前回タクリーノの新しいロード サドルとステムのポジション出しを行いました
ステムの位置も決まったので フロントフォークのコラムカットをし ヘッド小物を
組付けてしまいます

前回ステムの位置決めをしました 最近のアヘッドタイプの
フォークコラムは余分な部分を切り落とす必要が有ります
これを一般的にコラムカットと呼んでいます


仮組してあったフロントフォークを外します
切り落とす部分に墨を入れました 右が必要の
ない部分です


切り口は直角に真っすぐ切る必要があります
そんな時にはこの道具 一般的にソーガイドと
呼ぶのかな? これをフォークコラムにセットします


コラムをカットするのは金属用のノコ カーボンには
ダイヤ粒子の刃を使いなさいと言いますが 細かな刃の
金ノコでも良いのじゃないかな


ソーガードに沿って金ノコを使うと 金属とは少し
手応えが違いますが 誰でも真っすぐ切れますよ

切り落としたのは 84 mm 重さは 28 g 有りました
結構重いですね


切り口にはバリが残っています ヤスリで面を整えましょう


軽くヤスリを当ててやるだけで良いですね 綺麗に
面が取れました

これからヘッド小物を取り付けます でも最近は多くの
ヘッド規格が有り 私でもぼーとしていたら 間違いなく
間違うでしょう このタクリーノのフレームは上下異径
ヘッド 折角だから寸法を測ってみましょう


上部のベアリングです ノギス読みで 外径 41.8 ミリ
内径 30.5 ミリです


下部のベアリングは 外径 51.8 ミリ 内径 40.0 ミリです
タクリーノのヘッドの構造は インテグラルと呼ばれ
ベアリングがフレーム内部に納まるタイプです 規格は
1-1/8 × ワンポイントファイブとか テンゴ と呼ばれる
奴ですね


さて寄り道が長くなりました ヘッドパーツを組付けましょう
フォークのベアリング受けや ベアリングのケースにグリスを
塗っておきます 腐食や錆の防止の為です


下のベアリングはフォークに差しておきます


フレームのベアリングカップにもグリスを
上下共塗っておきます


フレームにフォークを差し込みます


上部ベアリングと割りカラーをコラムに差し込み
フレームの上部カップに装着します


ヘッドパーツの再上部のパーツを付けてヘッド小物は
終了 その上にステムの高さを決めるスペーサーを
入れます


ステムにも摩擦増強剤を使っておきましょう
ステムの上にもコラムの上端までのスペーサーを
入れます


アヘッド方式には コラムの中に左のスターナットを
打ち込みますが カーボンコラムでこれを使っては
いけません ネジを締めればコラムの中で広がり固定
される マルチプレッシャーアンカーを使います
これの役割はステムを上から押さえて ヘッドパーツの
玉当りを調整する為の物で ステムを固定するものでは
ありません

さてこれでヘッド回りは終了です コラムを少し長めに残したのは 今後の調整代です
コラムカット 簡単にさらっと記事にしたら良いのに色々と寄り道をして
くどい記事になってしまいました 色々と詰め込み過ぎましたね お疲れに
なったと思います ごめんなさい・・・ さて次の作業は B.B カップの取り付けかな?
ステムの位置も決まったので フロントフォークのコラムカットをし ヘッド小物を
組付けてしまいます

前回ステムの位置決めをしました 最近のアヘッドタイプの
フォークコラムは余分な部分を切り落とす必要が有ります
これを一般的にコラムカットと呼んでいます


仮組してあったフロントフォークを外します
切り落とす部分に墨を入れました 右が必要の
ない部分です


切り口は直角に真っすぐ切る必要があります
そんな時にはこの道具 一般的にソーガイドと
呼ぶのかな? これをフォークコラムにセットします


コラムをカットするのは金属用のノコ カーボンには
ダイヤ粒子の刃を使いなさいと言いますが 細かな刃の
金ノコでも良いのじゃないかな


ソーガードに沿って金ノコを使うと 金属とは少し
手応えが違いますが 誰でも真っすぐ切れますよ

切り落としたのは 84 mm 重さは 28 g 有りました
結構重いですね


切り口にはバリが残っています ヤスリで面を整えましょう


軽くヤスリを当ててやるだけで良いですね 綺麗に
面が取れました

これからヘッド小物を取り付けます でも最近は多くの
ヘッド規格が有り 私でもぼーとしていたら 間違いなく
間違うでしょう このタクリーノのフレームは上下異径
ヘッド 折角だから寸法を測ってみましょう


