Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

レボシフト ワイヤー交換

2018-08-19 20:30:25 | 自転車整備 ディレーラー
Shimano シマノの変速機を操作する為のシフターで Revo Shift レボシフトと言う物が有ります
ハンドルに手を添えたまま変速出来る便利な操作性です そのシフターのワイヤーを交換します
多くの写真でご覧頂きます




今回の自転車は一般的なシティサイクルで外装 6 段変速機にレボシフトが使われています






少し前に変速不調で調整して見ましたが 変速機を引っ張る事は
問題が無いのですが シフターを戻しても変速機が戻り難い症状が
出ています おそらく変速ワイヤ―の劣化が原因だと思うので
インナー・アウター両方のワイヤーを交換してみます








変速ワイヤーのエンドキャップを切り落します








ワイヤーをクランプ部から取り外します 9mm のレンチを
使います






変速機からワイヤーを抜きました アウターがこれだけ
曲がっています 良い事では有りません






フレームにはアウターを通すトンネルが何ヵ所か有ります






先が曲がったままではアウターが抜けないので プライヤーで
真っ直ぐにしてから抜きます ワイヤーを切ってしまえば良いのですが
現状のワイヤーがどの程度抵抗が有るのか確認したいので このままの
状態で分解して行きます






アウターをフレームから外したので レボシフターのカバーを
開けます このタイプは前部のここに小さな窓が有りそこに
ドライバーを差し込みます






カバーの突起を押し込む事で本体から外れて行きます






シフターのインナーワイヤーの取付け部と巻き取り部が
確認出来ます








インナーのタイコを引き出しインナーを抜き取ります
インナーを抜く前にアウターとの作動状態を確認しましたが
それ程抵抗が有る訳では無く 今回の変速不調はワイヤー
が原因なのかな? と言う気に少しなって来ました・・

しかしワイヤー交換の必要も感じているので 仕事は進めます






シフターの駆動部にオイルをスプレーしておきます
はみ出した分は拭き取っておきます






新しく用意したシフトワイヤーです インナーはステンレスを
選んでいます アウターはロードレーサーにも使える物です








まずインナーをシフターに差し込んで行きます





指定された部分にインナーを通した状態です 分解する時に良く観察しておくと
間違う事はありません






シフターの巻き取り部など内部で駆動する部分に
グリスを塗っておきます






アウターに収まる部分には潤滑剤を擦り込む様に塗っておきます
ワイヤーのオイル切れは音鳴りや作動不良を起こします
Super Lube 超耐久潤滑剤 かなり粘度の高い潤滑剤です




アウターを用意します








アウターの端末はカットした時に内部のライナーと共に
変形しています それをじぐりや目打ち等を使い成形します




じぐりをインナーライナーの中に差し込んでいます






先端が成形出来たのでアウターキャップを取付けます
これは必ず必要です ※ しっかり奥まで入れる事






先にアウターの長さを決めます シフターの取付け部から
フレームにアウタートンネルを通します ハンドルを一杯
切った時に無理をしない長さが必要です






変速機側で丁度良い長さでカットします 分解した時に
変速機のアウター受け部で無理をしていたので 少し
長めにしておきましょう




こちらの切り口も成形をしておきます








これでインナーを通して行きます シフター側はアウター受けに
アウターケーブルを奥まで差し込みます






変速機側からインナーが出て来たら アウターキャップを
取付けます








ついでですから変速機のワイヤークランプ部のパーツを外し
掃除をしておきます ワイヤー止め部の金物の形状です
ワイヤーをクランプする溝が有ります




この部分でもグリスを塗布しその周りを綺麗にしておきます
絶体に必要な事では有りませんが この様な事をしながら
観察と同時に何かを感じ様としています






変速機のアウター受けにワイヤーを通します






変速機のアウター受けの奥までワイヤーを挿入して
インナーは先程のクランプ金物の溝に収まる様に差し込みます




この変速機はトップノーマルですから シフターがトップの
位置に有る事を確認します






インナーワイヤーの遊びが無い様に引っ張り ワイヤーが
張った状態でクランプボルトを締め込みワイヤーを固定します






変速の状態を確認します トップからローまでシフターと
問題無く同調すれば OK です






もし変速機の位置調整が必要なら 変速機後部に有る
アジャストネジで調整します




変速に問題は無いのでインナーワイヤーを適度な長さを残し
カットします






ワイヤーの先端が解れない様にインナーキャップを取付けます






インナーワイヤーにキャップを差し込みニッパー等で挟み込めば完了です






シフターのカバーを取り付けます カバーを良く観察して下さい
本体取付け用の爪が有ります これは折らない様に注意が必要です




カバーが本体に取り付きました レボシフトにも幾つかの種類が有り
小さなネジを使うタイプも有ります それらについては分解時に
良く観察すれば良いと思います






チェーンにオイルを追加塗布しておきましょう
変速機の駆動部にも注油しておきます




分解する時にワイヤーが少し無理をしている様子だったので
アウターを長めにして余裕を持たせました 余裕を持った
長さのアウターを買っておいて良かったです






結構遊びも大きくルーズな変速機ですが それでも思う場所に
しっかりと変速してくれます 一般車にはこのアバウトさが
とても良いと思います






タイヤの空気圧のチェックをしておきます 少し空気を足して
おいた方が良さそうです






レボシフトと外装 6 段変速機の組み合わせ ローからトップ側への
戻り具合に不具合が有った変速機でしたが ワイヤーを交換した事で
全くストレス無く動く様になりました 分解時に古いワイヤーを触った時
あまり不具合を感じ無かったのですが 新しい物でこんなに変わるとは驚きです




さてこれで完成です この様なタウンユースの自転車でも
少し不調が有ると乗り難いものです 普段あまり手入れを
しない自転車は少し触ってやると、それだけで乗り味が良くなります





近くのお家のみかんです丁度、緑色が綺麗な時期ですね
自転車のワイヤー その種類に依り操作感の違いは認識していたつもりですが
今回上手く動かなかった物がこれほどまではっきりと変わるのは不思議な気持ちさえします
良い自転車にする為にはやはり小さな事の積み重ねが大切だと、改めて勉強させてもらいました

ジャンル:
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