真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

缶切りも障子も張れない

2013年04月28日 | Weblog
今の若者は缶切りも障子の張り替えも出来ないという実験をみた。要は缶切り等を使う缶詰は食べないということだろうし、障子等は日本に住む外国人にとても人気があるのだけど、今の日本家屋では、障子がある家に住んでいないということかも知れない。

缶詰を缶切りで開けない方法で蓋を開ける方式はイージーオープン缶と言われ、1990年代から出始めたそうなのだ。一時期、つまり3.11の震災後に工場が停止して、缶切りで開ける旧来の缶詰しか生産出来ない時期があったけど、今や缶詰の90%近くがこのイージーオープン缶なのだそうだ。

だから、産まれてこのかた小学生などは缶切りなど使ったこともない。缶切りで開けられるかどうかの実験を、小学生から20年代に行った結果、缶切りの他様々な道具を置いておいたら、缶切りがどのようなものかも分からない若者が多数いた。

中にはトンカチと錐で蓋を叩き、最後にははさみで蓋を切り取った強者もいた。知らないから仕方ないことだけで、大人はビックリする。

さらに、10代から20代の若者に障子の張り替えをして貰うと、障子紙をはがす際に霧吹き紙で濡らすことや、障子糊を使うことなどを知らな若者が続出した。最も家に障子無いうちも今は多く、障子を張り替えたことも無い若者が多いのは理解出来る。

我が家にも障子が10枚くらいあり、障子紙を張り替えると部屋が明るくなるのは分かっているんだけど、張り替えが面倒なのでそのまま放ってある。シルバー人財にお願いして張り替えてもらうのも1つの方法なんだけども、日時の調整が面倒なので放ってある。

毎年張り替えるのが理想だと分かっていても、1年はあっという間で手つかずで置いてある。だから、若者を笑うことも批判することも出来ない

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