上部のベアリングです ノギス読みで 外径 41.8 ミリ
内径 30.5 ミリです


下部のベアリングは 外径 51.8 ミリ 内径 40.0 ミリです
タクリーノのヘッドの構造は インテグラルと呼ばれ
ベアリングがフレーム内部に納まるタイプです 規格は
1-1/8 × ワンポイントファイブとか テンゴ と呼ばれる
奴ですね


さて寄り道が長くなりました ヘッドパーツを組付けましょう
フォークのベアリング受けや ベアリングのケースにグリスを
塗っておきます 腐食や錆の防止の為です


下のベアリングはフォークに差しておきます


フレームのベアリングカップにもグリスを
上下共塗っておきます


フレームにフォークを差し込みます


上部ベアリングと割りカラーをコラムに差し込み
フレームの上部カップに装着します


ヘッドパーツの再上部のパーツを付けてヘッド小物は
終了 その上にステムの高さを決めるスペーサーを
入れます


ステムにも摩擦増強剤を使っておきましょう
ステムの上にもコラムの上端までのスペーサーを
入れます


アヘッド方式には コラムの中に左のスターナットを
打ち込みますが カーボンコラムでこれを使っては
いけません ネジを締めればコラムの中で広がり固定
される マルチプレッシャーアンカーを使います
これの役割はステムを上から押さえて ヘッドパーツの
玉当りを調整する為の物で ステムを固定するものでは
ありません

さてこれでヘッド回りは終了です コラムを少し長めに残したのは 今後の調整代です
コラムカット 簡単にさらっと記事にしたら良いのに色々と寄り道をして
くどい記事になってしまいました 色々と詰め込み過ぎましたね お疲れに
なったと思います ごめんなさい・・・ さて次の作業は B.B カップの取り付けかな?
僕は使ったことが無いのですが、マルチプレッシャーアンカーはKinoさん的にはいかがでしょうか?
たまに間違った事も書いていると思いますので ご注意下さい(笑)
プレッシャーアンカーは良いですね 間違いなく スターファングルナットより上です
ただ今回私が選んだ写真のタイプ これは調整代が少なく 少々使いにくい処が有ります
オーソドックスな HIRAME ヒラメの奴が使い易そうで良いだろうな
ボクも使っています、ちょっと嬉しいです!
ポンプヘッドとプレッシャープラグはHIRAMEを使ってます。
レーザー墨出し器まで登場とは、お仕事ぶりに感服します...
ところで、真相は明らかではないですがコラムの切り口は瞬間接着剤を塗布すると良いらしいですよ。
カーボン素材の湿気の進入防止と剥離防止の為。
一人作業 どれだけ正確に仕事が進められるかなんて考えていると
レーザー照射機、この手の器具は便利ですね
自転車を簡単に水平にセット出来る冶具も考えましたが これは計画倒れに終わりました
今回のコラムカット 切り口に接着剤等を塗る必要性は全く感じませんでしたが
カーボン繊維の中に湿気が入ったり 剥離が起こったりするのですか?
エポキシ系の接着剤ならまだ判りますが
瞬間接着剤の様な 浸透性の強い物を使って大丈夫なのでしょうか
自転車ではないのですが以前カーボンの釣竿を瞬間接着剤で修繕した時、カーボンの無垢の部分と化学反応を起こし発熱しました。
その後使用していて特に不具合は無かったのですがあまり良くないように思います。
ちなみにタバコの灰などにも化学反応を起こし一瞬で固まります。
へ~ カーボンと瞬間接着剤で発熱するんですか それは凄い
科学反応って カーボン自体と反応を起こすのですか?
私は科学的な勉強をした事が無いので 今回の瞬間接着剤を使う方法が良いとも悪いとも言えませんが
瞬間接着剤はちょっと刺激が強いかな・・・
折角ですが、私は使いたくないな
本題と関係ないですがこのフォークコラムに印をつけた黄色のマジック?ペンキ?の素性を知りたいのですが。シートポストとかに印をつけるときに便利そう・・・