寺川綾選手から学ぶこと

28歳で174CMの寺川綾選手は、50メートル背泳ぎで日本新を出すなど今も進化している競泳の選手だ。寺川選手は高校２年生でオリンピックに出場した選手であり、美人スイマーとしても有名だ。通常ならこの年齢になれば引退をしているのだが、寺川選手はまだ現役選手だ。

寺川選手は、2012年4月に行われた日本選手権では、100m背泳ぎで59秒10の日本新記録で優勝してロンドンオリンピック代表に選ばれ、5月のジャパンオープン100m背泳ぎでは自身の持つ日本記録を0.02秒上回る59秒08で優勝を果たし、さらに、200mでも自己ベストの2分7秒84で優勝すると、50mでは自身の持つ日本記録を0秒02更新する27秒71で優勝を飾るなど、進化している。

2012年夏のロンドンオリンピックでは、女子100m背泳ぎ決勝で58秒83の日本新記録ならびにアジア記録で銅メダルを獲得した。自身2度目のオリンピック出場で初のメダル獲得となったのだが、美人選手でもあるため、寺川選手の話題は尽きない。

寺川選手は言う。まだ、やればやるだけベストが出る、やり方次第で年齢は余り気にすることではないと。また寺川選手は、引退する時は、自分が止めたいと思った時が止めるときだと。同年代の選手が殆ど引退しているなか、まだまだチャレンジすることが有ると言って、上を目指して頑張っているのだ。

オリンピックでメダルを獲ると言う目標を達成した今では、がつがつ練習するのでは、自分のコンディションを整えることを目標に泳ぐ日も有る等
いつも、最優先事項は何かを見極め練習をしているのだそうだ。来月の選手権にも50,100メートルに出場するそうだ。

寺川選手から、今が考える常識や世間の考え方などから自分を解放し、自分の生き方や目標を自分の気持ちに正直になって生きることが重要だということを教えてくれていると思う。

今一度、充実した人生とは何か、目標を達成するためにどのように努力をするべきかを、考えて行動することを教えてくれている様に思う。