神戸の空の下で。~街角の歴史発見~

足かけ8年、150万PV突破。「近畿の史跡めぐり」のサブタイトルも、範囲が広がったために少し変更しました。

神戸・だんじりの季節(東灘)。

2006年05月03日 | ■神戸市東灘区


東灘・だんじりの季節

神戸市東灘区全域


天気のいい連休。そうだ、だんじりを見に行こう




弓弦羽神社氏子・西御影地区のだんじり。




 毎年、GWになると神戸の東灘区では勇壮なだんじりパレードが繰り広げられます。通りのどこからか鳴り物の音が聞こえてくると、何だか血が湧いてきます。こうやって伝統の行事を守り続けていただいている姿を見ると嬉しくなるのと同時に、少しうらやましく感じたりします。

 5月3日・4日は御影の弓弦羽神社のだんじりパレード。氏子である郡家上御影西御影中御影西之町中之町東之町弓場の8地区の地車(だんじり)が町曳きされます。そのうちの何台かと町で遭遇することができました。




弓弦羽神社氏子・西之町のだんじり。


弓弦羽神社氏子・中御影のだんじり。


弓弦羽神社氏子・中之町のだんじり。



 弓弦羽神社と同じ日程で5月3日・4日の2日間に渡ってだんじりが行われるのがJR甲南山手駅の北にある森稲荷神社の氏子の森地区

 壮観なのは、阪急岡本駅の南側の山手幹線一帯で5月4日の12時30分から2時間に渡って行われる本山だんじりパレードです。住吉川より東側にある9地区のだんじりが集結し、所狭しと曳き回しが行われます。また、5月5日の朝10時30分から行われる本住吉神社での7地区のだんじりの宮出しと、18時30分頃から行われる宮入りも迫力があって間違いなくお勧めです。






 5月4日・5日の2日間に渡ってだんじりが行われるのが、本住吉神社の氏子である岡本野寄山田西吉田住之江呉田茶屋地区のだんじり、保久良神社の氏子である中野小路北畑田辺地区のだんじり、三王神社の氏子である田中地区のだんじり、魚崎八幡神社の氏子である魚崎地区のだんじり、横屋八幡神社の氏子の横屋地区のだんじりなどです。




だんじり2日目、本宮を迎えた本住吉神社。露店もたくさん出ます



 だんじり巡行が行われる本住吉神社の例大祭は、もともと旧暦の6月末日に行われていたのですが、明治時代に入ってから太陽暦への変更に伴って5月12・13日になりました。その後、1967(昭和42)年より祝日に合わせて5月4・5日の開催に変更されて現在に至ります。




本住吉神社の宮本である西区のだんじり。



本住吉神社氏子・山田区のだんじり。



本住吉神社氏子・住之江区のだんじり。
宮入りの時には一番多くの人だかりが出来ていました。




本住吉神社氏子・吉田区のだんじり。前後の飾り幕を新調しました



本住吉神社氏子・茶屋区のだんじり。



本住吉神社氏子・空区のだんじり。住吉で作られた最古の地車だそうです。



呉田区のだんじり。宮入りの瞬間です。



 例大祭の神事が朝10時から行われた後、10時半すぎから本住吉神社より出発(宮出し)。1日中住吉地区を練り歩いた全7地区のだんじりは、18時30分から再び本住吉神社に戻ってきます(宮入り)。

 宮入りの順番は決まっていて、神社に近い地区から順番に宮入りをします。西区茶屋区吉田区空区山田区住之江区呉田区の順番です。





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