木の実幼稚園のゆかいな仲間たち

愛媛県松山市にある『木の実幼稚園』の先生たちによるBlog

ムーミンパパとムーミンママの手

2011-12-06 17:28:17 | Weblog

園内でディズニー映画に出てきそうな小道具を発見しました。


にんじんでしょ




ソーセージでしょ




さつまいもでしょ



トウモロコシでしょ



チーズもあります



トーストも焼けてます




お遊戯会の総練習に合わせてどこかのムーミンパパさんが作って持ってきてくださったそうです。

(ビックリするほど良くできていますよ。ディズニーランドとかにありそうですもん。)



話は変わり

今日(12/6)は、園のプレイコートで年長さんのちょっとしたパーティーがありました。

(雨雲がいなくなってくれたおかげ、お外で出来ました。
 きっと今日お手伝いに来てくださったママさんの中に「晴れ女」がいらっしゃるはずです。)


地元の農家の方にご協力いただき、初夏に年長さんが苗を植えました。

この秋無事に実り、みんなで田んぼに出かけて収穫したお米がありました。

それを炊いて、おにぎり作りに挑戦する『おにぎりパーティー』が開かれました 


好きな具を選んで握っていいので、

みんな迷いながら具を選んで楽しそうに握っていました 

(みんな、このみ君に見せてくれるのは嬉しいけど、
 せっかく握ったおにぎりがグチャグチャになるから具は見せなくていいからね。)


とは言え...そこはムーミンママさんの手助けが必要で

お手伝いに来てくださったママさんたちに具を乗せてもらったり

握り方を教わりつつ「マイ・おにぎり」作りに挑戦していました。



子どもたちを見ていると

子どもって、ある日「何か」をできるようになるんじゃなくて

「何かのここはできる」 と 「何かのあれはできる」 が、ゆっくり足し算されていって

そのうち「何かの全部ができるようになる(= 何かができるようになる)」

ということなんだと教えられます。


ママさんたちに助けられながらおにぎりを作り終えて笑ってる子どもを見ていて

そんなことを思いました。





ムーミンパパの手が作り出すモノ

ムーミンママのちょっとした手助け


『手』っていいですね。 うん、いい。


手作り の 

手助け の 

手伝い の 

握手  の 

拍手  の 



ところで、なぜムーミンか。


ムーミンをご存知の方は多いと思います。

そうです、北欧フィンランドの作家『トーベ・ヤンソン』の挿絵入り物語です。


ムーミンパパは子どもたちを喜ばせるのが大好きで、

ムーミンはムーミンパパの冒険の話が大好きです。


ムーミンママは世話好きで、

ムーミンもムーミンの友達もママのスープやアップルパイが大好きです。


ホールでパパが作ったニンジンを振り回している子どもや

プレイコートでママに手伝ってもらっておにぎりを作っている子どもを見ていたとき


『いいなぁ、この子たちには沢山のムーミンパパとママがいる。』と思いました。


ならば、園はムーミン谷になれるといいですね。

みんなが好きな場所になれるといいです。


まぁ、ムーミンたちもたまにはケンカしたりいたずらし合ったりします。

でも、仲はいいです。

それがいいです。

それでいいです。



さて、そんなこんなで今週末にはいよいよ子どもたちのミュージカル

『ザ・お遊戯会』です 


このみ君は小さい頃、「何本か立っている木のうちの1本の木」という大役と 

「何匹かいるサルのうちの1匹のサル  」という大役をやった記憶があります。


(誰がなんと言おうと、きっとあの頃のボクにとっては大役だったのです(笑)。)


今のボクがあの格好したら結婚式の余興になってしまいますが、

子どもがやると それはそれはキュートです。




いよいよですね。


先生たちとの連日の練習、ムーミンパパとムーミンママからのサポート。

準備はいよいよ最終段階に入っています。

そして開演まであと数日です。


それではみなさん、カーテンの向こうの子どもたちを待ちましょう。



このみ君でした


追伸:

お遊戯会の準備に時間を割いてくださった保護者のみなさま、

そして、寒い中『おにぎりパーティー』を手伝いに来園くださった保護者のみなさま、

この場をお借りして深くお礼申し上げます。

「いつも支えて下さりありがとうございます」



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