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塩麹漬け。おにぎり弁当/フィリピンの長いいち日2

2015年03月01日 | 田舎生活の衣食住
 冷蔵庫が空になったので、買い出しでした。しかし、この頃は野菜が高価になっています。そこで購入したのが、ジャガイモとニンジンと青菜。
 後は、漬け魚が食べたかったので、鮭を購入して塩麹に一晩漬けておいて焼きました。
 ついでに豚コマも漬け込んでおきました。





 買い出しから戻っても直ぐに食べられる物がないので、おにぎり弁当300円を購入。どうして、おにぎりだと幾らでも食べられるのだろう。このおにぎり、見た目は分からなかったのですが、かなり薄いのです。残念。




 翌日は、早朝便で帰国の途に着きましたが、空港はかなり混雑していたことしか記憶にありません。後に知ったのですが、我が航空機が離陸後、空港ではアキノ氏が暗殺されていたのです。
 航空機の時間がもっと遅かったら…と思うと今更ながらぞっとします。
 そしてほうほうのていで辿り着いた我が祖国で、空港から会社に電話連絡を入れていた時(当時は未だ携帯電話は普及していなかった)、後ろに並んでいたオヤジが、「何時まで話してんだ。そんな電話してるんじゃねー」と叫んで、わたしの荷物を蹴ったのです。
 まあ、我が事情を知らないっちゃあ知らないのでしょうが、そんなに長電話でもなく、単に、フィリピンで金満日本人を演じて帰って来て、気が大きくなっていたのでしょう。
 反してこちとら苛立っています。直ぐさま空港警察官に荷物を蹴られた旨を話、注意せよと伝えると、「箱崎で捕まえます」と訳の分からない返答。
 どうしてあのオヤジが箱崎に行くと決まっているのだ。今、ここで言えと押し問答。もうこうなってくると、その若い警官に腹立ちを覚え始めました。
 「どうして嘘を付く」。そのまま空港警察に行くと、んっまあ、気の荒い刑事がこちらが悪いような口調でまるで責められているようでした。それにも屈せず、「先程の警官を呼べ」。「名前を教えろ」と、もはや怒りの矛先は警察におりました。
 それでも名前を教えてくれないばかりか、件の警官は姿を現しません。これ、公務員は名前を聞かれたら答えなくてはいけないと義務付けられているので、先ずおかしい。が、とにかくこちらも尋常な精神状態ではないので、スルーしてしんまったのです。これ、今考えても悔しい。
 そして、強面の刑事にも屈しないとなったら、今度は諭すタイプのおっさん刑事の登場です。これまでと違い、気持ちは分かるの、なんの、とにかく優しく諭していくのです。
 そんなこんなで三時間。翌日は朝いちで会議です。家に辿り着いたのは(当時は東京)もはや日付が変わろうとしていました。
 これが自分の最初で最後のフィリピン旅行記です。何だかなあ。相性が悪いとしか言いようがありません。



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