モスクワ発 日本経済新聞
[プーチン国民対話 色丹島水産会社給与遅配 水産物の中国経由輸入問題]
日本経済新聞は、2016年4月14日行われた国民との直接対話において大統領プーチンが色丹島水産会社の給与遅配と中国経由で輸入される水産物の問題等に言及したと伝えた。
同紙の記事関係部分抜粋は次のとおり。
プーチン氏がテレビを通じ全土の国民と直接対話する毎年恒例の特別番組に出演した・・・・・
番組でも、あえて北方領土の色丹島の漁業関連企業の問題を取り上げた。給与遅配や地元当局の腐敗の実態を訴える労働者の質問を受けたプーチン氏は同島を管轄するサハリン州などの関係当局に早急な対応を指示し「状況を改善させるために全力を尽くす」と語った。司法当局は同日、この企業のトップを訴追したと発表した。
ロシアの近海でとれた水産品が中国経由で輸入され、ロシアの生産者や消費者が不利益を受けている実態 も関連法の制定を通じて改める考えを示した。漁業の振興に取り組む姿勢もみせ、同島を大きな関心事としていることをうかがわせた。

2015年03月13日 サハリン発
[色丹島サンマ・パッカー“アストロブヌイ”を給与未払いで刑事捜査へ]
サハリン当局は、半年間、従業員に対して給与を未払いにしている色丹島サンマ・パッカー漁業コンビナート“アストロブヌイ”(Рыбокомбинат Островной)を刑事起訴すべく、その捜査を開始した。
当局は、“アストロブヌイ”が17名の従業員に対し、2014年6月期から翌2015年1月期までの間、賃金を支払わなかったとし、起訴へ向け証拠収集等の捜査活動を行っている。

2010年11月9日 日本経済新聞
[気仙沼の阿部長商店 水産加工品 ロシアに輸出]
年内メド、現地大手と合弁
阿部長商店(宮城県気仙沼市、阿部泰浩社長)は水産加工品のロシア輸出を始める。年内をメドに現地の水産加工大手と合弁会社を設立し、ロシア全土の食品スーパーで日本で製造した冷凍食品やレトルト食品を販売する。輸出拡大に向けて岩手県大船渡市に水産加工では東北最大級の新工場を稼動させた。人口減で国内市場が縮小するなか、新興国に活路を開く。
50億円投資 大船渡に新工場
ロシアの水産加工大手、サプサン・グループ(ユーリ・ベルキン)と現地での販売を手掛ける合弁会社、阿部長ユーロフード(モスクワ市)を設立する。阿部長とサプサンがそれぞれ10万ドル(約810万円)を出資する方向で調整している。サプサンは水産物の缶詰ではロシアで20%以上のシェアを握る。阿部長とはサンマなど缶詰原料の調達で取引がある。サプサンはロシア全土で自社の商品を販売しており、同社の販路に乗せて阿部長が日本で生産するサンマのかば焼きやカツオの煮物など加工食品を売り出す。ロシアでも所得水準の高いモスクワやサンクトペテルブルクなど西部に重点を置く。サプサンはドイツに子会社を持っており、将来は西欧諸国での販売も視野に入れる。阿部長は輸出向け商品の生産拡大を目的に、岩手県大船渡市に新工場を建設 した。投資額は土地の購入費用を含め50円。現在は大船渡の近海でとれるサンマやサバを冷凍し、缶詰の原料などとしてロシアや中国に出荷している。来年1月には加工食品の製造も始める。同社の本社がある気仙沼の工場は沖合いでとれるマグロやカツオを使った商品の占める割合が大きい。大船渡の沿岸や魚種が豊富で、取扱品目を拡充する狙いがある。大船渡港が外貿コンテナ航路の寄港地となり、輸出しやすくなったことも立地の決め手になった。阿部長は中国・大連現地法人を設けるなど、新興国への輸出を強化している。背景には人口減と魚食離れによる国内市場の縮小がある。水産庁によると食用魚介類の国内消費量は2008年度に715万トンとピークだった20年前に比べ2割減った。一方、 ロシアは経済成長が期待される新興国。魚介類を食べる習慣が根付いており、今後も消費量の増大が見込まれる。阿部長は1968年の設立。水産加工業のほか気仙沼市や南三陸町でホテルなど観光事業も手掛ける。2009年12月期の売上高は132億円。
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ロシア漁業ニュースヘッドライン 2016年05月  http://kisenren.com

