フレームの塗り替えに依る全塗装を終わらせましたが 最後の工程でネジ穴にタップを建てます
今回のロードフレームでは 3 種類のハンドタップを使います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/6f/b145818a8eee436761b3476074c9daed.jpg)
今回依頼を受けたのは少し古い 40年近く経ったクロモリのロードフレームです
先方の希望色に塗装は完了しました 引き渡す前にタップを建てておきましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f7/5ab8299741fb01d0673c66a7aa50c6c5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/2e/d648cceb116ac730d38cacb5d7ad9a55.jpg)
最近のストレートドロップアウトのエンドには
何のネジも付いていませんが この逆爪のロードエンドには
ハブシャフトの位置調整をする為のアジャストボルトを使います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/ea/a0a0bee546c4ce9fcfb148a94d928479.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e6/d7b99d68cb951649afdba369a1688b7f.jpg)
ここには 3mm のネジを使いますが塗料が詰まっていたり
錆が出ているとネジが入りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/33/18dd3dd727b39bcacdceacc1c1dc5fb3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/84/bef9bf73eacebdeaef7abdd8400829c2.jpg)
タップハンドルに刃をセットし 慎重にタップを通します
これをしておくだけで凄く使い易くなります 実際にネジを
使う時には錆止めのグリスがしっかりと必要な所です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/41/62a7091cf49c44e40dad611fbe9f8f80.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/05/8042a1ce0e030385ea7dbc8f25bc67bf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c7/20e56bade546dec9ebcb05710f66d425.jpg)
ボトルケージの直付台座 ここのネジは5mm です これは
最近のカーボンフレームにも有りますがそのネジが錆びて
脱落すると少し厄介な所です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/fe/7649584fbafdcd34331c2de802b57348.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ab/f001b92e26ab34cc9d0e920848329d5d.jpg)
リアディレーラーの直付台座ここも大切なネジです
どうして直付と言うかと言えば ここに台座が無くて
変速機取付用のアダプターを使う爪も多く存在しました
それらと区別する為に 最初から爪に台座が有る物は
直付台座と呼びます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/1c/3396a79fc64e58adb95f4a6d49b6ac00.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/b9/c4a933da3321afa22ed25e94615a0534.jpg)
ここに使うタップは 10mm です 切削オイルと併用して
仕事を進めます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/0f/7a7cffc8dc8d8bfe97f6d78c9b9c4ea2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d9/1de1fff54e3ecfe33c10ac626612c295.jpg)
少し手応えを感じながらタップが入って行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/e5/7298e2511fa9064ae07ef1293d8709b2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7a/09ccac46fb699181ce41f5e84b1760c7.jpg)
エアブロワで切削粉を掃除します 少しの金属粉と
塗料が取れました 錆びない様に直ぐにオイルを塗っておきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/41/eb5020f44b3b49ea40e7281d4304d60d.jpg)
このタップは他のものと比べ、少し高価な物を使っていますが良く切れる刃物は
気持ちが良いですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/18/7e94a1cba11b72ad9fcb8cc60ac38f46.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2e/9ba2415f1659bc1e343316eac2cb8621.jpg)
ダウンチューブの W レバー用直付台座です これも昔は変速レバーの
取付けはバンド式が多く有ったので、バンドが要らないこのタイプを
直付と呼んだのですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/cc/d2e3de8bd3634451565a39b79a7084b6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ad/bd4e34421b8993236e88c0459e935632.jpg)
ここにはマスキングテープで養生してあります
テープを剥すのにカッターの刃で塗装との縁を切ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/52/3648adc67c3e55d5dce14da6719844bc.jpg)
上手く剥がれました 先日のフロントフォークの事が有ったので
少し緊張しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/1d/61e5a2dce9d8021a9d498ce0a4a3e367.jpg)
さてこれで今回のフレーム塗装は全て終わりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b7/16a1717226e37033e361e682224e4729.jpg)
今回は日陰での作業が多かったので明るい所での
写真があまり有りません キャンディーブルーは
下地のシルバーがキラキラと光り綺麗です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/54/7e9267504cb3f0914a6074e64bfb1359.jpg)
話しを聞いていると元競輪選手の人がアマチュア時代に使っていたフレームらしいです
かなり年数が経ったフレームですが また使ってもらえるそうです良かったですね
前回の作業 【 フレーム塗装 手直し ため息 】
このシリーズここから始まっています 【 新たな依頼 フレーム塗装 】
今回のロードフレームでは 3 種類のハンドタップを使います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/6f/b145818a8eee436761b3476074c9daed.jpg)
今回依頼を受けたのは少し古い 40年近く経ったクロモリのロードフレームです
