Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ウッドテラス フェンスの用意

2015-06-24 20:14:50 | ウッドテラス作り
今回作っているウッドテラスは地面からの高さが 人の背丈ほど有ります
このままでは危ないので周囲にフェンスを取付ける事にします




午前中にデッキの床張りが終わったので
お昼の間にフェンスの材料を買ってきました
仕事用のルーフキャリアがとても役に立ちます




今回用意したのはラティスと呼ばれる格子状に
組まれたパネルです デッキの床が目線より
上に有るので目隠しの必要はそれ程感じません
併せて手軽な価格でこれを選びました この辺りが
素人工作かと自分でも思います






買って来たラティスをそのまま取り付けるのは
少々無理が有ります この周囲に枠を取り付けて
やります 先日雨が降りそうな時に慌てて色を
塗った材木を使います 巾 90mm 厚さ 27mm の
間柱用の材木です






縦と横の二種類の長さを取りました デッキの床は
このフェンスの大きさを基準に考えて施工しています






実の処、このテラスを頼まれた時に どれだけの
材料が必要なのか頭の中に有る物を絵や文字にして
結構細かく考えています 予算を限りなく使える
訳でも無いので 無駄の無い材料の取りと価格も
材料選択の要でした






こちらは一番最初に 床に矩(かね)= 直角 の
基本墨を出す時の 三四五(さしご)の計算を
紙の裏に現場で書いています
赤い文字は何かと思ったら 自転車のギア倍数の
計算でした 3.92 や 3.93 今の競輪競走で良く使われる
倍数です お昼ご飯の時にスポーツ新聞を見ながら
書いたのでしょう(笑)



話を戻します

カットした小口がそのままでは良く有りません






防腐剤を塗り 用意は完了です






これを使うのは予定では翌日です 少し天気予報が
思わしく有りません 濡れない様に養生をしておきます





フェンスの段取りを終わらせると丁度、空流(Cool)君が学校から帰って来ました
デッキが気に入ったらしく嬉しそうに寝転んでいます




私の腕は日焼けで 床の色より濃くなりました(笑)






今日の労働対価 私の報酬です このビールは大阪の
箕面(みのお)と言う地域の地ビールなんですが 
凄く美味しくて驚きました







それでは今日はおいとまします ビールを頂いたので車は置かせてもらいます
高さが約 1.6 m 有るデッキ この高さが犬も恐いらしくダッフィ―は外へ出て来ますが
シェリーの方は駄目な様です フェンスをしたら大丈夫でしょう

前回の作業 【 ウッドテラス 床を張る 】

次の作業 【 給水栓の移設 これは本職 】

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ウッドテラス 床を張る

2015-06-23 20:49:50 | ウッドテラス作り
雨により少し工程が延びたウッドデッキの工事 今回は床を張りましょう





雨が降ったので予定を一日延ばしました材料の上にはブルーシートを
掛けて雨養生をしていました






今回は床の上に上がるので有れば便利な腰袋を
持って上がります これは安全帯がメインですが
他の物は職人がそれぞれ自分が使い易い様に
アレンジしています 腰を見れば大体その人の
職種が解りますね






デッキの上のシートを外します 床材も濡れずに
済んでいます




掃出しのサッシのフェンスを外します






壁にビスで何ヵ所か止めて有ります そのビスを
抜きましょう






外れました 足元を見ると結構怖いです高い所は
苦手です






これから床材を張って行きますが 大引けの長さより
少し長く切ってます 左右の出代を揃えないといけません






根太の外に 19mm厚の木材を仮止めします






この木材の外面に床材を合せてみます






これで右側の出はどうでしょうか




25mm 出ています 左より 6mm 出過ぎです






左側に 3mm ベニヤを当てると良い計算です




これで左右の出代が揃いました これで決めて
行きましょう




デッキの上に上がります この様に左右まで一本物と
真ん中で継ぎ足す、半分の長さの物を混ぜて張って
行きます






床材を止めるビスは 50mmを使いましょう 根太の上に
打っていきます






建物側から始めます 建物との間は少し開けます
3mm べニヤを挟んで床を決めます




サッシの下に幾らか飲み込んでいます 雨が床材に
溜まるのと 建物に擦れて音鳴りがしない様に建物と
縁を切りました






二枚目以降は 3mm べニア二枚分 それぞれ
6mm の隙間を開けて張って行きます これは
やはり音鳴りの防止と 雨で木材が膨れた時の
逃げです 隙間が無いと床板が盛り上がって
しまいます






床材の短い物は真ん中の根太の上で繋いでいます
この半分の物はビスを打つ前は 踏む場所が悪いと
天秤になり大変危ないです 仕事を進める時、特に
気を付ける処です




6mm のパッキン






この位の間隔で張って行っています





私のする事がとても気になる様です 左がダッフィ― と 右がシェリー
この犬達もデッキに出入り出来る様な床の高さにしています




今迄使っていたインパクトドライバーのバッテリーが
4 個有るのですがそれが全て弱くなって来ました
頻繁にバッテリーの交換が必要で手が止って仕方が
有りません 一つ新しい物を買ってしいました・・




