春が来て
園でも色とりどりの花が 咲き始めました。
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夕方 預かり保育の子どもを小走りに迎えに来られたお母さんが
子どもを見つけ ニコッ とし
その笑顔を見つけた子どもが
「(あー 来た)」 といったように
同じように ニコッ とお母さんに笑顔の返事。
日常に普通にあるそんなお母さんの姿に
「自分もこうあろう、自分も頑張ろう」 と元気をもらっています。
昨日
今年度のPTAの役員さんたちの 第一回目の役員会がありました。
人のあいだに立ち 人に相談し 人と助け合いながら 人をつなぐ
そういったご苦労のある役割です。
子どもたちと園にかかわる人たちのために
役を引き受けて下さり有り難うございました。
「せっかくなので 楽しくやりたいと思います。」
と挨拶をされていたお母さんがいらっしゃいました。
その言葉に園長先生は励まされたそうです。
...その言葉に励まされたのは
もしかすると園長先生だけじゃなかったのかもしれません。
「こうして子どもにちゃんとかかわり 子育てに向き合うことを
私は嬉しく思っています。」
と挨拶をされていたお母さんがいらっしゃいました。
...その言葉に グッときました。
お母さんがこんなふうに思ってくれていることを
子どもが理解するのは きっとずっと後になるのだろうけど
でもこうして今 このように親から愛情を授けられている子どもは
間違いなく幸せだろうと
ボクは本当にそう思うのです。
例えば高校を卒業し 仕事や学業で県外に行ってしまうことがあるとすれば
親と子が身を寄せて過ごすことのできる時間は
人生の最初のわずかな期間ということになります。
よく考えてみれば 子どもは学校に入れば時間割の中で生活を始め
部活が始まれば友達と過ごす時間が増えていきます。
(それはそれで とっても望ましいことなのですが(笑))
だとすると
親と子が手をつなぎ 幼稚園に通い 一緒になって園生活をおくるような時間は
二度とは無いかもしれないし そして思いのほか限られていて
人生のごくわずかな時間でしかないことになります。
その幼少期に PTAという形で子どもとこうしてかかわって下さり
ありがとうございます。
夕方まで頑張って 小走りで子どもを迎いに来られるお母さん
PTAとして子どもたち全体のために頑張るお母さん
毎朝子どもを自転車にのせて公園の樹の横や町の小道を通り抜けるお母さん
「今日も元気に帰ってくるかな」とバス・ストップで子どもを待つお母さん
ときに子どもを連れながらサークル活動に集まり交友を築くお母さん
そういったいろんなお母さんの 毎日 をつなげ
ときに思いがけず 誰かのお母さんを助けていたりもする。
PTAってそんな役どころがあるんだなぁ と考えていると
やっぱり感謝の気持ちで一杯になります。
お母さん一人ひとりのご協力と時間に
子どもが 幼稚園が そしてきっと他のお母さんたちが
支えられています。
36人の 「PTAのお母さん」
1年が経つころ ちょうど藤の花が咲く今頃
時には協力 時にはちょっとした食い違いなども経験し
そして そんな一つ一つのことを乗り越え
PTAという 「ある子育ての形」 を共に経験された仲間だからこそできるつながりが
藤の蔓がお互いを支え合うようなつながりが
生れていますように。
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1年間 どうぞよろしくお願いします。