神戸の空の下で。~街角の歴史発見~

足かけ8年、150万PV突破。「近畿の史跡めぐり」のサブタイトルも、範囲が広がったために少し変更しました。

神戸・東尻池長田神社。

2007年05月08日 | ■神戸市長田区
家内安全

東尻池長田神社

(ひがししりいけながたじんじゃ)
神戸市長田区東尻池町2-5-9



民家脇の砂利道の奥に祠が鎮座しています。


〔御祭神〕
事代主命
(ことしろぬしのみこと)



 国道2号線の東尻池交差点の北西の住宅街の中に、長田神社と同じ事代主命を祀る小さな祠があります。ここ東尻池長田神社は民家の敷地の中にあり、普通に歩いているだけではついつい見過ごしてしまうほどの小さなお社ですが、「チリンさん」という呼び名で地域の人々の崇敬を集めています。




閉じられた木戸の向こうに社殿が鎮座しています。
14坪ほどの小さなお社です。



 東尻池長田神社は、はっきりとした創建時期は不明ですが、400年以上の歴史を持つと考えられています。その昔、旧東尻池村には長田神社の御旅所があったそうで、その関係から村の名家であった宗國家長田神社より事代主命を勧請して自らの屋敷の中に祀ったのが始まりとされています。明治の頃には26坪の敷地を持っていたとの記録が残されており、1915(大正4)年の大正天皇の御即位の御大典の際には、これを記念して石灯篭が建立されました。




阪神淡路大震災で被害を受けましたが、無事修復されました。




アクセス
・JR神戸線「新長田駅」下車、南東へ徒歩15分
・神戸市バス3・81・85系統「東尻池2丁目」バス停下車、西へ徒歩2分
 東尻池長田神社地図 Copyright (C) 2000-2006 ZENRIN DataCom CO.,LTD. All Rights Reserved.

拝観料
・無料

拝観時間
・常時開放(民家の奥ですので夜はご遠慮ください)

神戸の神社
兵庫県神社庁神戸市支部
神戸新聞出版センター

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