Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チェーントング 錆び防止処理をします

2024-04-01 20:05:47 | 色々な道具
仕事で使うチェーントングの手入れをしています チェーンを使う為
チェーンレンチとも呼ばれています 今回は道具を錆び難くする為の処理を行います
作業風景をご覧下さい





ここまでに道具の洗浄を行い ハンドルの一部分に塗装を行いました
ここからもう少し手入れを進めます






ハンドルの凹んだ部分に色を塗りました 他人の道具と
区別する為の塗装です




このチェーントングと言う道具は 道具に傷を付けない
錆びさせないと言う環境で使う事はあまり有りません
結構酷使されます






掘削した土の中で使う事もあり 特にチェーンは表面の錆も含め
良く汚れます 下の新しい状態を保つのは中々難しいですね




この道具の使い方は パイプにチェーンを巻き付けて使います
これは塩化ビニール管ですが 当然鋼管にも使います 
デモで用意したのは VU150 外径は 165.0mm 有ります






パイプにチェーンを巻き付けています チェーンは道具のアゴに
長さを合わせてセットします アゴは滑り難い形状をしています






ハンドルを下へ下げる事で チェーンがパイプをしっかりと
銜えます チェーンの摩擦力に頼る部分が多いと思います






本来チェーンがスムーズに動き、錆を防止する為にオイルを
塗布したい処ですが 下の写真のパイプに接する部分にオイルは
道具の性格上 塗布出来ないですよね これがチェーンに錆が発生する
原因の一つでも有ります






そんな悩ましい道具ですが 今回は錆の防止に大きな効果が有る
Wynn's の NUMBER FIVE を使います これは私の友人が金属の
表面に特殊処理をする時に 防錆処理が必要でこれが一番良いですと
私に送ってくれた物です




しっかり成分解析が出来る会社もこれは良いと言っている様で
この様な情報は有難い事です






倉庫の入り口で ナンバーファイヴをスプレーします
下に落ちても良い様に床養生もしました




使う前に容器を良く振り 内部を攪拌します





まずチェーンの表面とリンク内部にも ファイヴが充分浸透する量をスプレーします
結構噴射圧が強いスプレーです




表面が濡れる位の量は使っています





チェーンにスプレーした余剰分を 歯ブラシを使い道具のハンドル部分にも塗布しました
この商品の浸透力はかなり強く また金属表面に染み込む様な感じもします 馴染みが良いと
表現すれば良いのでしょうか

ここから自然乾燥させます 量も多目だったので 2~3日掛かるかも分かりません 潤滑剤の様な
液体なんですが 乾燥すると滑ると言う感じはあまりしません 今回の手入れはここまでですが
この方法が良かったのかの結論はしばらく先になりますね





コメント
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