2016-04-22 10:39:45 | 日記

2016年05月10日


ユーザー  各位
                                                                
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、2016年3月下旬、極東税関当局とFSBは、水産物製品の脱税容疑で、“Доброфлот”(ドブロフロート)社、関連“Южморрыбфлот”(ユジモルルイブフロート)社、そして所属加工母船“Всеволод Сибирцев” (フセヴォロド・シビルツエフ)の捜査活動を行いました。問題となっているのは、昨年2015年、“Всеволод Сибирцев”が洋上で受け取ったサンマ原魚を関税を支払わずロシア製品として販売したいくつかの契約に関するものとされています。この件について“Доброфлот”代表エフレモフは、ロシア極東連邦管区大統領全権代表トルトネフに書簡を送付し、外国のパートナーを含め、原魚を洋上(公海)で受け取り、ロシア旗のもと加工処理をした製品に関する扱いの法解釈の相違だと主張しています。一方、情報によると昨年2015年、“Доброфлот”社は、定期的に冷凍サンマ製品を沿海地方港湾で陸揚げしたが、製造者である“Всеволод Сибирцев”の申請書類による当該製品のステータスは、ロシア関税同盟に属しており、実際には外国産のものを、ロシアの製品に装ったもので、虚偽の申告、つまり関税の脱税にあたることから、関係当局は、ロシア連邦刑法226条1項第3号に基づく容疑で摘発を行ったとしています。
今月号では、極東漁業の大きなスキャンダルに発展した、この事件に関する情報を集約しTopNews としてお知らせ申し上げます。
なお、やはり同年3月下旬、ロシア業界紙(WEB)は、「韓国の税関職員がスケトウダラ詐欺をあばく」と題し、ロシア旗でおこなわれる韓国内国貨物扱い操業(ロ韓合弁操業)の制度を悪用、10年間で940万ドルの関税を脱税して、ロシアからスケトウダラを輸入した業者の摘発事件を韓国KBSの報道を引用し伝えました。この情報についても今月号であわせてご報告申し上げます。
                                                               
敬具
      
(国際漁業対策事業部;原口聖二)



Contents
TopNews   日本の公海サンマ受入先“フセヴォロド・シビルツエフ”次航海  6月10日に向かう
・“ドブロフロート”はおそらく操業を一時停止するだろう(“ドブロフロート”脱税捜査事件関連外13件)
・ロシア漁業庁 日本との流し網漁業代替漁法協議を4月後半に設定(サケマス流し網代替漁法関連)
・ロ日IUU漁業防止協定委員会代表にサフチュウクが任命される(漁業政策および2ケ国間漁業協定関連等外16件)
・ロシア業界紙 米国のすり身輸出増を伝える(ロシア漁業者底魚等操業関連外8件)
・ロシア漁業者オホーツク海抱卵スケトウダラ・ニシン操業概況(同操業関連6件)
・来年2017年のカニ類TAC設定が論議される(ロシア極東カニ操業関連外1件) 
・ロシア国境警備庁は漁業庁との連携を強化する(FOC/IUU取締情報関連外6件)
・発展が遅れるロシア養殖漁業(その他ロシア漁業関連外6件)
・ロッテマートMDはスケトウダラをアラスカから調達する(韓国スケトウダラ等市場関連外7件)
計73報告

