自転車のスプロケットを外す為の工具を SPROCKT REMOVER スプロケット リムーバーと
呼んでいます 色々なメーカーから販売されていますが自分が使い易い物を自作致します

スプロケットリームーバ― かつては小ギア抜きと言っていましたが最近は色々な
会社が参入し多くの種類が有ります これらは私が所有している物です

これが一番長く使っています ボスフリーの歯を
交換する時は小ギア抜きを 2本使います これ位の
長さが有った方が確実に作業が進みます


今は無くなりましたが SUNTOUR サンツアーも純正
工具を出していました ボスフリーが全盛時代 2本の
セット物です

比較的新しい物で ロードの多段用でこの頃には
1本単位の販売になっていました SUPER B と言う
廉価物のメーカーですがこの商品はそんなイメージは
有りません 7年程使っています

これは最近購入しました この位のコンパクトな
サイズが欲しかったので試し買いです


GIZA PRODUCTS ギザプロダクツと言う会社の
商品ですが残念ながら厚歯 1/8 用は無い様です

これはフックレンチが付いた物で競輪選手の人達が
良く使っています 固定ギアの取付けも、この大きさの
工具で良いと言う事ですね



色々と紹介をさせて頂きましたが固定ギアの脱着に
使う為 厚歯用のコンパクトな物を作ろうとしています
先程の工具の形状やチェーンの位置の寸法を測って
みました これらを参考にして進めてみましょう


まず材料選びだったのですが 32mm巾 6mm厚の鋼材を
用意しました 既存の工具は概ね 25mm巾でしたが手に
入る鋼材では捻りに強度不足を感じこれを選んでいます


工具の大きさ=長さは 230mm で行きます 私が
持っている一番大きな物は 370mm 有りました


高速カッターで寸法通り切断します


チェーンの取付け付近の形を決めます この段階では
有る程度の墨で O.K です

墨に合せて切りましたが この様な作業は冷や汗
ものです



鋼材を固定出来ず手で持って作業を進めるのですが
材料が少し斜めになると 歯が食い込んで破損する
事が有ります この時は色々な物が飛び散るので
恐いですね まあこの辺は予想しながら作業をして
いるので私は逃げて無事です


切断した切り口は返りが出ていて刃物の様に切れます
ここは仕上げにも関係する場所なので油砥石で面取りを
しておきます


もう少し成形します ディスクグラインダーを使います

これは手持ちの工具に小ギアを乗せてみましたが
ギアに掛る短いチェーンが真っ直ぐでは無く円周の
形に近づかないかと考えています


チェーンが当る部分をグラインダーで削りました
思惑通り行けば良いですけどね・・・


今回使うチェーンを用意しました 1/8 規格の NJS 刻印の
チェーンです 別に一般車のチェーンでも充分ですが折角
作るんだから良いでしょう(笑)



工具に使う短い方のチェーンを切りました 工具に
取り付ける為にピンはプレートに残しています

工具に仮付けをしてみます


どうでしょう ギアの外周に近い円弧が出来ています
これなら良さそうですね 次に進みましょう

鉄板の整形が終わりました 次はチェーンを取り付ける為の穴を開けましょう
その準備をします


チェーンを取り付ける穴の位置を罫書き その
中心にポンチを打ち印を付けます


ポンチの先を墨に合せ ハンマーで頭を殴ります

ポンチはこれから使う穴開け用の鉄キリが中心から
逃げない為の小さな印です

穴開けにはボール盤を使います 普段は余り使わないので
台車に乗せて自転車小屋の奥に仕舞って有ります


チェーンピンを通す為の穴は色々と考えましたが
3.8mm にします 仕事が出来て出来るだけ遊びが
少ない寸法です


これは刃が引っ掛かると私の力では対応出来ないので
シャコマンで材料を固定しています 穴開けには切削
オイルを使います


ハンドドリルとは違い正確に穴が開きます 最後まで
落ち着いて仕事を進めます


穴は予定通り開いたでしょうか チェーンのピンを
穴に引っ掛けてみると大丈夫ですね OK です


開けた穴にはやはり多少バリが出ています 小さな
ヤスリで面取りをしておきます

これで鉄板の成形と穴開けが終わりました 直ぐにチェーンの取付けをすれば
良いのですが何の表面処理もしていない鋼材は直ぐに錆びます 防錆びの処理は
しておきたいですね 続きは次回にさせて頂きます、次もお付き合い下さい
次の作業 【 スプロケットリムーバーを 自分で作る 】
呼んでいます 色々なメーカーから販売されていますが自分が使い易い物を自作致します