先方の希望色に塗装は完了しました 引き渡す前にタップを建てておきましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f7/5ab8299741fb01d0673c66a7aa50c6c5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/2e/d648cceb116ac730d38cacb5d7ad9a55.jpg)
最近のストレートドロップアウトのエンドには
何のネジも付いていませんが この逆爪のロードエンドには
ハブシャフトの位置調整をする為のアジャストボルトを使います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/ea/a0a0bee546c4ce9fcfb148a94d928479.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e6/d7b99d68cb951649afdba369a1688b7f.jpg)
ここには 3mm のネジを使いますが塗料が詰まっていたり
錆が出ているとネジが入りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/33/18dd3dd727b39bcacdceacc1c1dc5fb3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/84/bef9bf73eacebdeaef7abdd8400829c2.jpg)
タップハンドルに刃をセットし 慎重にタップを通します
これをしておくだけで凄く使い易くなります 実際にネジを
使う時には錆止めのグリスがしっかりと必要な所です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/41/62a7091cf49c44e40dad611fbe9f8f80.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/05/8042a1ce0e030385ea7dbc8f25bc67bf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c7/20e56bade546dec9ebcb05710f66d425.jpg)
ボトルケージの直付台座 ここのネジは5mm です これは
最近のカーボンフレームにも有りますがそのネジが錆びて
脱落すると少し厄介な所です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/fe/7649584fbafdcd34331c2de802b57348.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ab/f001b92e26ab34cc9d0e920848329d5d.jpg)
リアディレーラーの直付台座ここも大切なネジです
どうして直付と言うかと言えば ここに台座が無くて
変速機取付用のアダプターを使う爪も多く存在しました
それらと区別する為に 最初から爪に台座が有る物は
直付台座と呼びます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/1c/3396a79fc64e58adb95f4a6d49b6ac00.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/b9/c4a933da3321afa22ed25e94615a0534.jpg)
ここに使うタップは 10mm です 切削オイルと併用して
仕事を進めます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/0f/7a7cffc8dc8d8bfe97f6d78c9b9c4ea2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d9/1de1fff54e3ecfe33c10ac626612c295.jpg)
少し手応えを感じながらタップが入って行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/e5/7298e2511fa9064ae07ef1293d8709b2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/7a/09ccac46fb699181ce41f5e84b1760c7.jpg)
エアブロワで切削粉を掃除します 少しの金属粉と
塗料が取れました 錆びない様に直ぐにオイルを塗っておきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/41/eb5020f44b3b49ea40e7281d4304d60d.jpg)
このタップは他のものと比べ、少し高価な物を使っていますが良く切れる刃物は
気持ちが良いですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/18/7e94a1cba11b72ad9fcb8cc60ac38f46.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2e/9ba2415f1659bc1e343316eac2cb8621.jpg)
ダウンチューブの W レバー用直付台座です これも昔は変速レバーの
取付けはバンド式が多く有ったので、バンドが要らないこのタイプを
直付と呼んだのですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/cc/d2e3de8bd3634451565a39b79a7084b6.jpg)
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ここにはマスキングテープで養生してあります
テープを剥すのにカッターの刃で塗装との縁を切ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/52/3648adc67c3e55d5dce14da6719844bc.jpg)
上手く剥がれました 先日のフロントフォークの事が有ったので
少し緊張しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/1d/61e5a2dce9d8021a9d498ce0a4a3e367.jpg)
さてこれで今回のフレーム塗装は全て終わりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b7/16a1717226e37033e361e682224e4729.jpg)
今回は日陰での作業が多かったので明るい所での
写真があまり有りません キャンディーブルーは
下地のシルバーがキラキラと光り綺麗です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/54/7e9267504cb3f0914a6074e64bfb1359.jpg)
話しを聞いていると元競輪選手の人がアマチュア時代に使っていたフレームらしいです
かなり年数が経ったフレームですが また使ってもらえるそうです良かったですね
前回の作業 【 フレーム塗装 手直し ため息 】
このシリーズここから始まっています 【 新たな依頼 フレーム塗装 】
m(__)m
青天で塗装の環境が整わない中での塗装です ここでは市販のカースプレーを使っています これでは塗装の強さは限られています
例え自転車のフレーム塗装の設備が整った所で色を塗ったとしても 爪のハブの接触面で色の剥げない物は出来ませんよね
それを回避する為に 装飾も兼て剣先メッキを施すのが今迄なされて来た一つの方法です
私はその部分は傷が付くものだと思っていますので気にした事は有りません
コメントを頂きましたがお役に立てずに申し訳有りません
クロモリフレームのペイントをするとどうしても剥げた部分から錆が始まるのでまめにタッチペンすると良いのですが、ウレタン塗料だとしてもパウダーコートのようにはいきませんね。
私もこれから一台アルミフレームですがペイントする予定でいます。
ホルツの塗料も色が豊富なので考えてみようと思います。ありがとうございました。
感謝