神戸の空の下で。~街角の歴史発見~

足かけ8年、150万PV突破。「近畿の史跡めぐり」のサブタイトルも、範囲が広がったために少し変更しました。

叡山文庫と御殿馬場の紅葉。

2005年11月20日 | ◆滋賀県
日吉大社の近くに「滋賀院門跡」があります。

ここは江戸時代まで延暦寺トップである天台座主が住まわれていた屋敷です。週末しか公開されていないため、木曜日に行った僕は中に入れませんでしたが、この滋賀院門跡の「勅使門」からまっすぐに伸びる「御殿場場」の紅葉がきれいだったので思わず撮ってしまいました。

この道の脇には「叡山文庫」といわれる、比叡山の書庫とも言うべきところがあり、貴重な資料が多数保管されています。実は、自分の姓が滋賀のこのあたりからきているんじゃないかということで調べてみようと、思い切ってはいってみました。

あとから聞くと、一週間以上前にアポをとらないといけないだとか、延暦寺の住職さんの推薦状がいるだとか、いろいろ手続きをしなければならないそうなのですが、そこは素人の無鉄砲なところでいきなり事務所に行ってしまいました

当然怪訝な顔をされたんですが、理由を言って「ぜひ調べたい」というとOKがでました(ホッ)

身分証を見せたり書類に記入したりと手続きがあったんですが、貴重な文献を見させてもらい、ほんとにいい体験ができました。江戸時代の巻物なんか見るときには手が震えました

みなさんが訪れるときは、所定の手続きを踏んでから行かれたほうがいいと思います。変な汗をかかずにすみますから



※写真は御殿馬場の紅葉。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。