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ロシアFOC/IUU取締情報232

2016-04-21 00:14:41 | 日記
ロシアFOC/IUU取締情報232“・・・・・・・・・”
2016年04月20日
サハリン発
[カニ密漁・・・・・・・・・船・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・を支持]
2016年・・月・・日、・・・・・・・・・・・・は、カニの密漁を行った・・・・・・・・・・・・船を・・・・・・・・・・・する・・・・・・・・・・・の・・・・・・・・・・・を支持すると・・・・・・・・・・。
ロシアFSB・・・・・・・・・国境警備局は、20・・年・・月・・日、・・・・・・・・・付近ロシア排他的経済水域でカニの密漁を行った・・・・・・・・・船“・・・・・・・・・”を拘束した。
当局が“・・・・・・・・・”を検査したところ、違法に漁獲した・・・・・・・・・トンの・・・・・・・・・を所持していたことが判明、これら・・・・・・・・・相当は・・・・・・・・・へ・・・・・・・・・された。
“・・・・・・・・・”の乗組員は・・・・・・・・・ていたが、これらの・・・・・・・・・を・・・・・・・・・・いなかった。
・・・・・・・・・・・は、船主の“・・・・・・・・・”に対して・・・・・・・・・・し、“・・・・・・・・・”を・・・・・・・・・するとした同年・・月・・日の・・・・・・・・・・の・・・・・・・・・・・を支持した。

北海道機船漁業協同組合連合会は、関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月間情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。本文のContentsと申し込みは次へコンタクトしてください。
011(231)9281
hokkaido@kisenren.or.jp
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日本の公海サンマ受入先“フセヴォロド・シビルツエフ”次航海  6月10日に向かう

2016-04-19 10:10:55 | 日記
2016年04月18日
ウラヂオストク発
[日本の公海サンマ受入先“フセヴォロド・シビルツエフ”次航海  6月10日に向かう]
2016年3月下旬、沖合で当局から脱税容疑で捜査を受けた、“Доброфлот”(ドブロフロート:善行船団)社所属加工母船“Всеволод Сибирцев”(フセヴォロド・シビルツエフ)が11ケ月間の航海を終えて、同年4月9日、ウラヂオストクへ帰港した。
現在“Всеволод Сибирцев”は、乗組員の入れ替えとメインテナンス、ニシンとイワシの受け入れのための製造処理ラインの改良等を行っている。
タス通信ウラヂオストク支局のインタァヴューに対して同社代表エフレモフは、これら作業に約2ケ月間を要し、約10ケ月間となる次航海へは、今年2016年6月10日に向かうことになるだろうと語った。
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色丹島の水産加工場の給料未払い 大統領が指示 一部支払い 北海道新聞

2016-04-16 21:48:44 | 日記


2016年04月17日
北海道新聞【ユジノサハリンスク栗田直樹】
[会社幹部が色丹訪問「来週までに支払い」 給料未払い問題]
北方領土・ 色丹島 にある水産加工場の給料未払い問題で、サハリン州のコジェミャコ知事と、加工場を経営するルイバコンビナート・オストロブノイ社の幹部らは16日、同島を訪れ、会社側は従業員らに来週までに支払いを終える意向を伝えた。
この問題は、プーチン大統領が14日に行った国民とのテレビ対話で発覚し、同氏が地元関係者に早期対応を指示した。未払いは少なくとも53人分の給料約600万ルーブル(約1千万円)に上る。知事らは15日に色丹島へ向かったが、荒天で経由地の国後島に足止めされていた。
州政府の発表などによると、会社側は16日、従業員ら35人に未払い分を渡した。残りの対象者には20日以降にも支給する考えを示した。