そうこうしている間に端まで行きました




ここまで朝から始め 丁度半日の作業です
気を付けて床の下地を組んだつもりですが
真四角では無く平行四辺形になっていないか
少し懸念していました でもそれは大丈夫で
床材の調整なしに綺麗に隅まで張れました





さあ腰を降ろしましょう(腰 = 腰袋) これに慣れると無ければ不安になります
私の仕事で多い木造住宅では必ず必要な物では有りませんが マンションの現場で
安全帯は必ず必要です 安全帯が無ければ現場へは入れて貰えません

床も無事に張れたので保護柵、フェンスの準備が必要です お昼から買いに
走りましょう

前回の作業 【 雨には勝てない 独り親方 】

次の作業 【 ウッドテラス フェンスの用意 】

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雨には勝てない 独り親方

2015-06-22 20:11:59 | ウッドテラス作り
この梅雨の時期に良くお天気が続いた方だと思います しかし今日は
怪しいお天気です 今日の予定はウッドデッキの床張りです・・






昨日の夕方に 用意した床材に塗料を塗り
床を何時でも張れる様に準備は出来ています

しかし今にも降りそうです 奥の白木はここに
手摺りを付ける為に用意した物です この状態で
雨に濡らしたくないですね




床を張るより材木に塗料を塗ってしまいます
でも角の面取りを先にしてからです 急いで
やりましょう




順調にカンナで角を取っていましたが 何故か
切れ味が悪くなりました






一度刃を外し 綺麗に拭いてから組み直しました






理由は解りませんが切れ味が復活しました
切れ味が悪いと木の肌に滑らかさが無く
面取りをした意味が有りません




カンナ仕事が終わったのでまずお掃除






木材をカットしてから塗るつもりでしたが このまま
塗ります カットしてから小口だけ塗れば良いでしょう




あら、塗装をしている時にパラパラと雨が来ました
水性塗料が乾くまでに濡れるのは洒落になりません
シートを掛けながら進めて行きます やり難いですが
仕方が無いですね




昨日塗った床材はもう塗料は乾いています






でも雨が降るのが解っていて 放っておくのも嫌ですよね
ブルーシートを被せて雨養生をしておきましょう




手摺りの枠板も シートに勾配を取って水が溜まらない
様にしておきました




今日の作業はここまでです 予定通り行きませんでしたが
半日だけでも仕事が進んだので良い事にします 丁度お昼に
なりました




今日は働きが悪いのでご褒美は有りませんでした
関西でごく普通のきつねうどんです 普段のお昼は
私にはこれでも多いくらいです





紫陽花の花が咲く前ですね 花も良いですがこんなのも綺麗だと思います
天気予報ではそんなに酷くは降らないらしいですが 明日は晴れてくれたら良いですね

前回の作業 【 ウッドデッキ 床材の準備 】

次の作業 【 ウッドテラス 床を張る 】

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ウッドデッキ 床材の準備

2015-06-19 20:25:54 | ウッドテラス作り
前回床組の根太まで終わらせ いよいよ床材を貼れる処まで来ました
計画している寸法に切り準備を行います





今回も床材はホームセンターで買う事にしました ただこのお店の建築資材売り場は
本職の建設業の人達が多く利用し 朝 6時30分から開いています
今回、ウッドテラス、ウッドデッキと表題部で併用していますが 細かな定義は
当然有ると思いますが 実際使い分ける事も少なく同意語として使っています




床に使う為の材料を降ろしました 何を使うか
迷いましたが SPF材 ツーバイフォーの建物に
使う材料です 耐久性はどうかと思いますが
厳命されている低予算 それに併せ加工のし易さで
これを選びました サイズは 89mm巾 19mm厚です






小口(コグチ)があまり綺麗じゃないので ここは
両方、落してしまいます






三段に重ね 3列 9本の材木を一度に切ります
丸ノコの刃は目一杯出せば奥まで届くでしょう
65mm 程有ります 大丈夫ですね








コグチは両方切り落し それぞれの面(ツラ)を
揃えました








必要な長さにカットします 2040mm これがデッキの
巾になります






丸ノコで切る部分の真下は避け 木端(こっぱ)= 材木の
切れ端を下に敷いておきます ここで気を付ける事は
材木が切れた時、天秤にならない様に木端の位置を決めます 
そうなるとノコの刃が材木に噛んで丸ノコが跳ねて大変危険です






問題無く綺麗に切る事が出来ました






9本の材木を揃える為に ラッシング(荷締め)用の
ナイロンスリングで材木を束ね仕事を進めています

3650mm の長さの材木から 2040mmを切り落した後
残りからさらに 1020mmの長さの物を取りました
歩留りを良くする為です




切り終わった床材は一旦床組の上へ仮置きします
今回 最後に使う手すり用の木材も買っておきました






床をシートで養生し 防腐材を塗ります 今回初めて
使った塗料ですが 乾くと水も弾き、これは選んで
良かったと思います






塗って乾くまで約 2時間 色々な所で乾燥させています
乾いた奴はデッキの上に置いておきましょう 予定では
明日使います






全ての床材に塗り終わりました 一度に四面を塗れないので
二面ずつの作業で結構塗装に時間が掛ります 出来上がってから
塗る人も居る様ですが そうすると塗れない部分も出て来るので
手間は掛りますがそれを惜しまないで 仕事を進めています




