いま住んでいる場所

またしても、私の空想癖の話。そして恋の話。

今までの恋人に、あまりにも突拍子もない話（私の頭の中で
生み出された産物のこと）をして、良くきょとんとされたと言うか、
訝しげに思われたと言うか。要は「普通じゃない」と思われていたの
かもしれません。しれません、と言うのは私の自覚するところが無い
ので、推測の域を出ないからです。

最近は少しずつその事を自覚し始め、もやもやとした不安となって
います。そして恋のトライディスシュートにためらいを味わせて、結果
臆病を作り出しているように感じます。

でも、なんでいまさら不安を？自分でもちょっと不思議ではあるものの、
少しだけ思い当たることがあります。

つい最近まで、私は空想傍に住んで暮らしていた事に気付かなかったのです。
当たり前すぎて気付かなかったのです。

それがここ最近で顕になって、そんな一連のことを感じるようになったの
では、と思います。

でも、こんな甘美なものを捨てるつもりもありませんし、そんな事もう
一度生まれ変わってきても、出来っこありません。

パズルのピースは決まった場所にしかはまりません。私には、私に
ふさわしいピースの納めどころがあるのでしょう。

空想の外という保障はありませんが、それはそれで安全な気配がします。
健全でなくても。

空想癖

想像力豊かだとか、ひらめきに満ちているとか。
そう言う物ではない様な気がしてきました。

例えば、目の前を歩く人や、ちょっと向こうの木陰で座っている
人が、今どんな物を見て、どんな方法でここまで来て、果ては
どんな人生を歩んできたのだろうとか考えたり。

その人生の中で、幾枚の写真をフィルムに焼き付けてきて、
それはどんなシチュエーションの、どんな構図なのか思い描いて
見たり。時に分かれ、時に出会い、そんな日々をその人は
どう生きているのだろうと想像してみたり。いや、むしろ創造かも。


意識して思考をめぐらせている訳ではなく、気が付けば思考しています。
一種、妄想癖手前の空想癖といっても過言ではないかも。


別に困るわけでもなく、苦しむわけでもなく、こうして大人に至り、
毎日、電車の車窓を眺めては思考し、見知らぬ人を見かけては
想像するのです。

人には必ず、何がしの才能を与えられているといいます。
もしそうなら、私のそれは、間違いなくこの空想癖。何時の日か、
身を助ける日が来るのでしょうか？

止まる時の中の動く身体

久しぶりにお天気のよかった昨日、土曜日。

友人に連れられて、オールディーズばかり演奏する
ライブハウスに連れて行っていただきました。

普段は激しくピコピコ音な音楽やらを聞いているので、
聞いた事はあるなぁ位は思っていても、曲名はわかりません。

それでも、知っている曲が演じられると何だか嬉しくて、
ついついリズムを取ってしまいます。

最初は手、次は肩、そして腰。

そんな私の目前では、年のころ40歳から50歳くらいの方が
「フィーバー」しています。踊るとか、リズムに乗るとか
そんなのでは無く、まさしく「フィーバー」。

誰もが街中で出会えばきっと、何の印象も抱かないただの
ご婦人と中年男性でしょう。でも、曲が流れ、歌声が天井に
こだますると同時に、彼ら彼女らの立ち姿はハタチそのものの
輝きに包まれるのです。

かつてそのハタチの時代に踊っていた時が、そのままこの場に
下りて来たかのような、そんな空気と空間と肌触り。

紛れも無く21世紀の、現実であるのに。止まる時の中で、彼らの
身体は往時のままの輝きで動いているのです。

カッコイイ！とはこのことか。

最後には私も辛抱たまらず、踊っていました。
普段使わない筋肉を使ったせいか、軽い筋肉痛です・・・。

辞めます

辞めるったら、辞めるのです。

なにを辞めるかと言うと、ブログアドバンスを。
月々僅かながらではありますが、お金を払って利用してる
付加サーヴィスです。

当初はバックアップが出来たり、もっと細かいログが取れるように
なったりと、非常に便利そうでした。

けれども。

そんな機能、いざとなるとそんなに使わなかったりします。
まあ、それは言い訳として。本当は同じ金額払うなら、もっと使いたい
サーヴィスが登場したからです。

誰もが一度は目にしたことのあるアレです。初めて使ったとき、
私はそれにピンクイロぉと名づけていました。

煩雑にも増えてしまったメールアドレスをコレに統合するのも
悪い話ではないような、そんな気分。それに相手が使っていれば
何かといとおかし。

開始の9月までまだ少し時間があります。

・・・それまでに新しい、素晴らしいサーヴィスが付加されれば続けるかも。

ARMADA M300

無駄遣いをご報告。

昔に、欲しかったけれど、高くて手の出なかったノートパソコンが
ありました。その名をCOMPAQ ARMADA M300。メーカーは今ではHPの
一部となってしまった、コンパックです。

B5サイズの薄型軽量のノート。一般家庭で使うというよりは、ビジネス
用途を意識して作られたノートです。今でこそもっと軽く、もっと小さい
ノートはありますが、それでもこのノートのかもし出す「カッコヨサ」は
それらに引けをとりません。

当時、CDドライブなどをあわせると30万近くしたこのノート。先日
オークションで2万円ほどで手に入れました。今のノートでも充分
事足りるけれど・・・ほら、かっこいいものを手に入れたい心理が。

これから悪戦苦闘しながらセットアップです・・・それすら楽しい！

ARMADA M300のカタログ（ちょっと重い）
ftp://ftp.jpn.hp.com/doc/catalog/notebook/armadam300.pdf