2016年04月16日
北海道新聞【ユジノサハリンスク栗田直樹】
[色丹島の水産加工場の給料未払い 大統領が指示、一部支払い]
ロシアのプーチン大統領が14日に行った国民とのテレビ対話で明らかになった北方領土・ 色丹島 にある水産加工場の給料未払い問題をめぐり、15日、サハリン州や水産会社は対策に追われた。同日、東京で行われた日ロ外相会談に合わせ、同島の実効支配を改めて示す狙いもうかがえる。ロシア国営テレビは一時トップで報道した。
ロシアメディアによると、生中継の国民対話で、サハリンの女性が以前働いた色丹の水産加工場での給料未払いを訴えた。水産会社は、少なくとも53人に給料約600万ルーブル(約1千万円)を払っておらず、当局は刑事事件として捜査を開始。プーチン氏は「地元当局は迅速に対応すべきだった」と早期解決を指示した。
同社幹部は15日、問題を告発した女性ら9人の元を訪れ、給料の一部2万ルーブルを1人ずつ手渡した。サハリン州のコジェミャコ知事はロシア最高検察庁幹部らと色丹島に向かったが、「荒天で経由地の国後島にいる」(関係筋)。16日にも色丹入りするとみられる。
1956年の 日ソ共同宣言 では、平和条約締結後に色丹島と歯舞群島を引き渡すと明記。外交筋は「日ロ外相会談に合わせ、ロシア国内には自国領
とアピールする一方、日本に対し領土要求をけん制する狙いがある」とみている。

2016年04月15日
タス通信
Прокуратура проводит новую проверку ЗАО "Рыбокомбинат Островной"
Общество 15 апреля, 4:14 UTC+3
Вопрос о долгах по зарплате подняла в ходе "Прямой линии" с Владимиром Путиным жительница села Озерское. Долг, который компания накопила перед 53 работниками, составляет около шести миллионов рублей
ЮЖНО-САХАЛИНСК, 15 апреля. /Корр. ТАСС Ирина Байбарза/. Прокуратура проводит новую проверку ЗАО "Рыбокомбинат Островной" по вопросу имеющейся задолженности по заработной плате. Об этом сообщила пресс-служба ведомства.
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Кожемяко поедет на Шикотан, чтобы на месте разобраться с проблемой невыплаты зарплаты
"В настоящее время на рассмотрении в судебном участке № 23 Южно-Курильского района находятся заявления о взыскании задолженности по заработной плате, направленные в прокуратуру в период с января по март 2016 года", - говорится в сообщении.
Пресс-служба отмечает, что на рыбокомбинате периодически в течение последних нескольких лет возникала задолженность по заработной плате. Это являлось поводом для неоднократных прокурорских проверок в 2014-2016 годах.
В 2014 году результатом проверки прокуратурой ЗАО "Рыбокомбинат Островной" стало возбужденное по ее материалам уголовное дело за невыплату зарплаты в отношении директора Евгения Талалаева. Кроме того, по искам прокурора в указанный период работникам выплачена задолженность по заработной плате в сумме более 4 млн рублей.
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Пять проблем, получивших мгновенный отклик во время "Прямой линии"
В 2015 году по результатам прокурорской проверки работодатель выплатил более 7 млн рублей задолженности по оплате труда. Против нового директора Натальи Кашкаровой было возбуждено уголовное дело. По результатам его рассмотрения она осуждена на 2 года 6 месяцев условно с испытательным сроком на 2 года. Приговором суда она также лишена права занимать руководящие должности сроком на 3 года.
В феврале 2016 года по фактам задолженности по заработной плате, установленным прокуратурой, следственным комитетом возбуждено очередное уголовное дело в отношении генерального директора комбината.
По возбужденным в феврале 2016 года прокуратурой административным делам ЗАО "Рыбокомбинат Островной" и его руководитель привлечены к ответственности и оштрафованы на 133 тыс. рублей, а генеральный директор дисквалифицирована на 3 года. В связи с тем, что комбинатом руководила Наталья Кашкарова - дисквалифицированное лицо, дело об административном правонарушении находится в производстве Арбитражного суда Сахалинской области.
Губернатор Сахалинской области Олег Кожемяко распорядился в пятницу погасить задолженность по заработной плате сотрудникам ЗАО "Рыбокомбинат Островной".
"Причина задолженности - провальный сезон"
Генеральный директор ЗАО "Рыбокомбинат Островной" Алексей Попов называет провальный сезон вылова рыбы причиной образовавшейся задолженности перед сотрудниками. Об этом ТАСС сообщил руководитель агентства по рыболовству Сергей Диденко.
"Сайровая путина была неудачной. Если в 2014 году было добыто 28 тыс. тонн рыбы, то в прошлом - всего 4,4 тыс. тонн. Особенности производства таковы, что сайру быстро не заменишь на другой объект, линию быстро не перестроишь. Плюс неудачная финансовая политика руководства - взяли кредиты, которые не смогли потянуть", - пояснил Диденко.
По его словам, в пятницу губернатор сахалинской области Олег Кожемяко, заместитель генерального прокурора Российской Федерации Юрий Гулягин и прокурор Сахалинской области Николай Рябов вылетели на Шикотан.
Обвинения в отношении руководства комбината очень жесткие и требуют решения на месте
Сергей Диденко
руководитель агентства по рыболовству
Как сообщает пресс-служба регионального правительства, Попов принес извинения за задержку зарплаты и выдал часть денег своим работникам, пообещав, что 28 апреля, после уточнения суммы задолженности, он вновь приедет в Озерск и проведет окончательный расчет.
Для выяснения истинного положения дел по задолженности государственная инспекция труда в Сахалинской области приступила к приему сообщений о нарушении трудовых прав от работников рыбоперерабатывающего предприятия. Жалобы принимаются по телефону 8 (4242) 46-60-52 с 9 до 18 часов ежедневно. Кроме того, в Государственную инспекцию труда можно обратиться лично. "Обращения мы будем принимать до 1 мая 2016 года, в том числе и в выходные дни. Все сигналы будут в обязательном порядке рассмотрены", - сообщила руководитель ведомства Вера Заболотная.
Вопрос о долгах по зарплате на острове Шикотан подняла в ходе "Прямой линии" с Владимиром Путиным жительница села Озерское по имени Татьяна. Долг, который компания накопила перед 53 работниками, составляет около шести миллионов рублей.
Статистика проведения прямых линий c Владимиром Путиным в 2001-2015 гг.

