木の実幼稚園のゆかいな仲間たち

愛媛県松山市にある『木の実幼稚園』の先生たちによるBlog

飛行機に乗って

2013-05-17 16:40:22 | Weblog

ルーヴルランスをご存知ですか?


セーヌ川のほとりにあるかの有名なルーヴル美術館の別館なんだそうです。

このルーヴルランスは昨年オープンしたばかりで

今年2013年には、中東のアラブ首長国連邦にも別館が誕生するそうです。



先日、青い鳥絵画教室の片岡先生が

ニコニコしながら ある絵を園に持ってきてくれました。


見ると寒暖の色が画用紙いっぱいに散りばめられ

今にも楽しさが紙からこぼれ出しそうな絵です。



青い鳥に通う園児の絵が

この春一カ月に渡って展示されていたルーヴル美術館から戻ってきたそうです 


生命保険会社が教育振興のために主催する あるコンクールに入選した子どもたちの作品が

毎年日本を飛び出してルーヴル美術館に展示されるそうなのですが、

昨年度 園児の絵が入選を果たし この春のルーヴル行きを獲得していたんだそうです。







この絵も

園でしている廃材を利用した制作も

つい先日の母の日のパンも


なにもかもが この数年でしか生み出せないような線や形であって

それが故に尊いです。



画用紙に向かい 今日この瞬間に筆をとる子どもたちの頭と心に

どんな絵が描かれているのでしょうか...。


一つ一つが 良い記憶になっていきますように。


横顔

2013-05-10 20:44:26 | Weblog
今日は母の日のパン作りの日でした。


子どもたちが夢中になる横顔を見ていると

それだけで嬉しくなります。





母という存在を心に思い浮かべながら

扱いづらいパン生地と とっくみあいをしている横顔に

ただただ嬉しくなります。




        



みんな

「ありがとう」 が、まだ上手くは言えないかもしれないけど

お母さんのために一生懸命作っていたことを

お母さんは きっと感じてくれるよ。





良い週末を。

Happy Mothers' Day




追伸: 補助について下さったお母さん方へ


   お忙しいところ、またあいにくの雨の中

   貴重な時間を子どもたちのために割いて下さり

   本当に有り難うございました。

  (お家にどんな顔のパンが届きましたでしょうか?)


鯉のぼり と ツバメの巣

2013-05-09 13:24:07 | Weblog


5月に入り、「こどもの日」 も GW も過ぎました。

昼間に車を走らせると 車内では汗ばむくらいの温度と日差しがあり

窓をすかせて走るのがちょうどいい位の季節になりました。


青い空の下で

大きな鯉のぼりと一緒に

子どもたちが作った鯉のぼりも気持ち良さそうに泳いでいます。





季節が移り

小さな動物たちも 春を迎えているようです。

園舎の通気口の上に

去年は来なかったツバメが 巣作りを始めました。


2年前に作られていた巣の上に

もう一層 盛り土を重ねてリフォームしたようです。

親鳥が巣から飛び立ったり戻ってきたりする姿が見られ始めました。

その様子を先生たちが子どもたちに伝えていました。





そうだ

ひな鳥と言えば (...「と言えば」 というのも少しおかしいですが)

この春入園したばかりの年少さんたちも

池田先生に習って 音楽の世界に親しみ始めました。





「カスタネット」という言葉を覚えたり

楽器を奏するときの「準備の姿勢」や「休めの姿勢」をしてみたり

体を使って歌詞を表現してみたり

歌の途中でタンタンとカスタネットを鳴らしたり

音楽のヨチヨチ歩きを始めています。





さて ひな鳥が鯉のぼりのようにフワフワ気持ちよさそうに空を泳いだり

年少さんたちが音律に合わせてキレイにカスタネットを打てるようになるのは

まだ少し先かもしれませんが

その日を楽しみに

じーーーっと待ってみます。




今の彼は 大切なことを覚えはじめたばかり

2013-05-02 17:15:32 | Weblog

今朝

嬉しい (...というか)

心温まる (...というか)

ステキだな (...というか)


うーん、どれもピッタリと当てはまる言葉がないのですが

こんな言葉をぜんぶ混ぜ込めたような幸せな気持ちになる姿を見かけました。


制服を着た登園中の小さな男の子が

園の正面玄関前の小さな小さな横断歩道を

白線がたった三本しかない小さな横断歩道を

手を挙げて渡っていました。


そのほんの少し先には

そっと振り返りながら彼を見守るお母さんの姿がありました。



お母さんが 「やってみて」 と促してくれたのか

彼が自分から進んでやってみたのか


少し遠くからその姿を見かけたのでよくは解らなかったのですが


つい先日 交通安全指導の日に教わったことを


つまり

道路を渡るときには必ず止まり

左右を確認して

手を挙げて渡る


という大切な約束事を

彼がこうして今日も守れたのは

幼少期の彼の傍に居てくれるお母さんのおかげだと


最初の 『こんな言葉をぜんぶ混ぜ込めたような幸せな気持ち』 になりました。


お母さん、ありがとうございます。



一歩ずつ

一歩ずつ

大切なことを覚えて行こうね。