真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

様々なストレス解消法

2013年04月24日 | Weblog
現代社会はストレス社会だ。何でもかんでもストレスで片付けてしまう傾向があることも確かで、ストレス性の鬱病を発症する人も多い。

ストレスという言葉が一般的になってきてから、その解消法も数多く登場してきた。しかし、これまでストレスに効くとされてきた習慣のなかにも怪しいものがけっこうあるそうだ。

そのひとつが、ストレス解消の定番「飲酒」だ。誰かと一緒に飲めば気分転換にもなるが、一人酒はNGだそうで、かえって、考え込んでストレスの悪循環に陥るという。でも、一滴も飲めない人はどうするの?

睡眠そのものはストレス解消に有効なのだが、寝だめはやめたほうがいいらしい。遅くとも平日の起床時間の2時間後ぐらいにとどめないと、体内時計が狂ってしまい、体はぐったり、脳はぼーっとしてしまうのだそうだ。寝て起きた後、さらに落ち込む。

もうひとつ、「ポジティブ思考」も取扱い注意がいるそうだ。楽観的に考えることも、有効な自分自身でストレスに対処する方法になりうるそうで、その経験をエネルギーにするためにも、起こってしまった問題の、いい面を探してみることだと、早稲田大学人間科学学術院教授で、認知行動療法が専門の嶋田洋徳さんは言う。

嶋田教授も言うように、ポジティブ思考はストレス対処に欠かせないが、ただしそんなポジティブ思考も、ストレスが積み重なっている「疲憊期(ひはいき)」には逆効果になることもあるらしい。自らを励ますのではなく、すぐに休養することが肝心だと言っている。

要はストレスが原因で、「こころ」が疲れていると理解すべきだと思うのが、こころの健康を保つのはそう容易なことではない。私は何事も前向きに考えられなくなっている時が、ストレスがかかっている時だと自覚しているのだが、こころの平安を常に保つのは難しいよね。

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