2016年04月14日
モスクワ発 日本経済新聞
[プーチン国民対話 色丹島水産会社給与遅配 水産物の中国経由輸入問題]
日本経済新聞は、2016年4月14日行われた国民との直接対話において大統領プーチンが色丹島水産会社の給与遅配と中国経由で輸入される水産物の問題等に言及したと伝えた。
同紙の記事関係部分抜粋は次のとおり。
プーチン氏がテレビを通じ全土の国民と直接対話する毎年恒例の特別番組に出演した・・・・・
番組でも、あえて北方領土の色丹島の漁業関連企業の問題を取り上げた。給与遅配や地元当局の腐敗の実態を訴える労働者の質問を受けたプーチン氏は同島を管轄するサハリン州などの関係当局に早急な対応を指示し「状況を改善させるために全力を尽くす」と語った。司法当局は同日、この企業のトップを訴追したと発表した。
ロシアの近海でとれた水産品が中国経由で輸入され、ロシアの生産者や消費者が不利益を受けている実態 も関連法の制定を通じて改める考えを示した。漁業の振興に取り組む姿勢もみせ、同島を大きな関心事としていることをうかがわせた。

(関連過去情報)
 
2015年03月13日 サハリン発
[色丹島サンマ・パッカー“アストロブヌイ”を給与未払いで刑事捜査へ]
サハリン当局は、半年間、従業員に対して給与を未払いにしている色丹島サンマ・パッカー漁業コンビナート“アストロブヌイ”(Рыбокомбинат Островной)を刑事起訴すべく、その捜査を開始した。
当局は、“アストロブヌイ”が17名の従業員に対し、2014年6月期から翌2015年1月期までの間、賃金を支払わなかったとし、起訴へ向け証拠収集等の捜査活動を行っている。
(報告担当者 原口聖二: サプサン・グループの“アストロブヌイ”は2010年前後、日本漁船、或いは日本陸上からのサンマ調達に強い関心を示し、同社代表ユーリ・ベルキンが日ロ漁業委員会の業界代表として参加するほか、訪日を繰り返していた経緯にある。)
 