スプロケットリームーバ― かつては小ギア抜きと言っていましたが最近は色々な
会社が参入し多くの種類が有ります これらは私が所有している物です

これが一番長く使っています ボスフリーの歯を
交換する時は小ギア抜きを 2本使います これ位の
長さが有った方が確実に作業が進みます


今は無くなりましたが SUNTOUR サンツアーも純正
工具を出していました ボスフリーが全盛時代 2本の
セット物です

比較的新しい物で ロードの多段用でこの頃には
1本単位の販売になっていました SUPER B と言う
廉価物のメーカーですがこの商品はそんなイメージは
有りません 7年程使っています

これは最近購入しました この位のコンパクトな
サイズが欲しかったので試し買いです


GIZA PRODUCTS ギザプロダクツと言う会社の
商品ですが残念ながら厚歯 1/8 用は無い様です

これはフックレンチが付いた物で競輪選手の人達が
良く使っています 固定ギアの取付けも、この大きさの
工具で良いと言う事ですね



色々と紹介をさせて頂きましたが固定ギアの脱着に
使う為 厚歯用のコンパクトな物を作ろうとしています
先程の工具の形状やチェーンの位置の寸法を測って
みました これらを参考にして進めてみましょう


まず材料選びだったのですが 32mm巾 6mm厚の鋼材を
用意しました 既存の工具は概ね 25mm巾でしたが手に
入る鋼材では捻りに強度不足を感じこれを選んでいます


工具の大きさ=長さは 230mm で行きます 私が
持っている一番大きな物は 370mm 有りました


高速カッターで寸法通り切断します


チェーンの取付け付近の形を決めます この段階では
有る程度の墨で O.K です

墨に合せて切りましたが この様な作業は冷や汗
ものです



鋼材を固定出来ず手で持って作業を進めるのですが
材料が少し斜めになると 歯が食い込んで破損する
事が有ります この時は色々な物が飛び散るので
恐いですね まあこの辺は予想しながら作業をして
いるので私は逃げて無事です


切断した切り口は返りが出ていて刃物の様に切れます
ここは仕上げにも関係する場所なので油砥石で面取りを
しておきます


もう少し成形します ディスクグラインダーを使います

これは手持ちの工具に小ギアを乗せてみましたが
ギアに掛る短いチェーンが真っ直ぐでは無く円周の
形に近づかないかと考えています


チェーンが当る部分をグラインダーで削りました
思惑通り行けば良いですけどね・・・


今回使うチェーンを用意しました 1/8 規格の NJS 刻印の
チェーンです 別に一般車のチェーンでも充分ですが折角
作るんだから良いでしょう(笑)



工具に使う短い方のチェーンを切りました 工具に
取り付ける為にピンはプレートに残しています

工具に仮付けをしてみます


どうでしょう ギアの外周に近い円弧が出来ています
これなら良さそうですね 次に進みましょう

鉄板の整形が終わりました 次はチェーンを取り付ける為の穴を開けましょう
その準備をします


チェーンを取り付ける穴の位置を罫書き その
中心にポンチを打ち印を付けます


ポンチの先を墨に合せ ハンマーで頭を殴ります

ポンチはこれから使う穴開け用の鉄キリが中心から
逃げない為の小さな印です

穴開けにはボール盤を使います 普段は余り使わないので
台車に乗せて自転車小屋の奥に仕舞って有ります


チェーンピンを通す為の穴は色々と考えましたが
3.8mm にします 仕事が出来て出来るだけ遊びが
少ない寸法です


これは刃が引っ掛かると私の力では対応出来ないので
シャコマンで材料を固定しています 穴開けには切削
オイルを使います


ハンドドリルとは違い正確に穴が開きます 最後まで
落ち着いて仕事を進めます


穴は予定通り開いたでしょうか チェーンのピンを
穴に引っ掛けてみると大丈夫ですね OK です


開けた穴にはやはり多少バリが出ています 小さな
ヤスリで面取りをしておきます

これで鉄板の成形と穴開けが終わりました 直ぐにチェーンの取付けをすれば
良いのですが何の表面処理もしていない鋼材は直ぐに錆びます 防錆びの処理は
しておきたいですね 続きは次回にさせて頂きます、次もお付き合い下さい
次の作業 【 スプロケットリムーバーを 自分で作る 】
シャコマンはこの道具の総称ですが
ブルマンは商品名が一般呼称になっているのじゃないですか? 物を送る時に宅急便と言ったり シャワー付き便座をウォシュレットと言う様に・・