部屋の中からデッキの上を写してみました 塗料
乾燥中の木材です ここまでで丁度良い時間に
なりました 今日はここまでにしましょう




今日のご褒美が頂けました





赤いウインナー これって意外に美味しいですね、ちょっと見直しました
さてこれで明日は床が貼れます楽しみですね 私は仕事が進むにつれ
日焼けで黒くなって来ました 丁度木に塗っている塗料と同じ位の色です(笑)

前回の記事 【 素人親方のウッドデッキ工事 建築金物の取付け 】

次の作業 【 雨には勝てない 独り親方 】 

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素人親方のウッドデッキ工事 建築金物の取付け

2015-06-18 20:23:40 | ウッドテラス作り
本職でない私が作るウッドデッキ 前回は床の構成材を組上げ
それらしい形になって来ました 今回はその床組に金物を取付け
左右に強い強固な物にして行きましょう





前回は材木を寸法切りした物を組立て 束石の上に床組をした状態で終えています
この構造は束の上に大引きをビスで止めているだけで筋交い(すじかい)などの補強材を
入れていません 建築金物を使いもう少し強固な物にしましょう






束と大引きの接合部分です 木材の加工はせずに
大引けの上からビスで揉んでいるだけです さすがに
これだけでは揺れに弱いので補強金物を使います






建築の補強金物は実に色々な物が有ります これは
土台と柱 又は今回の様な束と大引きの入り隅に使う
には良い形をしています 正式な名称は解りませんが
スリムプレートと言う商品です






この金物はこの様な場所にビスで止めて使います






使うビスの頭は四角で 金物ビスと呼びますが
高トルクで締める所では良く使います






当然インパクトドライバーのビットも専用の物を
使います






金物を取り付けて行きましょう 木材の中心に
取付けます






かなり良く締まるビスです 良い手応えを感じます






金物の裏に当て木をして 材木の真ん中で倒れの
無い様に取り付けています 水平器で縦の倒れを
見てみましたが 束の立ちがそれ程シビアに出て
いないのであまり意味は無かったです




全ての部分に金物を取り付けました 正面から見て
横方向はかなり頑丈な物になった事を感じます

前後方向にはこの様な金物が使えないので 何か
他の事をしたいのですが 筋交いなどを入れると
このデッキの下に出入り出来なくなります それは
避けたいので工事を進めながら考えて行きます

※ 筋交いとはこの写真の左奥で斜めに控えを
取っている木材が有りますが この様に斜めに
入れ構造を補強する部材です






建物から L型金物で束を固定していますが 長い
部分が飛び出したままです これで頭を打つと実に
痛いです この様な危ない物は切ってしまいましょう




この黒い墨で切り 束から飛び出さない様にすれば
良いですね






私達はサンダーと呼びますが ディスクグラインダーと
言うのが正式名称かも分りません




相手に依って刃も色々な種類が有り これは金属の
切削用を装着しています




この道具は歯の当り方が悪いと手前に跳ねたりするので
怪我には注意して作業を進めます

※ 今回この様に刃の部分にカバーが無い状態で使っていますが
これは建築現場では出入り禁止になる事も有ります 私が指導する
立場では有りませんが カバーを付けて作業をする方が安全ですね






慣れれば極簡単に切る事が出来ます 切った跡は
バリが残らない様に面取りをしておきました






切り口はそのままにしておくと刃物の様に切れます






床組の上部はこんな状態です ここで使う根太は揃えて
います






ここでの現場作業だけでは無く 家で多少の図面を
書いたりしています ただ図面の勉強はした事が
有りません




根太のピッチを書いています この巾は最終的に
フェンスを付けますがそれを基準に決定しています






端の根太は仮止めをしています その他の根太の位置の
墨を出しました 根太のピッチが少し広いですが、この
辺は全て材料の取りの関係です 
※ 取りが良いとか悪いとか 無駄なく材料を使うのは
取が良い なんて言います




根太を間配りました(まくばり)








根太を決めてしまうと サッシのフェンスが取り難く
なります ビスを先に抜いておきます






根太の固定には 90mm のコースレッドビスを使います

※ コースレッドはネジのピッチが粗く先端が木材に
入り易い形状をしています






大引きに各二本ずつ揉みました 釘なら斜めから打つ事が
多いですが ビスなら上からだけで良いでしょう





今回は建築金物の取付けと根太まで決めました これで床を貼る事が出来ます
床材の用意をしないといけないですね 次回はそれらを段取りしましょう

前回の作業 【 素人大工が作るウッドテラス 床組 】

次の作業 【 ウッドデッキ 床材の準備 】

コメント (2)
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