2010年11月9日 日本経済新聞
[気仙沼の阿部長商店 水産加工品 ロシアに輸出]
年内メド、現地大手と合弁
阿部長商店(宮城県気仙沼市、阿部泰浩社長)は水産加工品のロシア輸出を始める。年内をメドに現地の水産加工大手と合弁会社を設立し、ロシア全土の食品スーパーで日本で製造した冷凍食品やレトルト食品を販売する。輸出拡大に向けて岩手県大船渡市に水産加工では東北最大級の新工場を稼動させた。人口減で国内市場が縮小するなか、新興国に活路を開く。
50億円投資 大船渡に新工場
ロシアの水産加工大手、サプサン・グループ(ユーリ・ベルキン)と現地での販売を手掛ける合弁会社、阿部長ユーロフード(モスクワ市)を設立する。阿部長とサプサンがそれぞれ10万ドル(約810万円)を出資する方向で調整している。サプサンは水産物の缶詰ではロシアで20%以上のシェアを握る。阿部長とはサンマなど缶詰原料の調達で取引がある。サプサンはロシア全土で自社の商品を販売しており、同社の販路に乗せて阿部長が日本で生産するサンマのかば焼きやカツオの煮物など加工食品を売り出す。ロシアでも所得水準の高いモスクワやサンクトペテルブルクなど西部に重点を置く。サプサンはドイツに子会社を持っており、将来は西欧諸国での販売も視野に入れる。阿部長は輸出向け商品の生産拡大を目的に、岩手県大船渡市に新工場を建設 した。投資額は土地の購入費用を含め50円。現在は大船渡の近海でとれるサンマやサバを冷凍し、缶詰の原料などとしてロシアや中国に出荷している。来年1月には加工食品の製造も始める。同社の本社がある気仙沼の工場は沖合いでとれるマグロやカツオを使った商品の占める割合が大きい。大船渡の沿岸や魚種が豊富で、取扱品目を拡充する狙いがある。大船渡港が外貿コンテナ航路の寄港地となり、輸出しやすくなったことも立地の決め手になった。阿部長は中国・大連現地法人を設けるなど、新興国への輸出を強化している。背景には人口減と魚食離れによる国内市場の縮小がある。水産庁によると食用魚介類の国内消費量は2008年度に715万トンとピークだった20年前に比べ2割減った。一方、 ロシアは経済成長が期待される新興国。魚介類を食べる習慣が根付いており、今後も消費量の増大が見込まれる。阿部長は1968年の設立。水産加工業のほか気仙沼市や南三陸町でホテルなど観光事業も手掛ける。2009年12月期の売上高は132億円。
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ロシア大手パッカー“ドブロフロート”はおそらく操業を一時停止するだろう

2016-04-15 16:15:13 | 日記

2016年04月14日
米国発
[ロシア大手パッカー“ドブロフロート”はおそらく操業を一時停止するだろう]
米国業界紙(WEB)は、ロシア大手パッカー“ドブロフロート”が、おそらく操業を一時停止するだろうと報じた。
ロシアFSBは突然、脱税容疑で“ドブロフロート”の捜査を開始した。
“ドブロフロート”は、ロシアで最も大きな魚の缶詰業者で、漁船15隻、運搬船6隻、水産加工場を大型母船を含め3施設所有、創業は1911年としている。
犯罪組織との共謀、密輸行為等の噂のほか、今回の捜査活動の目的の背景に、事業停止と所有権の変更があるとの一部情報が伝えられている。
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日本の公海サンマ受入先“フセヴォロド・シビルツエフ”次航海出港は6月1日を目途とする

