ええ、さて、唐突で恐縮ですが、ご紹介をば。
星海社さん、という出版社があります。
星海社さんは、
「20代・30代――ジセダイのための教養」という
コンセプトで新書を出版されていて、
書店でも、かなり話題になっております。
ええ、
星海社新書の最新刊は、とチェックをしてみると
『欲情の文法』。
官能小説界の巨匠 睦月影郎先生が
そのノウハウと哲学を一挙公開!!
……。
ちょっと、刺激の強いスタートではありますが、
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』
『世界一退屈な授業』
『面接ではウソをつけ』
『「やめること」からはじめなさい』
と、面白そうなタイトルが並びます。
アマゾンをチェックしますと、ビジネス系の新書として
ものすごく売れています。
私の専攻から興味深いのはこれですね。
安田峰俊先生の『独裁者の教養』
悪の親玉としてイメージされがちな「独裁者」たちは、
若い頃にいかなる知識や価値観、思想などの「教養」を
得て、それをどう国家支配に反映させたのか、
それらを考察したのがこの本だ。
……筆者は、
独裁者がいる社会を等身大で体験するため、
中国雲南省奥地の「秘境」に足を踏み入れた。
ぜひ、みなさまもご一読を。
さて、なぜ星海社さんか、といいますと、
星海社さんは、「ジセダイ」というwebページを開設されておりまして、
その中で、
「ザ・ジセダイ教官」というコーナーがあります。
(本日更新されました)
これは、ジセダイ編集部のみなさんの若い世代の研究者へのインタビューを通して、
各専攻の学問分野の面白さを紹介する、というコーナーでございます。
そして、その第一回が、私の回ということでございまして、
ご紹介させて頂いた次第です。
編集部のみなさん、知的好奇心に溢れた方々で、
まじめにお話しを聞いて下さり、楽しいインタビューでした。
ええと、自分で読み直してみますと、
中学の頃から司法試験を受けようとして、
計画的に勉強していたのだが、
その割に、大学入学後、司法試験の勉強がつまらないという
しょうもない理由で、あっさりと研究者志望に転身してしまった、
と、実話ですが、我ながら、良くわからんキャラクターです。
そうそう、スクリーンショットには、
ブログに紹介した動物カレンダーのお尻の部分が!!!!!
……。
とまあ、初回登場の憲法学者の先生は、ちょっと変なキャラクターですが、
今後、各分野の若きエキスパートが連なり
大変興味深いシリーズになって行くと伺っております。
(私も、各分野の若い先生のお話しがきけるというのは、すごく楽しみです)
というわけで、
ぜひ、「ザ・ジセダイ教官」コーナー、覚えて頂ければ幸いです。