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Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ギア板 軽量化作戦

2009-01-17 06:53:57 | 製作・加工
このごろ古い謎のピストフレームの記事が続きましたので
この辺で一息入れ 少し違う事をしましょう

PCD151時代(ある書籍には二昔前なんて書かれていました 笑)
その二昔前のギア板に穴のあいた物は売っていませんでした
そして選手が自分で穴をあけたりしていましたが
それが懐かしく 今回チャレンジ

そうそう 軽量化にはほとんど寄与しません(笑)



最終的にはこんな風になるのですが それでは作業を始めましょう




ギア板に墨出しをする為にこんな図面を書きましたがこれ位の寸法は計算でも出せるんでしょうね 
でも私には無理・・






まず墨出しをします 
外側のリングのセンターを出し リングに図面で確定させた8mmピッチの墨を入れています
内側のリングは切り落とす事にしたので カットラインを入れます






墨を入れたポイントに ポンチを打ちます
この微妙なずれが後で影響するだろうな・・・ これで下準備が完了です






ここからドリルで穴あけ 穴径は3.5mmにしました 簡単な様で結構神経は集中します
穴あけ完了 木部には穴を開けこの様に5ピンを入れてギア板を固定するのに使いました




穴あけ後は軽く面取りをしておきます






次は内側リングのカットをします
この辺はサンダーでエイヤーです でも墨は残してザックリ墨の手前で切ります
後は墨に合わせヤスリ掛けで調整と仕上げです




完成です 左が加工前のノーマル 右が加工後 
やはり最初のポンチのズレが正直にそのまま出てしまいました  ちょっと反省(笑)






クランクに付けてみました 実はこのクランク 1968年のマイティコンペなんですが
無骨な真四角のクランクを削って削ってエアロ加工 27~8年前の工作です
しかしここまで削ってしまうと強度が心配で使えません 今日のギア板と併せ観賞用かな?(笑)



加工前のマイティコンペのクランクはこんな姿 ここから果てしなく削りました




おまけ

切り落とした内側のリングでこんなのを作ってみました
Kino 絶対に暇なんやろ! ははは



コメント (2)
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