木の実幼稚園のゆかいな仲間たち

愛媛県松山市にある『木の実幼稚園』の先生たちによるBlog

年中さんの 芋苗植え

2015-05-29 15:30:08 | Weblog


さつまいもど~れだ

さつまいも と じゃがいも の色や形の違いに気付いた子ども達。


  



今日は年中さんのお仕事

芋苗植えの日


近藤のおばちゃん や おじちゃん達にもお手伝い頂き、お仕事がんばりました。

林のおじちゃんにも来て頂きました


    

      



暑い中ごくろうさまでした

おおきい・おいしい・さつまいもできますよぉ~に…

これから水やりも頑張りますよ


K.O.



鍵谷祭(かぎやさい)に お出かけ

2015-05-28 16:19:12 | Weblog

垣生(はぶ)の町の 『伊予絣(いよがすり)の鍵谷カナ女』 さんをたたえてお祝をする鍵谷祭

今年は151周忌だそうです。

年長さんは、毎年鍵谷祭に行きます(^○^)


      

        


くねくね道の垣生の町を交通指導をしながら歩きます

垣生っ子のお友達は 「ここ、○○くんのおうち―」 と教えてくれます

さあ、鍵谷堂(かぎやどう)に到着


    


おばちゃんに拝み方を教えてもらい、拝みます。

帽子を脱ぐことや、お辞儀の仕方を学びました

続いて、三嶋神社でお買い物


      

        



お店のおばちゃんとやりとりをおこないます。

「これ、いくらですか?」

「これ、ください。」

中には「これだけで買えますか?」と、財布の中のお金を見せる子もいました。

兄弟姉妹の分も買って帰る子もおり、兄弟愛にほっこりしました


お金について知る、良い経験になりました。

これからもお金について理解を深め、次のお買い物も楽しみにしたいです


                    Y.T



第一回 「お日様会」

2015-05-27 16:08:23 | Weblog


今日はお天気

前回、雨で引き延ばしとなったお日様会

暑い中でしたが、みんなで頑張りました


  



まず、年長(きく組)さんが今週のお約束を発表してくれましたよ。

みんなでお約束守ろうね。

きく組さんかっこよかったです






◎ お日様会って何?? を知る。
◎ 体操隊形の開き方。
◎ 行進のやりかた。
◎ 木の実っこ体操。  などなど
 
大切なことを再確認しました。


    



年少さんはどこでしょう

ここにいまぁ~す\(^o^)/


  


今日は初めてだったので

お兄ちゃん・お姉ちゃんのかっこいい姿を見学。

今度は一緒にやってみようね

これからもっともっと暑くなるけど…

お日様の下で元気な身体づくり頑張りましょう



                K.O.


絵具指導

2015-05-25 15:22:15 | Weblog

年長さんのはじめての絵の具指導

前日には“筆”や“パレット”等の名称も覚えました


まずはどうやって置くのか教えてもらいました

ボードに貼ってあるものと自分のものを見比べて並べました。


    



バケツに水を入れる時も「すうじのしたまで~」と言いながら

調節して入れることが出来ています (^_-)-☆


      



好きな色を3色出してパレットの小さい部屋に出します。

大きい部屋で混ぜて水も足して塗っていきます


      

        



だんだんと塗っていくうちに混色になってきました

「しろ と あか まぜたら ぴんく になったよ~

「あか と あお で むらさき

と、沢山の色になることを発見しました


これからの活動でも絵の具道具使っていこうね


                  Y.T




あさがおの苗植え (年中)

2015-05-18 14:15:19 | Weblog


年中になって 心も身体も少しお兄さん・お姉さんになった子ども達

毎日の活動に期待をもって登園してくる元気いっぱいの姿に嬉しく思います


今日は毎年恒例、年中さんの*あさがおの種まき

「はやくやりたい~」と心待ちにしている様子や、

「みたことあるよ 」と、去年の年中さんの姿を思い出している様子が見られました。

さぁ、自分達のクラスの番がやってきました


  

      



お野菜や、花を育てるのが上手なおじちゃん達にも

お手伝いして頂きました。

鉢に土を入れたり、

きれいなお花が咲くように肥料を土に混ぜたり、

指で穴をあけて 大切な大切なあさがおの種を入れ、

お布団の土を優しくかけてあげました。


お水もかけてあげてっと

お花も のどが渇くからね。


  

      



        たのしみだな~  早くおおきくな~れ



                K.O.

夏野菜を収穫するぞ!

2015-05-14 09:26:19 | Weblog

日に日に暑さが増してきた今日この頃

今日は待ちに待った夏野菜の苗を植える日です \(^o^)/


年長さんはクラスごとに違う夏野菜をプランターに植えます。

図鑑で夏に育つ野菜を調べ、準備も万端です

ふじ組    とうもろこし
たんぽぽ組  スイカ
さくら組   メロン
きく組    枝豆


しかーし…

いざ時間になると雷と雨で大騒ぎ

「てるてる坊主つくったらやむかもしれんよー

その一声でおおきなてるてる坊主を作り始めました。

外に吊るして、ホールに遊んでいると

なんとお日様がさしてきました やったね



戸外に出ておじちゃんにそれぞれの苗の植え方を教えて頂きました


      

        


しっかりお水をやって美味しく育つようにお祈りしました♡


    



このみ畑にも夏野菜を植えました。

放送で呼び掛け、年中さん、年少さんも見に出てきました 


      


