真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

電動キックボードが怖い

2024年06月27日 | Weblog
電動キックボードが、昨年7月の規制緩和で免許なしで運転できるようになってから間もなく1年がたつ。車を運転していると、とにかく殿堂キックボードを見かけるのだが、自転車も恐怖だけど、電動キックボードは更に恐怖だ。

東京の乗車スポットは、直近1年間で2倍の約8千カ所以上まで急増した。電動キックボードや自転車など、小型の移動手段のシェアサービスは存在感を増しており、社会課題の解決策としても期待が膨らんでいる。 

 電動キックボードは昨年7月の改正道路交通法施行では、16歳以上なら免許なしで運転が可能になった。規制緩和による需要拡大に比例し、都心のビルなどに乗車スポットを増やし、利便性は格段に向上した。

最も多い乗車時間は10分前後で、1~2キロ程度の短距離の移動や、公共交通機関や徒歩では遠回りになる移動の代替としての需要が高く、主に通勤通学など、朝夕の時間帯に多く利用する。

 乗り物(モビリティー)を個人が所有するのでなく共有(シェア)する「シェアモビリティー」は都心だけにとどまらず、観光地でのオーバーツーリズム対策として導入する動きもある。

電動キックボードを含むシェアモビリティーは急拡大したが、免許不要のため交通ルールに違反したトラブルや事故も増えた。法的整理はまだ不十分で、専用レーンなど走行場所の整備が必要だと思う。

狭い道路を我が物顔で、猛スピードで走ってこられると接触するのでは無いかと車を運転していると恐怖を感じる。シェアモビリティーが既存移動手段と共存できる道路交通のあり方を改めて早急に検討する必要がある。

社会の必要に応じて、さまざまな新たなモノが開発され、社会に普及していくことは良いことに違いない。他方、新たなモノによって、我々の日常生活を脅かす存在にもなる。

今は情報化の時代だ。あっという間に社会に普及し、新たな問題への法整備が追いつかない状態が次から次へと起きている。


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