真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

日本語の方が良いように思う

2022年08月04日 | Weblog

最近、日常的に外来語が氾濫していて、英語に助詞をくっつけて文章を話されたらわからない人が出てくるのはわかり切ったことなのに、こういう話し方をする人が多くなった。

小池都知事の話を聞いていると、視聴者がわからないようにわざと英語を使って話しているのではないかと思う。私はこういう話し方をする人をある意味軽蔑する。日本語の語彙力がないことを公然と証明しているようなものだからだ。

ただし、使っているご本人はそんなことは全く思っていなくて、まるで日本語のように文章の中に挟んでくる外国語に私は笑う。彼女の好きな言葉は「レガシー」だ。遺産といえば良いじゃない?

私が外資企業で働いているときに、英単語まじりの話し方を無意識にしていて、姉からひどく怒られたことがある。それ以来、気をつけるようになった。

ただし、英語が日本語にならないものがあって、最近では、翻訳の中に出てきた、accessの適訳がなくて苦しんだ。アクセスと言えば良いのだが日本語に置き換えたくて、最終的には「近づく」という訳にした。

英単語をそのまま使う人の意識に、賢く見せたいと思う心や、難しい言葉や、意識高そうに見えるカタカナ語を使いたくなるのだろうと思う。実は、難しい言葉や意識高そうな言葉を使うより、簡単な言葉だけで話すほうがとても難しい。私はこういう話し方をする人は日本語の語彙力がないと判断する。

毎週翻訳をやっていると、日本語で言葉を補わないと意味が正しく伝わらない英単語も多く、私が基本としていることは、一度読んで誰もが理解できる文章に訳すことだ。

だから、難しい言葉やカタカナ語を、なるべくわかりやすい日本語に置き換えて訳す。一つの単語を数時間かけることもある。苦手な単語はLifeで、命、生活、生活の仕方、生き様、comittomentは契約、約束などだけど、私は責務と訳す。

普通に使っているカタカナ語で代表的なものは、モチベーション →やる気 (のもと)、ソリューション →こたえ、解決策、 コンセンサス→ 同意  バリュー →価値  アサイン→ 任命する  エビデンス→ 証拠  サスティナブル→ 持続可能な  ダイバーシティ→多様性  インフルエンサー→ 影響力のある人 

日本語の方がかっこいいと思いませんか?

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