「先生、ミミズがおるー 」 「あそこよー

小さい小さいミミズの赤ちゃんを見つけてくれました。

土が肥えている証拠  美味しい野菜が育つといいね


  


終わった後に大活躍のてるてる坊主とパチリ

てるてる坊主さん、お務め御苦労さま(*^_^*)


  



                    Y.T



母の日のパン作り(年長)

2015-05-08 11:26:13 | Weblog

年長さんのみ パン工場へしゅっぱーつ

パン工場に行くとアンパンマン、ジャムおじさんに会えると思っている子どもたち。

年少さんにパン工場に行くことを自慢げに話す姿も見られました。


パン工場に着いてパンを作る名人の社長さんにお話を聞きました

どうやって生地を練ったり、丸めたりするのか。

どうすれば美味しいパンが焼けるのか。

どうやって作るのか。

ボランティアのお母さん達にも手伝って頂きながら作ります


      

        



丸いお顔、ふたつ結び、大きなリボン、にっこりお口

かわいいお母さんの顔の完成です


次は工場の機械を見せてもらいました

メリーゴーランドのようにぐるぐる回るオーブン。

つかみの部分も熱でまっくろになっていました びっくり


発酵室は蒸し風呂みたいにぽっかぽか

だんだんとパンが膨らんでいる様子を見ることが出来ました


    



篠崎ベーカリー様 貴重な体験ありがとうございました

ボランティアのお母さん方、御協力ありがとうございました


「ジャムおじさんはいなかったけど、パン作り名人の社長さんがいたね  」

帰りのバスの中で話す子どもたち。

またひとつ新しいことを発見したね


ふっくらと焼きあがったパン

母の日には一緒に食べたのかなヽ(^o^)丿


                      Y.T

お便り

2015-05-05 09:16:59 | Weblog


少し前のおはなしですが

ある朝 ある男の子が教諭と一緒に部屋に来てくれました。



教諭は一言「お話があって来ました。」と申し添えると

そのあとはその子の後ろに控えて静かに口を閉じました。


ふと男の子の顔を見ると、不安で仕方のない顔をしています。


「これ...」 という言葉と共に 握っていた紙を差して、

「ごめんなさい。」と続けました。


どうやらその子にはそれが精一杯だったようで、目に涙がたまりはじめました。


「らくがきを、どこにしてしまったの?」 と、問うと

小脇に抱えていた本の裏表紙側から開き

落書きをしてしまったページを見せてくれました。


そのページには、幼稚園の管理番号が書かれたラベルが貼ってありました。


年長になると、毎週水曜日に絵本を借りて家に持って帰ります。

貸出のために、子どもたちはラベルの色と そこに書かれた番号を読んで

貸出の受付を済ませます。


「どうしてこれを書いたの?」と、問うと

「書くれんしゅをしようとおもった。」 と、答えます。


確かに ラベルに書かれていた文字や番号を真似ていました。



「今日は2つのことをお話しします。


 まず一つは、家の外にある物は、僕の物でも私の物でもなくて

 だれかほかの人の物です。 幼稚園に行けば、自分のお道具箱や

 ロッカーに入れてある物以外は、幼稚園や他のお友だちの物です。

 だから、書いたり使ったりする前に、一度先生や友だちに聞くようにしよう。

 それはね、小学校に行っても大人になっても同じことだからね。

 してしまったこと(らくがき)が、

 して良いことだったか良くないことだったのか きっともうわかったよね。


 もう一つは、今日の君はたいへんりっぱでした。

 今日幼稚園に来ることも、今先生のところに来ることも

 手紙を差し出すことも、お話しすることも

 きっと全部嫌だったことでしょう。

 でも、「ごめんなさい」を伝えるために勇気を出して

 今日は全部できました。

 気持ちを伝えることも 気持ちを知ってもらうことも

 とても大切なことです。

 それができたことが、とてもりっぱです。

 じゃ、本を大切にしてあげてね。

 いってらっしゃい。」


わずか2、3分の出来事だったのですが

思うところが多々ありました...。



幼稚園に行く前の日に

子どもの様子を知り

「今、教えておいてあげないといけないことがある。」 と

子どもに手紙を書かせてあげたご家族の教育観と

そして それをうながしてあげた親心。


また、

「自分でしたことを、自分であやまる。」 という体験を

この幼児期にさせておいてあげようとした親心。


この子はおそらくは書くという表現ができる(好きな)子で

(なぜなら、もうこの時期にきれいなひらがなを書けるので)

ご家族はそれをちゃんと知っていて

たとえ「ごめんなさい」を口にできなくとも

君が今できる方法で伝えることができる、ということを教えてあげた親心。


教諭はそんな親心をおそらくは感じとっていて

子どもの前に立たず 自ら説明することもなく、

終始 傍らで子どもがやろうとしたことを待ち続けたこと。



幼児期には 自我と他我の境目が生まれ、

自分と それ以外の人

自分の物と 自分の物ではない物

その境目を知り それを正しく理解し

分別というものを 会得していくことがどうしても必要で、

だれもが通る道のりです。



この子は 確かに本に落書きを遺してしまったのですが

他の子が真似をしかねない見本を遺してしまったのですが(苦笑)、

一つ ご家族から心の中に大きな授かりものをもらいました。


少し先の未来で

もっと大きな間違いを起こさなくて済むための

大きな授かりものをもらいました。



お手紙、どうもありがとう。

きっと、本が喜んでいます。



  


                  K