2016-04-11 11:58:33 | 日記

2016年04月11日
ウラヂオストク発
[日本の公海サンマ受入先“フセヴォロド・シビルツエフ”次航海出港は6月1日を目途とする]
2016年3月下旬、沖合で当局から脱税容疑で捜査を受けた、“Доброфлот”(ドブロフロート:善行船団)社所属加工母船“Всеволод Сибирцев”(フセヴォロド・シビルツエフ)が11ケ月間の航海を終えて、同年4月9日、ウラヂオストクへ帰港した。
この入港にあたり、“Доброфлот”社代表エフレモフは、航海を振り返ると同時に、2ケ月間で乗組員の入れ替えと船舶のメインテナンスを行い、次航海出港は6月1日を目途としていると発表した。
同社は当初、来月5月に次航海に向け出港を計画していると発表していた。

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“ドブロフロート”MSC認証参加一時停止決議に当惑を表明

2016-04-11 00:39:10 | 日記
2016年04月09日
ウラヂオストク発
[“ドブロフロート”MSC認証参加一時停止決議に当惑を表明]
脱税容疑報道を受け、ロシアスケトウダラ漁業者協会(会長ズベレフ)が、同協会が取得するオホーツク海スケトウダラ漁業にかかるMSC認証リストへの“Доброфлот”(ドブロフロート:善行船団)社の関連漁業会社会員“Новый Мир”(ノーヴイ・ミール)の参加を、一連の捜査終了までの間、停止する決議を理事会で行った件について当惑していると発表した。
“Доброфлот”社代表エフレモフは、同社関連漁業会社は長期間の同協会員であり、一義的に個々の利益を守るべきだと語った。
またエフレモフは、この問題はサンマ漁業でおきた問題であり、オホーツク海のスケトウダラ漁業との関係は理解できないと指摘、同協会の一部のこのような軽率な行動に失望すると加えた。
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”フセヴォロド・シビルツエフ”次航海 ニシンとイワシに焦点を絞る

2016-04-10 21:44:44 | 日記
2016年04月09日
ウラヂオストク発
[”フセヴォロド・シビルツエフ”次航海 ニシンとイワシに焦点を絞る]
2016年3月下旬、沖合で当局から脱税容疑で捜査を受けた、“Доброфлот“(ドブロフロート:善行船団)社所属加工母船“Всеволод Сибирцев”(フセヴォロド・シビルツエフ)が11ケ月間の航海を終えて、同年4月9日、ウラヂオストクへ帰港した。
“Всеволод Сибирцев”は昨年2015年5月に出港、北部オホーツク海域、西カムチャツカ海域、カムチャツカ・クリール海域、南クリール海域、サハリン北東海域、そして北西太平洋海域で操業を行い、計4万1,000トンの原魚を受け取り、冷凍製品2万4,0 00トン、缶詰4,300万缶、ミール1,200トン、魚油170トンを生産した。
また、公海では日本と台湾の漁船からサンマ原魚を受け取り、船内で高次加工をしてロシア国内市場へ製品を供給した。
“Доброфлот“社代表エフレモフは、税関当局との間の紛争がすべて円満に解決することを望んでいると語った。
“Всеволод Сибирцев”は、2ケ月間以内にメインテナンスを終え次の航海に向け出港、ニシンとイワシに焦点を絞り操業を行う計画としている。
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スケトウダラ漁業者協会 “ドブロフロート”関連会員のMSC認証参加一時停止を決議

2016-04-08 14:08:40 | 日記

2016年04月08日
モスクワ発
[スケトウダラ漁業者協会 “ドブロフロート”関連会員のMSC認証参加一時停止を決議]
2016年3月下旬、ロシア沿海地方大手水産グループ企業“Доброфлот”(ドブロフロート:善行船団)が脱税容疑で当局から捜査を受けた事件が報道で明らかになった。
これを受け、ロシアスケトウダラ漁業者協会(会長ズベレフ)は、同協会が取得するオホーツク海スケトウダラ漁業にかかるMSC認証リストへの“Доброфлот”の関連漁業会社会員“Новый Мир”(ノーヴイ・ミール)の参加を、一連の捜査終了までの間、停止する決議を理事会で行ったと発表した。
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