2022年08月27日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[八戸魚市場 船凍スルメイカ陸揚 IQF 1万円/CS 1尾500円超え]
2022年8月26日、大畑漁港所属の第51日栄丸が八戸魚市場に船凍スルメイカ製品1,630CSを上場、入札の結果、IQF製品が1万1,000円(最高値ロット:18b-20b 400g/b-450g/b) /CS -5,500円/CSで販売されたと“デーリー東北”が伝えた。
ブロック製品は4,700円/CSだったとしている。
第51日栄丸は同年7月下旬にムラサキイカを八戸港へ陸揚げ、2航海目、日本海のスルメイカ操業に回ったが、機関故障のため早期に帰港した。
小型イカ釣り漁船や大中巻き網漁船が漁獲している生鮮スルメイカは、まだ全体的に小型で、市場関係者は、大型の船凍製品の引き合いが強かったものとみている。
なお、2航海目の中型漁船の船凍製品の陸揚げは10月中旬に本格化する見通しとしている。